今年は管理職登用試験を受けなくてはならないということもあり、
最近は少しは社内規定や決算報告、あるいは社内の通告なんかをしっかり読むようにしている。
読んでいて思うのは、ここ最近、何かにけて危機管理については厳しく言われるようになったことだ。
個人情報保護法もそうだけれど、考えてみると個人情報も、今や法で守らないと守れない。そう思うとゾッとするような世の中だ。

会社などの法人では、リスクマネージメントなんて言葉は良く聞かれる。
これも、例えば一人の従業員の不用意な行動が、会社経営を危機に陥れることもあるから、会社側としたらマネージメント(管理)という観念が出てくるのだ。

そして、我々、下っ端の従業員にも通告が回ってきたりする。
まあ、内容として一貫しているのが、「危ないものには近寄るな」ということだ。
「近寄るな」ということは、逆に考えると「近寄らせるな」「スキを見せるな」ということだ。

簡単な例としては、
どこで調べたのか、変な勧誘の電話が会社に掛かってくる場合も良くあるけれど、そんな時も「最初にキッパリ」断ることが重要なのだと書いてある。
訪問販売の場合、キッパリと断られた場合、再び強引に勧誘することが出来ない。(訪問販売法)
それを、「今、就業時間中だから、困ります」のような回答をしてしまうと、
「なら、就業時間が終わってから話を聞いて下さい」という一手を相手に与えてしまう。
何しろ相手はプロだ。まともに話をして勝てるわけが無い。
しかしプロ故に、最初にキッパリと断れば「次に行こう」となり、しつこく勧誘されることはない。

話がそれたけれども、
今まで積み上げて来たものが、一つの災害やミスで全てを失ってしまうことがあるのでしっかりと管理しなくてはならないということだ。
なので、時には危ないものをバッサリ切り捨てることも必要なことなのだと思う。

これらは組織においての話なんだけれども、今の世の中、もちろん一般家庭においても、あるいは、個人においても当てはまることなのだろうと思う。