中国の上海でモーターショーが開催されているが、その近隣で、そっくりイベントが開催さているという。それは部品工業展覧会なのだが、開催場所が近隣であることや、名前や公式サイトのアドレスが酷似していることから、間違えて出展してしまったメーカーもあるらしい。
今朝のめざましテレビで「モラルは無いのか」と言っていたが、多分無いのだろう。模倣車の問題もあるけれど、中国の工業とはそういうものなのだろう。日本も欧米から見たら模倣を続けて発展してきたように見えるのかもしれないし。

でも、中国の国民は、今回のモーターショーの件もそうだが、周りがそんなのばかりだったら大変だろう。けど、ふと考えると、逆に、本物を見極める力が自然とついてくるのではないか。例えば、詐欺まがいのものに簡単に引っかからない、個の強い国民になっていくような気がした。

ニュースでも法制化とか色々言っていたけれど、何でもかんでも保護的にするよりも、大衆が正しいものを見極める力があればいいのではないかと思ったりした。

まあ、いつの時代も、どんなところでも、詐欺やそれに類するものは蔓延っているのだろうけどね。