ef21ecde.jpgタイトルは、1年戦争の時に連邦軍のワッケイン指令が言ったとされる有名なセリフだ。


・・・と書くと、それらしくなっちゃうけど、多くの方がご理解頂いている通り、これはアニメの中での話だ。

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自動車メーカーが苦しい話は以前も書いたけれど、それからも悲惨な報道は止まらない。止まらない。

先日、ある中小企業の社長さんがこんなことを言っていた。

「また寒い時代がやってきたということですな。ここのところ少しは暖かかったけど・・・、まあ、うちは寒いの慣れちょるけね。」

・・・と笑っておられた。
この社長もガンダムを見ていたのだろうか。
心中は穏やかで無いに違いないのだけれど。

バブルが崩壊してからその後、そんな世の中でも生き抜いていけるよう各企業は努力した。
努力できなかった企業は無くなっていった。すなわち淘汰された。
生き残った企業は、生産性や品質を向上させ、魅力的な商品を作り出すことに努力もしたけれど、一番の努力は、余剰の人員を削減することだったと思う。所謂「リストラ」というやつだ。リストラって「再構築」という意味だったのが、すっかり「首切り」の意味になってしまった。
リストラで身軽になった企業は復興し景気も多少よくなった。最初のころは「リストラ景気」なんて言われていたけれど。
景気が良くなったら企業は従業員が必要になる。が、正社員はコストが掛かる。そんな時にいいタイミングで労働者派遣法が改正となって、企業も比較的楽に派遣労働者を雇えるようになった。企業は派遣労働者を多く採用し生産性を向上させ利益を得た。

しかし、商品が売れなくなり、景気が悪くなると、また企業は努力しなくてはならない。総理大臣も「企業も努力すべし」と言っているし。
しかし、

努力=人員削減

どうしても、こういう図式になってしまうのだろう。
手っ取り早く企業の身を守るとなると、これしか無いのだろう。というかこれしか知らないのではないか。
生産性の向上やその他の経費節減に関しては、かなりやりつくしたこともあるし、今は企業コンプライアンスの対応やセキュリティー対応などで、逆に以前よりも必要経費が掛かる世の中になってしまっているし。

削減された人はどこに行くのだろうか。

フィアットというイタリア最大の自動車メーカーは、12月中旬から1月中旬まで工場を閉鎖することを決め、それを1月下旬まで延長させてそれを実行中である。思い切ったことをするなあという思いもあるが、何よりフィアット車に乗っている者としては、非常に複雑である。

イタリアも原油価格の高騰に振り回されたようだ。11月の新車販売台数の落ち込みは前年同月比で約30%減で、これは日本のそれよりも大きい。
日本の自動車メーカーは、大きなミニバンが利益の根源であったから、原油価格の高騰に左右されたのは良く解るけれど、フィアットはもともと小型車が得意なメーカーだ。
それがこのような事態に陥るのだ。大変な世の中だ。

勿論、日本の自動車メーカーも火の車だ。最も優良な企業と思われていたトヨタが赤字なのだ。以前も書いたけれど自動車メーカーは裾野が広い。多くの製造業が大打撃を受けている。

予想通り、広島の製造業にも全般的に悪影響が出ていると思う。
広島の自動車メーカーであるマツダも年末の稼動停止を拡大。来年からは夜間操業を停止する。これはマツダだけでの問題でなく、広島の多くの製造業や建設業や運送業や各工事業者が痛手を受ける。
寒い冬になりそうだ。
今は耐え抜くしかないのかもしれない。
耐え抜いていけるだろうか。
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