お好み完成私めが広島に来てから、もう8年になる。カミさんも5年になる。
せっかく広島市民になったのだから、以前からやろうと思っていたことがあった。
それは「お好み焼き」を家で作ることだ。
昨晩「結婚できない男」とかいうドラマ(これが面白いんだ)で、お好み焼き(関西風だったけど)を食べているシーンがあって、カミさんが「やってみよう」と言い出したのが始まり。
おたふくソースのチラシを参考に、あるいは8年間、色々な店で見た焼き方を思い出しながら焼いてみた。サスガに最初だから上手くいかない部分はあったけど、実に美味しく出来た。

お好み焼く途中広島で「お好み焼き」「お好み」と言ったら、こういうお好み焼きをいう。お店に食べに行くと「もんじゃ焼き」や「関西風」のように自分で焼くのではなく、お店の人が焼いてくれるスタイルだ。なので今まで「お好み焼き」を自分で焼いたことが無かった。
東京に帰れば、こういうお好み焼きは「広島風お好み焼き」ということになるのだろうし、おたふくソースのチラシには「広島流」と書いてあって、こちらの方は「広島風」と呼ばれるのを嫌うようだ。ヨソ者からしたら「広島風」でも「広島流」でも、どちらでも宜しいのではと思ってしまうのだけれど。広島でも店によって焼き方や味にもカナリ違いがあるし。ただ、ネイティブの方にしてみたら色々とコダワリもあるのだろうし、郷に入れば郷に従えということか。

とにかく、「もんじゃ焼き」や、「関西風」に比べて、焼く時に緊張するシーンはあるけれど(ひっくり返す時)、臆せずひっくり返せばどうにかなるものだと思った。多少崩れても修正が効くし。
今までは、この手のものを家でやるとしたら、「もんじゃ焼き」が圧倒的に多かった。けど、今度からは「お好み焼き」のバリエーションが加わった。
色々と工夫や改善が必要な部分がありそうで面白そうだ。何より家で作っても美味しいものなのだということが解って良かった。