パンダ試乗1先週、車のディーラーを回って、ある程度フィアット・プント・カブリオの後釜選びに対して結論を出した。出した結論は、やっぱりパンダだ。しかし、パンダは以前4×4を試乗した時、室内の狭さから諦めていた。でも、もう一度、それをチェックしようということになったのだ。
以前乗ったのは、フィアット・NEWパンダ4×4。左ハンドル5MTだ。これはAT限定免許のカミさんはアウト。なので、今度はFFのパンダ(5セミAT)を試乗してみようという話。先日ディーラー(アレーゼ広島)に電話して、試乗車を用意してもらった。
朝からアレーゼ広島に向かう。

「○○さ〜ん、1時間でも2時間でも乗っちゃってください(広島弁)」

ということで、赤パンダと共に、小雨の中、プチドライブに出かけたのであった。

商工センターから廿日市方面へ。広島では珍しく、環七のような立体交差のアップダウンが続く軽快に飛ばせる道だ。排気量は1240cc。たった60馬力しかないのにとても良く走る。2300mmという狭いホイールベースから、路面が荒れてるとピョコピョコ跳ねるのだけど、それも何となく心地いい。プントで得られていた人車一体というのが、このパンダでも得られることが確認できてよかった。視界もいいし取り回しも良好。スペースも二人で乗る分には全く申し分ない。後ろの席も別に乗れないことは無い。何より乗っている時の雰囲気が何とも明るくていいのだ。思わず二人して笑ってしまった。
そして、この小さい車で明るくブンブン走るのが異様に楽しいことに気がついた。プント・カブリオも小さい車だったけれど、多少大きさには余裕があったような気がするし、思えば1.2L(60PS)のエンジン+スバルECVTの組み合わせは非常に非力だった。パンダのファイアエンジンは、排気量と出力はプント・カブリオと同じだが、トルクが少し強化されているのと、やはり乾板クラッチのダイレクト感によるものも大きいと思う。
(ATモード付5速シーケンシャルトランスミッション「デュアロジック」搭載)

廿日市から宮島街道へ。わざと渋滞の列に着く。デュアロジックがたまにギクシャクするけど、まあ問題なかろう。スムースに走りたければ、マニュアルモードでギアチェンジ。面倒臭ければATモードを選べば良さそうだ。

パンダ試乗3屋根付きの駐車場に入って、室内などのチェック。後席を倒すと、広大なスペースが現れるとカタログには書いてあったが、まあこんなものだ(笑)。
リアハッチから前席のシートバックまで120〜130cm程度。
トランク部の幅は100cmくらい。
後席を倒した時の室内高さが80cm程度。
元々、プントカブリオでキャンプに行っていた我々にしてみれば、これだけあれば充分だ。それに何と言っても、この車はルーフボックスを取り付けることができる。上級グレードは、リアシートも左右分割式だ。だから子供が出来ても小さいうちは充分対応できるだろう。
そう結論付けることにした。

パンダ試乗2スタイルは申し分ない。現行車種でこんなカッコ良くてバランスの取れた小型車は他にない。国内外見渡しても群を抜いていると思う。(勿論多分に好みもある)
歴史に残る名車である「旧パンダ」が好きな方は「こんなのパンダじゃない」と言うかもしれないけど、自分はそんなの気にしない。カッコイイ小型車が、たまたまパンダの名前を引き継いで冠してるのだ。勿論、パンダという名前を引き継いでいるのも光栄だし、非常にいいと思っている。

我々夫婦の最近のテーマは「シンプルライフ」。まさにこのテーマにピッタリの車がフィアットNEWパンダだと思うので、パンダを購入することに決めた。
プント君とのお別れは悲しいけれど、このパンダ君となら、楽しい生活を送っていくことが出来そうだ。

その後、色々とディーラーさんとも話し合い、交渉もした(好条件を出してくれた)。
結果、Fiat New Panda-Plus、色はバニラ・イエローにすることにした。やはり「オープンカー気分を少しでも」ということで、サンルーフ(スカイドームと呼ぶ)は欲しい。

…そんなこんなで、車選びはあっという間に終わってしまったのであった。
我々らしいといえば我々らしいけど。