February 05, 2007

第10回広島県雪合戦大会観戦記

雪合戦タイトル今年で第10回を迎えるという広島県雪合戦大会
開催される広島県庄原市高野町は、大鬼谷オートキャンプ場がある。即ち、いつもキャンプでお世話になっている土地だ。しかも絶好の雪中キャンプシーズンということで、この時はキャンプに行って雪合戦を見ようかね・・・なんてずっとカミさんと話をしていた。
そして、私めとカミさんの仕事や体調も何とか都合がつき、2月3日・4日と雪中キャンプを兼ねて観戦することにした。一般、レディース、ジュニア合わせて約70チームが出場するこの大会。各チームの選手、ご家族、関係者の方だけでも大変な人数となるので、場内も活気があったし、各種イベントや、地元名産品、及び、たこ焼き・お好み焼きなどの出店など、かなり賑やかな催しだった。

雪合戦出店今回は、そんな中、「一観客」として、この雪合戦大会を楽しんだ。「一観客」として観に行くきっかけは、秋に青才りんご園の奥様から、雪合戦の面白さを聞かされていたからだ。
ご自身も「美異茄子」というチームで出場されているというお話と、なんと、いつも大鬼谷オートキャンプ場のお2人も出場されているという。
しかも、第一回目・第二回目大会で優勝し、全国大会でも3位(!)に入賞する成績で功績を残した「チーム’96」というチームに属する方と、昨年の広島県大会で2位に入賞した「赤い彗星」(!!)というチームに属している方のお2人だ。(「赤い彗星」は今年の芸北大会で優勝している)
そして「美異茄子」は昨年のレディースの優勝チームだ。

他にも、楽しいお話をイロイロと聞かされて、すっかり乗せられてしまった我々・・・。
これは見に行かねばなるまい・・・。



エキシビジョンマッチ2月3日の土曜日は予選リーグ。「赤い彗星」も「美異茄子」も出場は無かったが、雪合戦がどういうものか、あるいは会場の様子を見るべく、キャンプ場から会場に向かった。コートは6面あって、思いのほか活気がある様子が見て取れたし、雪合戦のルールや戦術なども段々解ってきた。数試合を観戦してキャンプ場へ戻る。
そして、2月4日(日)。まずはエキシビジョンマッチ。「チーム’96(←)」の登場だ。せっかくだから雄姿を・・・と思ったが、雪合戦の動きは非常に速い。一般デジカメではナカナカいいシーンが撮れない。

TEAM96土曜日の予選リーグでもそう思ったが、この激しい動きを、一般のデジカメで捕らえるのは無理だ。せめて三脚+連写でも使わないと・・・。ということで佇んでいる姿を。この写真は、2セット目開始時点の姿を望遠で狙った写真。この後、アグレッシブな攻撃を仕掛けてるのだが、あっという間にアウトになってしまう(残念!)。でも、攻撃を仕掛ける姿はスピード感があって、実にカッコ良かった。その動きが速すぎて、カメラに収められなかったのが申し訳ないです。。。ということで。
選手が手に持っているのは、雪球でなくて室内用の競技球だ。試合終了後、試合に使った競技球を選手たちがギャラリーに投げてくれた。運良くひとつ受け取ることが出来たので、記念に持って帰ることにした。

赤い彗星1いよいよ準決勝リーグ。「赤い彗星」の出場だ。全員赤いコスチュームで決まっているし、予選リーグで見たメンバーよりもガタイもいいし、雪の上に立つ姿からして明らかに強そう。
チーム名の由来は、ここで言うまでも無く、某アニメ「ガンダム」に出てくる登場人物、某「シャア・アズナブル」という超カッコイイ敵キャラの別名からだ。

雪合戦を見ていて・・・、このチーム名を付けた意味が解るような気がした。

雪合戦のルールは、簡単に言うと、7名対7名のゲームで、雪球が当たったらアウト。アウトになったら外に出なくてはならない。時間内に、相手陣内のフラッグを取るか、時間終了時に残っている人数の多い方が勝ち。その3セットマッチで2セット先取。こんなルールだ。
雪球の数は決まっていて、自陣一番後ろにあるから、どんどん前方の選手に雪球を送らなければならないし、それに夢中になっていると、相手の遠距離射撃をくらってしまう。この遠距離射撃を放つ方も避ける方も、気分は「赤い彗星」だ。

ニュータイプ前線に張る選手は、盾をはさんでの近距離戦となり、その間にはスゴイ駆け引きがある。飛んでくる雪球も、盾の上ギリギリからヘルメットをかすめる豪速球あり、上から落ちてくるような放物線を描く緩い球あり。そして足元には後方から転がされて送られてくるる雪球を手探りで受け取る。雪球が手元に無いと、突っ込んでくる相手に対して対処できない。要は、一瞬たりとも気を抜けないのだ。この瞬間は、自分が「「ニュータイプ」だったらなあ・・・」と思うところだろう。

そして、相手陣内のフラッグを取りに行く時、これは数人掛かりのフォーメーションでで取りに行くのだけれど、ルール上、相手陣内には3人しか入れないことになっている。
ん・・・3人?
そう、まさに「ジェット・ストリーム・アタック」なのだ。

赤い彗星2実は「赤い彗星」の準々決勝の試合で、「ジェット・ストリーム・アタック」(?)を仕掛けて、終了1秒前にフラッグを奪取し、大逆転勝利するシーンを目撃することが出来た。曰く「滅多に無いこと」らしいけど、見てる方としては大興奮のシーンだったのだ。

午後からは、折からの晴天で雪も融けて、人工芝の上での試合(←)になった。実は、大会直前に、雪が無くても試合が出来るようにと、この人工芝を敷設したそうだ。すなわち、昨日と午前中コートに残っていた雪は、この人工芝の上に積もっていたものだ。その話を聞いて、選手及び関係者のこの大会に懸ける意気込みが伝わってきた。

一般の部結果表結局、我らが「赤い彗星」は、準決勝で「シルバー左衛門ズ」に敗退して3位。「赤い彗星」が敗退した時点で、「あ〜あ」とキャンプ場に帰ったのだが、後にキャンプ場で聞くと、この「シルバー左衛門ズ」が優勝したとのこと。
3位でも、優勝チームに敗れての3位。おめでとうございます!!




美異茄子一方、レディースの「美異茄子」も順調に勝ち進む。監督さんも、大鬼谷オートキャンプ場で見かけた方だ。この監督のコーチングがスゴイ。大きくて通声もスゴイが、的確な指示と意志高揚。雪合戦に大切なのはチームワークなのだと思い知らされた。特に一般の部の男子のようなスゴイ球は無いが、チームワークと頭脳戦、前線の駆け引きという面では、レディースの試合も非常に面白かった。スゴイ選手が一人だけいても勝てないだろし、野球やアメフトなどの経験者を集めれば勝てるというものでもないのだろう。何より後方から雪球を供給する役割、雪球を前方に送る役割も非常に重要であることがわかった。それを監督のコーチングが支える。雪合戦は非常に高度なスポーツであると感じた。

レディス結果レディースは決勝戦も観戦した。結果「美異茄子」が優勝。おめでとうございます!!

そんなこんなで初の雪合戦観戦を終えた。東京出身の我々にとって、雪合戦を生で見るなんて機会は、人生においてそうそうない。勿論そういう意味では非常にいい経験だったのだけれど、それより何より、間近で見る雪合戦は、とても知性的で、とても迫力があり、野生の本能を満たしてくれる、非常にいいスポーツだと感じされるものがあった。
かといって、これをテレビ中継…と言ったら難しいかもしれない。
でも、生で見る雪合戦・・・、これほどまでに面白いものだとは思わなかった。観客としても充分楽しむことができた。
キャンプ場に帰って夜寝る時、夫婦二人とも飛び交う雪球が瞼の裏に浮かんできた。
そして、何より、普段穏やかで冷静な大鬼谷オートキャンプ場のお二人の真剣で熱い眼差しと身軽な動き。とてもカッコ良かった。

公式球帰ってから、頂いた室内用の競技球を眺めながら一杯やった。写真はお馴染みの「たかのりんごジュース」の雪合戦バージョン。このラベルに写っているのは「チーム’96」のメンバーだ!!
やはり、「チーム’96」の功績は大きいのだなと感じた。

また、来年も見に行きたい。

とにかくお疲れ様でした!
雪合戦の面白さを教えて頂いたことに感謝!!
北海道での全国大会、頑張って下さい!!!

kumadays at 23:50│Comments(2)TrackBack(0) スノーシュー・スキー・ウインタースポーツ 

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この記事へのコメント

1. Posted by hiraken   February 06, 2007 08:54
お疲れ様でした。
雪合戦奥が深そうで面白そうですね。
キャンプ場のお二人も出場されてるとは。それで、2月23日〜25日は予約不可になってたんですね。
それにしても今年は暖かいですね。
2. Posted by kuma   February 07, 2007 06:59
hirakenさん>
ありがとうございます。
雪合戦は、本当に面白いスポーツですよ。選手の皆さんも、熱く、楽しそうにプレーしていました。
2月23日〜25日はその通りです。(スルドイ!)
昨年も「赤い彗星」は予選リーグを突破し、「美異茄子」は決勝トーナメントまで残っています。
暖かく応援しましょう!

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