到着時今年は暖冬で雪が少ない。本当は12月のキャンプも雪中キャンプとなることを願っていたのだけど、雪が無かった。1月にはキャンプに行けず、結局2月となってしまった。以前から2月3日、4日の雪合戦に合わせて雪中キャンプに行こうと決めていたが、雪が無くて心配だった・・・。その心配を吹き飛ばすように、2月に入ってから雪が降り出した。そして、無事、今年最初で最後になるかもしれない雪中キャンプを決行することができた。
朝10時頃大鬼谷に到着すると、昨晩降った雪が新雪で残っているではないか。30センチ程度はありそうだ。早速スノーシューで踏み固めて設営することにした。

サイト設営本当はサイトの奥側に設営するのだけど、そこまで整地するのが大変だったのと、少し新雪の場所を残しておきたかったので、手前側に設営した。今回もティエラの外幕+ランブリ4の内幕の組み合わせ。中は武井ストーブとカセット暖と予備のスポーツスターで快適だ。
今回も電源なし。一応、保険で電気毛布を持参したが使わなかった。冬用シュラフ+カバー+底冷え対策+湯たんぽ+ハクキンカイロで、充分に対応することができた。

今回は2泊したので、のんびりと雪合戦大会を観に行くことも出来たし、スノーシューイングもやることができた。

2日目の夕方しかし、日中から気温は上がり、2月3日の夜から朝にかけて小雨が降った。しかも2月4日の朝の気温は2度。そして日中は晴れ。
雪合戦を観戦してサイトに戻ると、サイトの周辺は雪が融け、地肌が露出し始めていた。こうなると、他から雪を持ってきて埋めるのだけれど、明日の予報も晴れ。これはいくら雪を入れても限界があると判断し、サイトの奥側の高台に大移動することにした。この高台は、既に半分くらい土が出ていたので、土の部分にリビング部分を持ってきて、雪の上にインナーを設置するようにした。
雪の上は底冷えするのだけど、結構寝心地がいいのだ。今回は底冷え対策は万全だったので、快適に眠ることができた。



翌朝2月5日は、気温もマイナス5℃まで下がり、キレイな表情を見せてくれた。昨朝できなかった朝の焚き火+コーヒーも味わうことも出来たし、しらかばサイトまで散歩に行くこともできた。



その後はサイトに太陽が降り注ぎ、めでたく乾燥撤収となった。昨晩サイトを移動したのが完全に功を奏した形となった。

帰り最終日、2月5日の午後3時頃のサイトの様子だ。週末に我々を含めて4組入っていたサイトは、既に地面が露出している状態だ。雪が残っているところもベチャベチャ雪だ。
そう考えると、本当に絶妙なタイミングでの雪中キャンプとなった。今後も暖かい気候が続くので、また寒波が来て雪が降らないとツライだろう。

でも、もう1回くらい行きたいなあ・・・。

大鬼谷オートキャンプ場
広島県庄原市高野町