広島銀行の駐車場に、昔から変な看板がある。
「パンク修理中の強盗に注意!」のような内容の看板だ。
7年前に広島に来たときは「変な看板だなあ…」と思ったのだけれど、今の時代では充分ありえることだ。
広島銀行は先見の明があったのか? それとも広島では、そういう犯罪が多かったのか??
手口からすると予めわざとターゲット車の右後ろタイヤをパンクさせておく。
大概のひとは、パンクに気づいたとしても、トランクだけでは無く車室のキーも開けるだろう。そして財布などが入ったバッグを無造作に助手席に投げてから、トランクをゴソゴソしてタイヤの交換をするだろう。
そのスキを狙ってバッグを盗むという手口か。集中ドアロックだから助手席側のドアのキーも開いているし。
う〜ん。

「当たり屋」というのは以前からいる。これは2台グルになってターゲットの車を前後で挟む。そして後ろから煽って、前の車がエンブレ+サイドブレーキ(ブレーキランプは点かない)で停止し、わざと追突させる。

最近はこの手の犯罪もまた進化しているようだ。
まず、後ろからターゲットの車に追突する。当然ターゲットの車のドライバーは、飛び出してきて怒鳴りかかってくる。勿論、エンジンは掛けっ放しだ。
そして、車の外で、
「どないしてくれんねん」
「いや〜すいません」
なんてやり取りをしている間に、もう一人のグルの人間が、ターゲット車を運転して持っていってしまう。勿論、その場に残された「ぶつけた人」もその後の対応は慣れたものなのだろう。

なんと単純な手口!
しかし、ちょっとしたことでキーを付けっ放しで車を離れる人は結構多いのだ。自分もこれを聞いたとき、引っかかる人は多いだろうなと思った。
とにかくプロが考えることというのは、凡人の考え及ばぬところなのかもしれない。こうやって書いている間にも、次の手口がイロイロと出てくるのだろうしね。

以前から、少しでも車を離れるときはキーを抜いておく癖をつけている。車上あらしの件もあるし。車上あらしも社内の見えるところに金目のものを置かないなど、狙われないためにイロイロと対策をしなくてはならない。

まあ、うちのpunto君には、そんな金目のものはありませんけど。
もし載っていたとしても、一番高い物は、使い古したティエラかなあ。