この週末、日本橋の高島屋に行く用があったもので、以前地下にポワラーヌのパンが売っていたなと思って地下を巡っていたら売ってました。広い階段を下りて左のアルカンという店の一角にある。
ドリアンが休業になり、ミッシュ欠乏症になって久しく、かと言って都内でドリアンを超えるパンには出会うことは無く、そしたら一度本場を食べてみても良かろうというわけ。
このパン、週に一回フランスから空輸されるとのこと。
値段はビックリする程高い。1/4で1700円程度。ホールで5000円を超える。勿論、常用は出来ないぞ。それでもせっかくだから買ってみることにした。
原材料もシンプル。いいですな。
冷蔵庫での保存を奨めている。
家に帰って空けてみた。おお、いい切り口。しかしミッシュそっくり。さすがドリアンの田村さんが目指していたパンだけある。
少し塩が強く感じるけれども、食べ進むとその奥底にある独特の風味が病み付きになってくる。ただやはり空輸で少し時間が経っていることもあって、ドリアンのミッシュのような鮮烈なものは感じられなかった。
やはりドリアンって凄いのだ。
鶏胸肉でミラノ風カツレツを作って食べた。こういう料理にも良く合う。
チェダーヴィンテージにも良く合う。
そしてビールにもワインにも良く合う。
これが毎日食べても飽きない食事パン、ドリアンが目指しているものなのだと感慨深くなった。