高校ラグビーの人気が低下しているという。
ある県では県大会なし、すなわち県に1校しか出場しない。あるいは、県大会でも、とんでもないワンサイドスコア(200点以上)の試合が繰り広げられているという。

ラグビーといえば、かつて大人気のスポーツだった。ドラマ「スクールウォーズ」の影響もあったかもしれないけど、それ以前から、ラグビー部の男子はかっこいいと言われ、慶応や早稲田のラグビー部員はモテまくりだったはずだ。
勿論、大学ラグビーや社会人ラグビーなど、とても大人気だった。ルールが難しいスポーツだけれど、秩父宮や国立に見に行けば、周りのラグビー好きのおっちゃんが「ノッコンだ」「オフサイドだ」「オーバーザトップだ」「アドバンテージ見てる」などと解説してくれる。

当時サッカーなんてJリーグは無かったし、日本リーグだって大学サッカーだって盛り下がっていたし、高校サッカーが少し人気があるだけで、観るほうではラグビーの人気の方が上だったのだ。

なぜ人気が無くなったのか。
それは、国際大会において、日本のラグビーが、海外のチームには全く歯が立たないことだろう。以前はサッカーも野球も国際試合が少なく、一部のスポーツを除いては国際的に日本のスポーツはどの辺に位置するかなんて、考えることも無かったのだろう。

それが、サッカーがワールドカップに出場して勝利し、野球はWBCで優勝したりしたら、国際大会で勝てないラグビーは影が薄くなってしまう。

ラグビーのようなスポーツでは、体格やスピードの差はいかんともしがたいところがあるのだろうけど、この種の「衰退」を伝えるニュースは何か寂しいような気がする。