火曜日は歓迎会だったので、1回戦を見る事が出来なかった。胸をすくような快勝だった。そして昨日、水曜日の晩は早めに帰って来て2回戦を見た。結果的には負けたのだけれど、勝負を分けた場面があった。
ゲーム前半は、前日の勢いをそのまま持ち込んで押せ押せで2点先制。
読売の反撃。1死1塁でバッターは投手の工藤。送りバントを試みるが結果は最悪。今日2度目のバント失敗からダブルプレーでチェンジ!!
その嫌〜な空気をモロに背負いながら、工藤はその裏のマウンドに登る。バッターは3番のシーツ。これはまた押せ押せムードかと思ったのだけれど、当たっているクリーンナップは工藤に3者凡退に抑えられてしまうのだ。並の投手ならきっと連打を喰らわせていただろう。しかし、ここをキッチリ抑えた。
そしてその裏から読売打線に井川がつかまり、逆転を喰らってしまう。阪神のリリーフ陣もいいピッチングをするのだけれど、試合の流れは一回も阪神に戻って来なかった。

思えば、漠然と自分より年上だと思っていたプロ野球選手。しかし、いまや年上の野球選手は数えるだけとなってしまった。工藤はその一人だ。好き嫌いは別として、昨日は「敵ながらあっぱれ」というところかな。

今日は頑張れタイガース!