今日で9月も終わり。9月は期末。今期も大きな失敗もなく(?)、無難に業務終了して期末を迎えた思う。でも、何かいつもの期末と少しだけ気分が違う。

実は、4月から今年の新人君の教育係をやっていた。「もうオマエしかおらん」と消去法的に自分のところにお役が回ってきたのだ(笑)。正直、新人を教えられるほど自分は立派な社会人だとは思っていないし、とても面倒な仕事だと思ったけれど、やって損は無いだろうというより、何か自分にもプラスになればと思って引き受けた。(というか引き受けざるを得ないような感じだったけど)
まあ、こんな機会も滅多に無いと思えば、やらないよりはやっておいた方が得だという考え方もあるし。

最初は気負いもあった。張り切り過ぎかなと思うこともあった。
しかし今の若い子は…というか、今回の新人君は、どちらかというと大人しい方なのだけれど、凄く聞き分けもいいし、物覚えが非常に速い。おまけに意欲もある。なので「親は無くとも子は育つ」的に、向こうから聞かれるまではイチイチ言わないように放任することにした。
それでも何とかなるものだ(笑)。職場の環境がいい所為もあるけど、上司も同僚も仕事仲間も非常に良くフォローしてくれた。やはり大事なのは人間関係なのだな。
感謝!

10月からは彼の仕事も増えてくる。今まではどちらかと言うとベッタリと言った感じだったから、これからは接する機会は減ってくるだろう。一応、教育担当の期間は1年なんだけれどね。

最後の半年で伝えたいこと。それは何事においても「感性」が大事だということだ。あまりにも抽象的過ぎるかもしれないけれど、プライベートにおいても仕事においても「感性」は重要なのだ。あらゆる事柄に対して、細かいことも敏感に感じ取ることができるようになり、それに対して考え行動することができれば、きっといい仕事ができるだろう。

勿論、人生を楽しむ上で「感性」は重要だと思う。これも感覚的なものかもしれないけど、キャンプを始めるようになって、この「感性」が研ぎ澄まされたような気がするのだ。いつも行っている大鬼谷オートキャンプ場では、所謂オートキャンプでも、充分、自然の美しさであるとか、細かい変化であるとか、そういったものを感じ取ることが出来る。大鬼谷ではいつも、少し「生き返った」ような気分で、体も心もリフレッシュされて帰ってくるのだ。

新人君も、私めが休み取ってキャンプに行った後、生き生きとして出勤する様子から、少しはキャンプに興味を持っているようだ。
いいことだ(笑)。