今日11月24日はフレディ・マーキュリーの命日だ。だからと言っていつも特別なことはしないのだけれど、訃報のニュースを聞いた時のことは16年経過した今でも克明に覚えている。

伝説の証DVDこれは、先日(今月頭)発売された1981年のライブ盤だ。先日買っておいた。奇しくも1981年11月24日/25日のモントリオール公演を収めたもので、この1981年のライブは、ずいぶん以前にビデオで発売されていたが、今回は画質も音質も手が加えられ、ずいぶんと高質なものになった。
伝説の証CD嬉しいのは、数年前に発売された82年の「オン・ファイアー」と同じく、DVDだけではなくCDも発売されたことだ。あまり両方買うバカは居ないと思うが、私めは「あまり居ないバカ」のうちの一人だ。
しかもCDのみ、初出の「フラッシュゴードン」が入っている。なんとまあ・・・。そんなことしなくても両方買うのに。
既に耳にしたソースではあるが、何度も何度も聞いた。
う〜ん。とにかく、音に関しては、ミックスダウンの段階から全てやり直したのだろう。全くもって音質が違う。クイーンのライブ版の最高傑作なんて言っても、それもあながちウソでは無いような気もする。本当、現代のテクノロジーはスゴイと思う。
1981年のクイーンとは・・・、1980年に全米1位を獲得し、デビット・ボウイとのデュエット「アンダー・プレッシャー」もヒットした後。その後発売される「ホットスペース」の大失敗の前だ。
すなわち挫折の前、一番調子に乗っていてひとつの頂点に登りつめた頃だ。
その頃のライブが、こうやって音をやり直して発売される。しかも公演後26年経過しているのだ。ファンにとってみれば、全く色あせないのだけれどね。
特に、この後のホットスペース発売後、82年以降、クイーンはライブにおいて、メンバー4人以外のサポートミュージシャンをステージに加える。なので純粋に4人で演奏したのは、このライブが最後ということになる。
特に「セイブ・ミー」の演奏は、82年公演よりも81年公演の方がシンプルでカッコイイと思う。前半はブライアンがピアノを弾き、トリオ編成でフレディがフロントで歌うという珍しい編成だ。で、後半はブライアンがギターを弾き、フレディがピアノを弾きながら歌うという「いつもの」編成に戻る。

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これが発売当初に買ったVHSビデオだ。1984年か1985年くらいに買った覚えがある。当時、まだ音楽ビデオソフトというのも珍しかったし、何と言ってもその価格にビックリする。良くお金出してかったよなあ。まだVHSvsベータの論争が続いていた頃だ。「ステレオ・ハイファイ」とわざわざ書いてあるのが懐かしい。
この後、ビデオデッキの普及とレンタルビデオの躍進により、販売ビデオソフトも安くなるのだが。

b1806a0c.jpg「ステレオ・ハイファイ」というのは、4.75m/sのカセットテープ以下だったVHSビデオの音質を、飛躍的に向上を図ったものだ。なんと画像を記録するのと同じ情報量で、画像と逆の位相で音声も記録するという画期的な試みで、ダイナミックレンジは、9.5m/sや19m/sあたりのオープンリールテープに匹敵するといわれた(っけ?)ものなのだ。

しかしながら、マスターテープの音質が悪いのではどうしようもない。演奏もボーカルもコンプレッサーが効き過ぎてコモった感じだし、ミックスのバランスも悪いし、曲中でレベルが変わったり・・・。
音声担当に「貴様らそれでもプロか〜」と、怒鳴りたくなるような音の悪さなのだ。
でも、しかし、そこで演奏しているのは、紛れも無くクイーンなのだ。当時はクイーンのライブ映像が観れるというだけで貴重だったし、何度も何度も擦り切れるほど観た。

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これは輸入盤。先日買ったものだ。国内盤が出ていなかったもんだからつい・・・。安かったし・・・。
勿論、音質も悪いまま。つまりは、今回の買い物でこのDVDが無駄になってしまったのだ。また十字架がひとつ増えてしまった・・・。