夏のキャンプ、10日(日)は大鬼山へ。12日(火)は吾妻山へ。まるで登山合宿のようだが、13日(水)も天気が良さそうなので、もうちょっとハードな山に行くことにした。
本で調査した結果、福田頭が近くて良さそうだ。今日もまた朝早くから福田頭を目指すことにした。
地形図には毛無山(福田頭)と記載されているようだが、周辺に毛無山がいっぱいあるせいか、一般的に福田頭(ふくだがしら)と呼ばれているようだ。どの本を見ても福田頭と書いてある。とてもどっしりとした立派な山容だ。
この山も西側から登るので、朝から登れば太陽にさらされなくて済むという計算もある。昨日の吾妻山で成功していたので、調子に乗っていたというのもあったが。
今日も6:10頃スタート。
しばらく舗道を歩く。舗道が終了するあたりにこの看板があるので、橋を渡る。この看板が無ければ迷っていたところだろう。その後田圃の中を抜けていく。
その後、農道に出る。こんな道をズンズンと登っていく。草が生しているところもあり、轍沿いを歩いていく。別に景色がいいわけでも無く、虫がブンブン飛んでくる。。
こんなところ登っていく人がいるのだろうかと不安になることもあったが。
林道というだけあって、林業真っ盛りの場所もある。
左は人工林。右は天然林。
6:45。林道の終点に到着。本では40分と書いてあるからいいペースかも。
林道の終点は、トラックが回れるようにか少し空間がある。
後ろに栗の大木があった。シーズンになったら栗拾いに来るひとも居るのだろうか。
登山道の案内図がある。本に書いてある通りの道が書いてある。
その横にポストがあり、中にノートがある。しばらく登っていない人がいたらどうしようと思ったが、昨日も登ったひとの記載があったし、割りに頻度も高い。少しホットして先を急ぐことにした。
登山道はこんな感じ。
しばらく歩いていくと、小さな滝が現れる。
これが一の滝かと思ったが、後から一の滝が現れたので、これは名前が無い滝だ。大鬼谷の雌滝の下にある小さい滝と一緒か。我々はこの滝を勝手に子滝と呼んでいるので、これも子滝みたいなものかな。
7:05。一の滝に到着。少し登山道から外れる位置にあるが、キレイな滝なので見に行って損はない。美しい滝だ。
少し滝の周りに空間がある。思えばここで朝食を摂ればよかった。
7:20。二の滝に到着。このあたりから結構坂が急になってくる。ここはあまり周囲に空間が無いが、一の滝に比べ、なんとなく二の滝という名前が解るような滝だ。
7:28。三の滝に到着。ここも少し空間がある。いやいや疲れた。どっかりと腰を下ろして休憩。思えばここが朝食を食べる最後のチャンスだった。
ここからもズンズンと登っていく。湿原となっていて、植物好きの方にはタマラナイ空間なのかもしれない。
しかし、朝食を食べていないでここまで来たことから、体に力が入らなくなってきた。足が前に進まないし、足先や手先がしびれてきた。これが低血糖状態なのか。
しかし道中はこんな感じだし、虫はブンブン飛んでいて払いながら前に進むような状態だ。
8:00頃。途中、湧水が出るところがあった。ここで失礼させて頂き、お湯を沸かして朝食を食べることにした。朝飯は冷凍うどんを戻したもの。お湯を沸かさないと食べれないメニューにしたことは失敗であった。
あ、湧水は軟水でとても美味しく、水筒いっぱいに汲んで道中飲んだ。
8:40頃。大波峠に到着。峠というからには比婆山方面への道があったのだろうが、今は見当たらない。正面には比婆山連邦の竜王山が見える。
ここで切り株にドッカリと腰を下ろして足を休めた。息も上がっている。いやいや疲れた。
何故かここは居心地がいい。ここで朝飯を食べればよかったかなと思って周囲を見ると、見事なブナ林ではないか。いやいや、これはここまで登ってきた甲斐があったか。
ここからはブナ林の中を登っていく。ブナ率は80%〜90%程度だが、非常に気持ちがいい広葉樹林だ。本には急登と書いてあるが、阿武山を思えば全然たいしたことは無い。
ブナの木。いい枝ぶりだ。日が差すと本当にキレイなのだが、なかなか捉えられることができない。
9:20頃、山頂へ到着。山頂は多少のスペースがあるし、吾妻山のような絶景ではないが展望が楽しめる。達成感を味わうには十分だ。ザックを下ろして体を休めることにした。
山頂には名だたる山々の標識がある。
天気はあまり良くなかったが、大山まで見ることができた。これはラッキーだ。
比和町市街、比婆山連峰方面。こちらはあまり天気がよろしくないが、山々を望むことはできた。
高野町方面。王居峠から上湯川の方面が見えた。残念ながら新市の方までは見ることができなかった。
この後9:40頃、山頂を後にして下山。引き続きブナ林が広がる。
9:53。展望所の看板に到着。
これが展望所からの眺望だ。何より登山口が見えるのがいい。
登山口を望遠で狙う。今思えば、ここから見える位置に車を停めればよかった(笑)。
ここからもずっとブナ林が続く。10:07に兎舞台頭に着くが特に展望は無い。ここから先はブナ林に心癒される道中となる。
10:50頃、昇龍の滝の看板に導かれてガレ場を登っていく。が、何かオドオドした空気が流れていたので、写真を1枚撮ってその場を後にした。
この付近はぬかるみやガレ場となっている。雨の無い猛暑でもぬかるみになっているということは、ブナ林がいかに保水力があるかを示しているのだろう。
11:00過ぎにようやく下山口に到着。暫し休憩。
下山口は登山口より広い駐車スペースがある。なので複数人数なら車2台で来て、一台をこちらに置いておく手が使える。
下山口にも看板がある。が、ここから登るのはあまりお勧めしない。いきなりガレ場やぬかるみだし。
今回は車1台だし、ノンビリこの林道を登山口まで歩く。
誰も居ないので歌を歌いながら降りていった。途中1台だけすれ違う車があったけれど。
12:00前に登山口に到着。ああお疲れさまでした。
本では4時間25分と書いてあったが、今回は約6時間掛かったことになる。いやいや登りがいがある山であった。
かなり汗だくであったが、昼飯はキャンプ場に戻って摂ると決めていたので、たちまち大鬼谷オートキャンプ場へ戻ることにした。
が、その前にビールを買い込み、もうその日はキャンプ場から出ないと決め込むことにした。
お昼は昨晩の残りのチャパティーと無印のレトルトカレー。
もちろん昼のビールは美味しかった。
本で調査した結果、福田頭が近くて良さそうだ。今日もまた朝早くから福田頭を目指すことにした。
地形図には毛無山(福田頭)と記載されているようだが、周辺に毛無山がいっぱいあるせいか、一般的に福田頭(ふくだがしら)と呼ばれているようだ。どの本を見ても福田頭と書いてある。とてもどっしりとした立派な山容だ。
この山も西側から登るので、朝から登れば太陽にさらされなくて済むという計算もある。昨日の吾妻山で成功していたので、調子に乗っていたというのもあったが。
今日も6:10頃スタート。
しばらく舗道を歩く。舗道が終了するあたりにこの看板があるので、橋を渡る。この看板が無ければ迷っていたところだろう。その後田圃の中を抜けていく。
その後、農道に出る。こんな道をズンズンと登っていく。草が生しているところもあり、轍沿いを歩いていく。別に景色がいいわけでも無く、虫がブンブン飛んでくる。。
こんなところ登っていく人がいるのだろうかと不安になることもあったが。
林道というだけあって、林業真っ盛りの場所もある。
左は人工林。右は天然林。
6:45。林道の終点に到着。本では40分と書いてあるからいいペースかも。
林道の終点は、トラックが回れるようにか少し空間がある。
後ろに栗の大木があった。シーズンになったら栗拾いに来るひとも居るのだろうか。
登山道の案内図がある。本に書いてある通りの道が書いてある。
その横にポストがあり、中にノートがある。しばらく登っていない人がいたらどうしようと思ったが、昨日も登ったひとの記載があったし、割りに頻度も高い。少しホットして先を急ぐことにした。
登山道はこんな感じ。
しばらく歩いていくと、小さな滝が現れる。
これが一の滝かと思ったが、後から一の滝が現れたので、これは名前が無い滝だ。大鬼谷の雌滝の下にある小さい滝と一緒か。我々はこの滝を勝手に子滝と呼んでいるので、これも子滝みたいなものかな。
7:05。一の滝に到着。少し登山道から外れる位置にあるが、キレイな滝なので見に行って損はない。美しい滝だ。
少し滝の周りに空間がある。思えばここで朝食を摂ればよかった。
7:20。二の滝に到着。このあたりから結構坂が急になってくる。ここはあまり周囲に空間が無いが、一の滝に比べ、なんとなく二の滝という名前が解るような滝だ。
7:28。三の滝に到着。ここも少し空間がある。いやいや疲れた。どっかりと腰を下ろして休憩。思えばここが朝食を食べる最後のチャンスだった。
ここからもズンズンと登っていく。湿原となっていて、植物好きの方にはタマラナイ空間なのかもしれない。
しかし、朝食を食べていないでここまで来たことから、体に力が入らなくなってきた。足が前に進まないし、足先や手先がしびれてきた。これが低血糖状態なのか。
しかし道中はこんな感じだし、虫はブンブン飛んでいて払いながら前に進むような状態だ。
8:00頃。途中、湧水が出るところがあった。ここで失礼させて頂き、お湯を沸かして朝食を食べることにした。朝飯は冷凍うどんを戻したもの。お湯を沸かさないと食べれないメニューにしたことは失敗であった。
あ、湧水は軟水でとても美味しく、水筒いっぱいに汲んで道中飲んだ。
8:40頃。大波峠に到着。峠というからには比婆山方面への道があったのだろうが、今は見当たらない。正面には比婆山連邦の竜王山が見える。
ここで切り株にドッカリと腰を下ろして足を休めた。息も上がっている。いやいや疲れた。
何故かここは居心地がいい。ここで朝飯を食べればよかったかなと思って周囲を見ると、見事なブナ林ではないか。いやいや、これはここまで登ってきた甲斐があったか。
ここからはブナ林の中を登っていく。ブナ率は80%〜90%程度だが、非常に気持ちがいい広葉樹林だ。本には急登と書いてあるが、阿武山を思えば全然たいしたことは無い。
ブナの木。いい枝ぶりだ。日が差すと本当にキレイなのだが、なかなか捉えられることができない。
9:20頃、山頂へ到着。山頂は多少のスペースがあるし、吾妻山のような絶景ではないが展望が楽しめる。達成感を味わうには十分だ。ザックを下ろして体を休めることにした。
山頂には名だたる山々の標識がある。
天気はあまり良くなかったが、大山まで見ることができた。これはラッキーだ。
比和町市街、比婆山連峰方面。こちらはあまり天気がよろしくないが、山々を望むことはできた。
高野町方面。王居峠から上湯川の方面が見えた。残念ながら新市の方までは見ることができなかった。
この後9:40頃、山頂を後にして下山。引き続きブナ林が広がる。
9:53。展望所の看板に到着。
これが展望所からの眺望だ。何より登山口が見えるのがいい。
登山口を望遠で狙う。今思えば、ここから見える位置に車を停めればよかった(笑)。
ここからもずっとブナ林が続く。10:07に兎舞台頭に着くが特に展望は無い。ここから先はブナ林に心癒される道中となる。
10:50頃、昇龍の滝の看板に導かれてガレ場を登っていく。が、何かオドオドした空気が流れていたので、写真を1枚撮ってその場を後にした。
この付近はぬかるみやガレ場となっている。雨の無い猛暑でもぬかるみになっているということは、ブナ林がいかに保水力があるかを示しているのだろう。
11:00過ぎにようやく下山口に到着。暫し休憩。
下山口は登山口より広い駐車スペースがある。なので複数人数なら車2台で来て、一台をこちらに置いておく手が使える。
下山口にも看板がある。が、ここから登るのはあまりお勧めしない。いきなりガレ場やぬかるみだし。
今回は車1台だし、ノンビリこの林道を登山口まで歩く。
誰も居ないので歌を歌いながら降りていった。途中1台だけすれ違う車があったけれど。
12:00前に登山口に到着。ああお疲れさまでした。
本では4時間25分と書いてあったが、今回は約6時間掛かったことになる。いやいや登りがいがある山であった。
かなり汗だくであったが、昼飯はキャンプ場に戻って摂ると決めていたので、たちまち大鬼谷オートキャンプ場へ戻ることにした。
が、その前にビールを買い込み、もうその日はキャンプ場から出ないと決め込むことにした。
お昼は昨晩の残りのチャパティーと無印のレトルトカレー。
もちろん昼のビールは美味しかった。
コメント
コメント一覧 (2)
途中の滝や広葉樹など、静かな山歩きが出来るポイントなのですね。
そして意外に道がしっかりしてるのに驚きました。
下山後のビールはさぞかし旨かったことでしょうね☆-(^ー'*)b
sinさんの体力なら軽いものでしょう。
確かに静かな山歩きでした。他の登山客は一組しか会いませんでしたし、人工的な音は殆ど聞こえないし。
ずっと木々に日がさえぎらるので、夏でもOKです。道も一部を除いてしっかりしていましたし、迷いそうなポイントにはテープなどがありました。
何より縦走路のブナ林はとてもキレイでした。
国道432から入ってすぐだし、アクセスも楽です。そう考えたらもっと有名になってもいい山だと思います。名前がピンと来ないんでしょうかね。
あ、下山後のビールは・・・旨かったです。
コメントする