276a44c6.jpgいやいや、焼き牡蠣は広島に住んでいることの幸せのひとつだ。いつもシーズンはじめにやってしまうのだが、今年は寒くなるのが遅すぎた。で年を越してしまったのだ。今日は寒いから家で炭を起こすのも面倒クサイし、ホットプレートは無いので、うちのホットプレート代わりというかグリルパンでやってみることにした。

d35a0cb0.jpgグリルパンと、どこでも売っているフライパンの兼用蓋を使って焼くことにした。蓋の役割は、焼くときに牡蠣の殻が爆ぜるということもあるが、熱効率が良くなるというのもある。そりゃスキレットカバーのようなしっかりした蓋があれば言うことは無いのだろうけど。

38e6ed28.jpgいやいや、牡蠣はこうして食べるのが一番うまい。頂きま〜す。

22923168.jpg上の写真は平たい殻に身がついているが、平たい側を軽く熱してから丸い側を焼いてやると、貝柱が離れて丸い側に身が残るようだ。全てはそうは行かないが(笑)。こうすると牡蠣から出る最高のスープも頂くことが出来る。勿論、一緒に飲むのは日本酒以外は考えられない。間違いのない定番の「雨後の月(吟醸純米酒)」を頂いた(写真なし)。

891f1730.jpg結果、グリルパンはかなり汚れた感じになった。

2dbec7b9.jpgが、脂ではなく殆どが塩分なので、終わってからお湯で洗ったらキレイになった。もうこのグリルパンは終了後の油の処理も要らないほど馴染んでいるのだけれど、今回は塩がいっぱいだったので、念のため良く良く洗って薄く油を塗って焼いておいた。
イヤイヤ、本当に牡蠣は美味しい。これは本当に広島に住んでいることの喜びだと思う。だって、新鮮な殻付きの牡蠣が100円/個前後で買えるのだから。安く手に入れられる方なら、もっと安いだろうと思う。

牡蠣は炭火で殻ごと焼いて食べるのが、何を差し置いても一番旨いと思う。でも炭を起こせない一般家庭では、電子レンジやホットプレートで加熱して食べているのだ。勿論、それでも充分美味しいのだ。
今回、グリルパンで焼いたのは、やはり「電子レンジでは味気ない」というところがあったからだ。勿論グリルパンで焼いた牡蠣も美味しかった。けど、やっぱり炭火に「ジュ」っと汁が落ちた時の磯臭さは、グリルパンより炭火の方が100倍上だった。単に料理の旨さとしては、そこまでは変わらないのかもしれないが、やはり炭火で焼く方が醍醐味があってうまいと思う。
でも、グリルパンで焼く牡蠣も旨かった。ホットプレートで焼く牡蠣よりは全然旨いと思った。賃貸マンションで炭を付けると換気が大変なのだ。それを考ええたら、グリルパンはナカナカいけるかもしれない。

またグリルパンで焼き牡蠣をやりたいなと思った。