先週から家の中の大改造に取り組んでいる。
大改造といっても単なる模様替えだけれども、くたびれた大きなソファーも捨てて、配置換えも大胆に行って、部屋の中がだいぶん広く明るくなった。
大まかな所は終わって小さな所に着手すると、家の奥からシンセ関係の機材がいっぱい出てきた。

機材1これらは、音源・エフェクター・リズムマシンなどの機材。勿論、これれらが含まれたオールインワンシンセは持っていた(KORGのX3)が、やはりオールインワンというのは、「全てが出来る」が故に「全てが中途半端」なのだ。よって、使っていくにしたがってイロイロと買い足していくことになった。

右上はALESISのリズムマシン。やはりドラムの音は専用機の方がいい。音の迫力が全然違う。ど真ん中に映っているのは、コルグのiHと言って声をイロイロと変化させることが出来る。所謂YMOの「トキオ〜」とかアジアの純真/パフィーの「ペキンベルリン…」で使われたボコーダーのような効果を狙って買ったのだけれど、中途半端な機材で、他のエフェクターと組み合わせないといい音が得られなかった。
他、右下の黒いのがオルガン専用の音源のMICRO B。これもそれなりに存在感がある生々しいハモンドオルガンの音はするが、エフェクターを通さないと良い音が得られなかった。やっぱりオルガンを買えばよかったと後悔したものだけど。
しかし、特に音の変化があったのがやはりエフェクター類だ。これらは音にイロイロな効果を加えて音を変化させる機材だ。やはりシンセ内臓のエフェクターよりも、外付けのエフェクターの方が段違いに効果が高いというのを認識させられた。そんなに高いエフェクターは買うことが出来なかったが…。
こうやって機材は増えていったのだ。


機材2足元右奥が、TEACのMTR(マルチトラックレコーダー)。カセットテープを使って、マルチトラック(4トラック)録音が出来る。マルチトラックというのは、例えば、歌とピアノとギターとドラムの音を別々のトラックに録音することを言う。こうすれば、後で歌だけやり直しが出来るし、一人何役を演じることもできる。しかし、実際は、1トラックをMIDIシーケンサー(デジタル楽器)の同期信号に取られてしまうので、3トラックしか使えない。その後、パソコンを買ってHDDマルチレコーダーのソフトも買ったので使用しなくなった。(このソフト類は今のPCでは使えないが) やっぱりカセットテープは音が悪いしね。でも使い勝手は良かった。さすがTEACと思ったものだ。
手前側はペダル関係。ペダルで音色を変えたり音量を調節したり。大したテクニックも無いくせにイッパシに格好つけたものだ。ここには映っていないが、もうひとつ豪華で重厚なフットペダルを持っていたなあ。一番手前の茶色いのはコルグG4。オルガン用のエフェクターだ。ロータリースピーカーのシュミレーターということで、ナカナカいい音を鳴らしてくれた。


機材3ミキサー奥の鍵盤はデータ入力用。ヤマハのQY−20というシーケンサーと相性ピッタリで、結構使い勝手が良かった。勿論、実際の鍵盤としても使用できる。
手前二つはミキサー。右側が有名なマッキーの一番小さいタイプ。憧れのマッキーがモデルチェンジ前の特価で買うことができたのだ。やっぱりイロイロ機材を繋いで行くとミキサーは良い物が欲しくなるし、このミキサーに変えたらやっぱり全体的に音が良くなったのを覚えている。
その前から使っていたのが左の河合楽器のミキサー。現在はミキサーを作っていないけど。これもリバーブ(マイクに掛けるエコー)が内臓されていて使いやすかった。
エフェクターが足らない時など重宝したものだ。勿論、マッキーを購入してからも、サブのミキサーとして使っていた。


機材5KORGコルグのシンセサイザーProphecy。自身3台目のシンセだ。あえてモノフォニック(同時に1音しか出ない)という所が気に入って一時金をつぎ込んで購入した。バンドの中に入っても存在感のある音が出したい!といったところか。確かに存在感はあったけど、やっぱり音が軽く、かつてのビンテージシンセのような深い音は出なかった。音色をプログラムしていく作業は、水彩絵具を混ぜて色を作っていくのと似た趣きがあって、やりすぎるとドドメ色になって取り返しが付かなくなってしまう。そんな作業をひたすら繰り返したのを思い出した。
中でもベースの音はナカナカ良かったので、宅録ではひたすらベース用として使っていた。


機材6ゼンハイザーそしてこれ。ドイツのゼンハイザーというメーカーのHD414というヘッドホンだ。これは中学生の時に買ってもらった。当時、テレビ局でも良く使われていたので、見かけた方も多いだろう。と言っても、本当は、イヤーマフの部分にでっかくて黄色いスポンジが付く。サスガにボロボロになってしまったが。もうユニットがダメになってしまい、音が出なくなったので、この写真を最後に処分することにした。本当に長い間働いてくれた。プロが認めた信頼性ということか。



これらの機材、勿論、PSE法で騒がれているビンテージ楽器というほど高尚なものでもないし、だからと言ってPSEの適用は逃れられない。(これはグレー解決の方向だが) 
でも、今回は部屋の奥にちょっと収納する場所が出来たから、ヘッドホンを除いて処分しないことにした。ほとんど全てが独身時代に購入して使用していたものだ。なので、5年以上は使用していないことになる。

ただ、今後音楽活動を再開したにせよ、ここまでの機材を駆使してやろうとは思わない。何しろこれらを並べて結線するだけで半日は掛かるだろう。まずは電源。これがほとんどACアダプター使用なので、幾つものACアダプターがゴロゴロしてしまう。そしてシールド(音声信号)。更にMIDI(デジタル信号)。これらが各機材に正しく美しく接続してなくてはならない。なのでテプラ等でのマーキングは必須だ。それはそれは大変な作業となる。なのでどれを残すか、いずれ精選しなくてはなるまい。

結局機材はあくまでも機材。やっぱりプレーヤーの技量が物を言うのだと思う。機材が完全にカバーしてくれるわけではない。なので、しっかりピアノの基礎練習などもしたいと思う。やっぱり自分に欠けているのはそこだと思うから。

あと、ウクレレと、ブルースハープ4つと、結婚した時にバンドメンバーから頂いたバンドネオン…。練習しないとなあ…。