10aa6e82.jpg昨日は島根の往復だった。いつもスポットなのが、昨日は仕事がまとまって効率良かった。なので忙しく、記事をアップする暇が無かった。
その日の朝、道中何を聴こうかと考えていたら、突然フーが聴きたくなった。「四重人格」は車に標準装備されているのだけど、もうちょい初期の、荒削りなフーが聴きたくなった。
このライヴアットリーズは、名作の一つとされている。
最近発売されているCDは「ヘヴン・アンド・ヘル」など、発売当初からの盤に入っていない曲も収録されている。なので以前買い直したのだ。
トミーを発表して勢いに乗っているフーの演奏を堪能することができる。

0fefacc4.jpgこの2枚も聴いた。2枚目のアルバム「クイック・ワン」と、3枚目のアルバム「セル・アウト」だ。
デビュー以来、楽器を破壊するパフォーマンスが先行して、音楽的な評価が後回しになっていたのを、必死に取り戻そうとしていたのか、この2枚はいい曲も多く収録されている。
「クイック・ワン」は、珍しくメンバー全員のオリジナル作品が収録されているし、「セル・アウト」は、曲と曲の間にラジオで流れるキャッチを入れ、トータルアルバム風に仕上げるなど、非常に気合が入っている。更に、シングルヒットした「恋のマジックアイ」や、ピートが歌う「オドロノ」や「サンライズ」など、天才ピート・タウンジェンドがソングライターとしての才能を開花させている。

現実的にはこの後の2枚組ロックオペラ「トミー」で、音楽性も確固たる定評を作り、その後の「フーズ・ネクスト」が最高作とされているのだけれど、個人的には「トミー」の前に出たこの2枚の方が好きだ。