家に帰ってテレビを見ると、なんか岡田監督がスゴイ形相で抗議している。抗議に出てくるなんて珍しいなあ。
でも、なかなかリプレイが出ないぞ。アナウンサー曰く、鳥谷が送りバントの時に守備妨害??
やっぱり早稲田直系のエコヒイキ(失礼)か???
お、球審谷のアナウンス。
「打者は守備妨害でアウト、岡田監督は暴力行為で退場・・・。」

ふ〜ん。

1塁ランナー(代走の藤本)は1塁のまま1死1塁で試合再開。しかもその回は2死1・3塁まで行ったものの、1点も入らなかった。なんか家に帰ったそばから嫌な空気だなあ。

後で流れたリプレイを見てみたら・・・なんだ鳥谷悪くないじゃん。確かにバント失敗したのは悪いけど(笑)。
バント失敗して1塁方向に小フライを上げた後、鳥谷は1歩も動いていない。体も殆ど動かしていない。要はバッターボックスでじっとしていた。オリックスのキャッチャーが小フライを取りに行く時に、全く動いていない鳥谷の足に引っかかって転んだ。それと同時に鳥谷も転んだ。
で、オリックスのキャッチャーが、自分がフライを取れなかったもんだから、とりあえず審判にアピールしたら、そのアピールが認められて守備妨害となったのだ。
オイオイ。

「先に言ったもん勝ち」
「なんでも言ってみるもんだね」

そんな世界だ。
リプレイを見ると、球審の谷はキャッチャーが引っかかった瞬間、現場を見てない。

「喝だ!!」 (声:大沢親分+張本)
日曜日の朝が楽しみだ。

そりゃ不動の岡田監督でも怒るわな。
代理監督は吉竹コーチ。それはちょっと不安を感じたけどね。

しかし、野球というのは恐ろしいもので。そんな展開になると野球の神様は悪戯をする。
9回裏、今まで全く打てなかった平野を引っ込めてリリーフ投手が出てくる。これはいいぞ。
赤星が四球で出塁の後、2番関本は送りバント失敗。オイオイ。せっかくの流れを止めるな〜。バントが出来なければ、打てない守れない関本を使う価値ないぞ。
何ともイヤ〜な空気が流れるが、3番の林クンがハイテクニックなレフト線2ベースを放ち、この嫌な空気を一掃してくれる。これで1死2・3塁! 一打サヨナラのチャンスだ。
こうなると金本は敬遠。これで1死満塁。
ここで、先ほどの代走の後、そのまま守備に入っていた藤本が四球を選ぶ。価値ある四球だ。これで同点。

引き続き1死満塁。

そしてここで回って来たのが、ナント!!
先ほど足を引っ掛けられた鳥谷。
お〜、スゴイ場面だぞ。
燃えろ男ならここで一発鳥谷!!
(なんか聴いたことあるフレーズだけど)

が、野球の神様は、その一発を放つことを許さなかった。
というより、オリックスの投手の手が滑り、

投球は鳥谷の背中へ「ボコッ♪」

珍しいサヨナラ死球となったのだった。

背中を押さえながら照れくさそうに1塁に走る鳥谷。その鳥谷をもみくちゃにする選手たち・・・。

こんな劇的というか運命的な展開の試合ってあまりない。
でも、時に野球の神様は、こんな悪戯をされるのだろう。

やはり、今日の岡田監督の抗議を見て、

「正しいことは正しいのだ」
「正しいことをしていれば、いずれそれが実る時が来る」


ということを強く実感したのであった。
神様はちゃんと見ているのだよ。

カープもソフトバンクにボロ負けして、これで同率3位になった。

今日も頑張れ!阪神タイガース!!
天候が不安定だけど・・・、

6月8日の結果 阪神2x−1オリックス
シーズン通算成績 24勝30敗1分 3位
テレビ観戦時成績 14勝14敗
球場観戦時成績  0勝2敗