20a4c615.JPG今日、本屋で立ち読みをしている時に目に留まった本。買ってしまった。
徳大寺といえば「間違いだらけの車選び」で大成功した評論家だ。別に大ファンというわけでもないし、次の車はもう決まっているのだから、買わなくても良かったのかもしれない。
が、カミさんが車に興味を持つ本としては最適だと思って買うことにした。
昔、車選びといえば、排気量の大小が一番重要だった。トヨタが構築した日本社会に合ったラインナップ。

・貧乏な学生はリッターカー(スターレットなど)。
・会社に入って結婚したら1300〜1500ccのカローラ。
・30代になって子供が大きくなってきたら1500〜1800ccのコロナ。
・40代になって管理職になったら2000ccのマーク供

そして皆「いつかはクラウン」と言ったストーリーだ。

今はこれがミニヴァンになってしまった。
ポルテ→シエンタ→ノア→エスティマ→アルファードと言った感じか。

また、バブル期は車の性能競争となった。エンジンの出力やら、形式(直6やらV6やら、ツインカムやら1カム4バルブやら)。あるいはゼロヨン(加速性能)の数字、サスペンションの形式(ストラットやらダブルウイッシュボーンやらマルチリンクやら)などが重要だった。
車雑誌もやれハンドリングやら加速感やらを一生懸命書いていたし、強くて速い車が大いにもてはやされた。今はミニヴァン全盛期だから少しは車選びも変わっているかもしれない。重視されるのは室内スペースとシートアレンジだろうか。

この本は、そういう観点からは少し外れていて、車の持っているキャラクターや佇まい、使いやすさを主に書いてある。そういう意味では、読み物としても面白いのだ。

「時代はコンパクトカーを求めている」

コンパクトカーはやはり面白い。この本を読んで確信した。