2dd33be4.JPGフィアット・NEWパンダのマイナーチェンジ、プレス発表は2月だったが、知らない間にしっかり公式ページも更新されていた。
うちのパンダ号は、バニライエローのPANDAplusというグレードだ。それが無くなってしまった。発売当初は上級グレードとされていたが、その上にmaxiが出来て、4駆の4×4も発売されて、ALESSIとのコラボも発売されて、グレードが煩雑なっていたのだが、それを整理すると言う意味合いもあるのだろう。グランデプント発売との兼ね合いもあるだろうし、勿論、思ったより日本国内の販売が低調ということもあると思う(涙)。



従来のグレードについて書いてみると・・・、

エンジンはどれも変わらない。1240ccの直4OHC、60psという情けない(失礼)スペックだ。

ベースグレード(PANDA)については、タイヤは155/80SR13。他、エアバッグ(助手席も)やABS、イモビライザ、一体可倒式リアシート、リアフォグランプなどは標準装備。

これがPANDAplusになると、ルーフレールとスカイドームが装備される。このスカードームはナカナカいい。開放感はオープンカーに勝てる筈も無いが、ちょこっと開放感を味わうには充分だ。チルトもできる。他には、リアシートが5:5分割可倒式になって、ISO FIX チャイルドシートアンカーが付く。
スカイドーム後ろからスカイドーム横から

maxiになると、plusの装備に加え、タイヤが165/65SR14にインチアップされ、フロントフォグランプとESPがつく。ALESSIもmaxiをベースにしている。

実は今のパンダ号を買う時もmaxiにするか迷ったのだけれど、ちょうどplusの在庫車(バニライエロー・テイシャンレッド・ドライターコイズ)があったので、plusにしたのだった。買う時はこの3色から「どの色にしようか」が一番のテーマだった。

そして、今回のマイナーチェンジで、我がplusが削られる。そして・・・、
・ESPとフロントフォグランプがベースグレードにも装備される。
・室内色が変更される。
・外装色が変更される。
ESPとフロントフォグランプは「いいなあ」と思うものの、室内色に関しては「良かった〜」という感じか。全体的に暗くなる(良く言うとシックになる)感じだし、今の明るい感じが気に入っているので。
パンダ号シート

更に、今までは11色(!)から選べた外装色だが、だいぶん整理されて5色になってしまう。うちのパンダ号のバニライエローは生き残ったが、最後まで迷ったドライターコイズ(鮮やかな水色)が落とされてしまった。一番NEWパンダらしい色だったと思うのだけれどなあ。他にもテイシャンレッドが落とされた。イタリアンレッドの車に乗りたい人はNEWパンダという選択肢が無くなってしまったのだ。要は最初に迷った3色のうち、自分が選ばなかった2色が無くなってしまったことになる。他にも「いいね」と思っていたグアカモーレグリーン(アボガド色)も無くなってしまった。逆に、ニューパティックオレンジが追加されたけど・・・。なんかなあ。

すでに納車から9か月が経過しようとしているパンダ号だが、今のところトラブルも無く順調に走行キロを積み重ねている。「車選び」のような本を読むと、かなり酷評している記事もあるけれど、乗ってしまえば燃費もいいし良く走るし、これほど便利で楽しい車もない。
そりゃ車に多くを求めていけば、車内スペースや下回りのスペックなどを求めていけば、NEWパンダという選択肢は無いし、安くていい車を求めて行ってもNEWパンダという選択枝はないと思う。
でも、NEWパンダに惚れてしまったら、やっぱり他の選択枝は無いのだ。そのキッカケとなったのは、街で見たパンダの鮮やかなカラーとスッと走る佇まいの美しさだったと思う。
そのキッカケとなった外装色が減らされ、ディーラーで見ていいなあと思った内装飾が変わってしまうのは、少し寂しい気もする。

これも時代の流れかな。