11d8741d.jpgいや〜。
やってくれました。

広島ブログ
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やってくれたって、誰がって?

そりゃぁ・・・
岩田投手。

我が阪神タイガースの期待の左腕だ。

12点リードの7回裏。

いかにも初代表選出の初登板にふさわしい場面で彼は出て来た。

だけど、そこにはWBCの特別ルール。

7回終了時で10点差ついていたらコールド勝ちなのだ。

そう。

そのまま投げきれば日本の勝利という、

そんな緊張する場面で出て来ちゃったもんだから、

初球からストライクが入らない。

入らない。

3球目はワンバウンドしてから、あのメジャー城島が捕れない。

しかも4球目は、バックネットに突き刺さらんばかりの高い球。
これもメジャー城島は後逸。

ランナーは無死1塁。

ああ。

星野SDがあれほど嫌悪していた「先頭打者へのファーボール」を、
しかもストレートのファーボールで決めてくれた。


おまけに、次の打者にはボーク。

これは古田解説員が「アンパイヤが悪い」と言ってくれた(プレイが出ていなかった)が、たぶん東京ドームのお客様も、ベンチの選手もそんな細かいことまで解らなかっただろう。

場内失笑。

写るベンチも緊張と失笑が入り交じり、微妙な緊張感。

そして、

無死2塁から、

次の打者は・・・、



デッドボール!



あらあら。

やってくれるわ。

見せ場を作ってくれるわ。



しかし、無死1・2塁から、ようやく初めて一球ストライクが入ると、



場内から大歓声!



おお、暖かい観客。ありがとう。

これに救われてか、後続の打者は危なげなく打ち取った。

しかも最後の打者は見逃し三振に切ってとった。

やったぞ。岩田。

これからも、WBCチームの貴重な戦力として頑張ってくれ。

そして、WBCで経験を積んで、また一回り大きくなって、阪神タイガースに勝利をもたらしてくれ!

頑張れ!岩田!!