交差点以前、「kuma traffic」という自らのホームページで、自分で作った鉄道模型レイアウトを紹介していた。(現在は閉鎖)
しばらく鉄道模型も活動休止状態であったのだけれど、部屋もキレイになってきたことだし、以前作った路面電車レイアウトを解体して、新しい路面電車レイアウトを作ることにした。今日は雨だし、阪神−広島を見ながらその案を考えることにした。

上面図サイズはA2サイズ(420mm×594mm)。画材用のパネルを使おうという魂胆だ。なのでA3サイズの紙を2枚敷いて線路や建物を少し並べてみた。このくらいの大きさならば簡単に持って移動も出来るし、飾っておくことも出来そうだ。これより小さくなると「街の中を走る情景」を再現するのが難しくなってくる。
線路はBトレインショーティー用の線路。曲線半径100mm。MODEMOの路面電車やトミックスのベルニナ号はどは充分クリアできる。ただ複線を組もうとすると、規格の線路だけではダメなので、レールの切断が必ず必要になる。ちょっと面倒クサイけど仕方ない。複線間隔は標準的な25mmで行こうと思う。そうすればそのまま同社の路面電車用敷石が使用できるから。

全景普通こういう小さいレイアウトだと、外周に線路を持ってきて中央に建物を配置するようなプランが多い。しかし、今回どうしても併用軌道の両側に建物がある風景を作ってみたかったので、このような線路配置にすることにして、更に3方に建物があるT字路を再現することにした、こうすると必然的に直線は短くなるのだが、まあ充分だろう。外周に線路を持ってきた場合、敷地外に細長いパネルの上に建物を並べて置くという手があるが、あまり面倒なことは避けることにした。

旧レイアウトこれがかつて作ったレイアウト。スペースは、900mm×600mmだ。これの外周に線路を敷設して中央に建物を固めたプラン。曲線半径はKATOの216mm。直線にTOMIXのレールを使ったり、道床を切り詰めて複線間隔を21mmまでした。当時フレキシブルレールを使うのが面倒だと思ったのだけれど、今思えば道床を切り詰める方が面倒だ。そんなに苦労して作った軌道だけれど、併用軌道を上手く作ることができず、走行性能もいまひとつだった。そして何より、900mm×600mmというサイズは、賃貸マンションに置いておくにはデカイ。なので建物などを取り除いて大型ゴミ行きさせることにした。


アタッシュ中身これは、A3サイズのパネルにミニレイアウトを作って、アタッシュケースの中に収めたものだ。駅は、マッチ棒の軸で自作してみた。池はレジンを流し込んだのだけど、カラーパウダーが飛び散ってしまい、アオコが発生したようになってしまった(残念!)。
曲線半径は140mm。KATOのフレキシブルレール+PECOの小型ポイントを使用した。これを作成して、フレキシブルレールも丁寧に曲げていけば、急カーブでも充分敷設できることが分かった。このレイアウトの走行性能はナカナカいい。以前、ガラスの里のオープンギャラリーでも展示した(それもあって駅がマッチ棒なのだが)。
今回作成を始める路面電車レイアウトは、丁度これの倍のサイズということになる。ゆっくりと取り掛かろうと思う。

アタッシュ駅アタッシュ