March 16, 2009

瀬戸内マリンビューに乗って大久野島へ

PICT0001毎年結婚記念日の時期には、九州やら神戸などに旅行に行っていたのだが、今年はパソコンやら洗濯機やらと出費が大きい。
なので旅行は中止としていたのだが、それも少し寂しい。
そこで思いついたのが大久野島。
以前行ってから暫く行ってないし、休暇村は安くて評判も良さそうだ。
忠海駅の近くから船で渡ることから、それならばと今回は電車の旅をすることにした。



PICT0003広島駅7番線ホームで入線を待つ。結構待ち人は多かった。


PICT0004
9:59。遠くから入線してくるのを望遠で狙う。いやいやいい光景だ。

PICT0005
瀬戸内マリンビューは、昭和に作られた国鉄型ディーゼルカーキハ47を改造して作られたイベント列車だ。
キハ47は、近代ディーゼルカー黎明期のDMH17系150〜180馬力のエンジンを積んだキハ10系や20系あるいは準急形キハ26系を置き換える目的で大量に作られた。この少し前に九州向けに作られた500馬力新型エンジン車キハ67系を基本に作られたが、エンジン出力は240馬力に抑えられた。なので旧型のキハ20系あたりとは殆ど動力性能に変化無く、山岳用2エンジン車のキハ52形などは置き換えることはできなかった。

PICT0007
呉線、特に三原ー広間の利用促進の一環で、地元が改造費を出して作られた。見ての通り海に浮かぶ船をイメージしている。
編成はキハ47を背中合わせにした2両編成で、1両が自由席車両で1両が指定席車両。自由席と指定席は内装が異なる。
現在は三原ー広間の殆どの列車が105系なので、風光明媚なこの区間にクロスシート車が走るというのは嬉しいことだ。
ディーゼルカーなので芸備線も走れるし。山を走るマリンビューというのも面白いかもしれない。(実現せんだろうな)

PICT0009
指定席の車内。なかなかムーディーだ。

PICT0010
我々の座席。4人掛けだったが、2人で座ることができた。座席幅はあまり広くないので、2人×2組で座るなら並んで座った方がいいだろう。
テーブルは奥行きがタップリあって広々していていい感じ。
窓の割り付けから言って、3番・5番のボックスがオススメだ。他のボックスは窓枠が間に入ってしまう。

PICT0013残念乍ら窓側の足下にダクトの出っ張りがある。これはキハ47系にもキハ58系にもあって(電車の381系にもあった)足下が狭くなってしまう。ボックスに2人掛けなら気にならないが、4人座る場合は気になってしまう。

PICT0015そうこうしているうちに10:06に発車。
列車の旅に缶ビールは欠かせません(笑)。

PICT0016新球場が見えた。在来線とはいえ、一瞬で通り過ぎるのでシャッターチャンスが難しかった。

PICT0017
窓が大きく明るい室内。乗車率も結構いい感じ。

PICT0021
少しすると海が見えてくる。
国道31号線が平行している。車からこちらを見る人の視線が面白い。

PICT0029PICT0031
トンネルに入るとこんな感じ。
い〜まは山中い〜まは浜〜。というのが日本の鉄道風景だ。

PICT0033こちらは自由席の車内。広〜三原の区間はローカル列車を兼ねる。一般の乗客はこちらの自由席に乗ることになる。瀬戸内マリンビューが運休の際は、この区間は同じダイヤで105系電車が走るのだ。


PICT0034PICT0035
11:00頃から早めの昼飯。広島駅で購入したあなごめし。
うえのと比べたら可愛そうだけど、まあ気分ということで。

PICT0036カミさんはカツサンド。薄切り肉を重ねて揚げた、所謂「キムカツ」というのに近いのかな。
少しシェアしながら食べたら美味しかった。


PICT0043
仁方からは海が見えたり隠れたりでシャッターチャンスが難しい。
安芸津は牡蠣の養殖で有名だ。牡蠣いかだが海に浮かんでいた。

PICT005012:03、忠海へ到着。
降りたら国道185号線を右折。線路に沿って歩いて行き踏切を渡ると忠海港だ。歩いて7分とあるが、だいたいそのくらい。

PICT0051
歩いていると黒滝山が望める。一度は登ってみたい。

PICT0052忠海港12:15発のフェリーで大久野島へ。
なかなかタイトな時間割なので、トイレは列車内で済ませておきたい。

PICT0055約10分で大久野島に到着。休暇村行きのバスが出迎えてくれるが、我々は徒歩で休暇村を目指す。休暇村までの道中もうさぎがいっぱいいるし。

BlogPaint
以前来た時は赤色の線の平坦なコースで休暇村へ向かったが、今回は途中から青色の線の灯台経由で休暇村を目指した。
紫色の線は後述。

PICT0059
早速桟橋の近くのうさぎがお出迎え。
というより食べ物が目当てなのだけれど。
早速持参したニンジンスティックをあげた。

PICT0062
桟橋近くの広場の小高い丘で遠くを見ていたうさぎを望遠で。
かわいい仕草だ。

PICT0065
桟橋を後にしてキャンプ場方面へ。
本当にいい天気だ。
当初は黄砂が出ると言われていたが、殆ど出ていなかった。

PICT0068
キャンプ場付近のうさぎ。おとなしい。

PICT0069
本当にどこにレンズを向けてもキレイな海。

PICT0076
海水浴場。

PICT0078海水浴場付近のうさぎ。持って行ったにんじんスティックを差し出すと、美味しそうに食べていた。


PICT0080PICT0081
階段を登って行くと灯台が。
キレイな石積みの灯台だ。現役で使用されている。

PICT0083
水仙が咲き乱れていた。

PICT0084
少し歩いたところから灯台を。
本当に空と海がキレイだ。

PICT0087
展望地からの風景。

PICT0091この道、少しばかり登山チックだ。以前ならヒーヒー言いながら登っていただろう。
美しい景色を堪能できるのは、日々の鍛錬のおかげかな。


PICT0093休暇村が見えて来た。
ここからは下り坂で広場へ。


PICT0102
広場でもうさぎがお出迎え〜。

PICT0108
ドアップ〜。

PICT0112
先ほどのうさぎを振り切り、13:55頃に休暇村へ到着。
チェックイン時間より前だったが、チェックインさせてくれた。ありがたい。

PICT0113
休暇村前の植え込みで休むうさぎ。
ここはうさぎにとってベストポジションなのだろう。

PICT0115
部屋から広場と海が見える。
いやいや居心地いいではないか。
暫し休憩してから荷物を置いて広場へ。

PICT0126
広場でくつろぐうさぎ。

PICT0133毒ガス資料館。今回は寄らなかったが、大久野島に初めて訪れたならば、一度是非立ち寄って欲しい。
大久野島では戦時中に極秘で毒ガスが作られていたという悲しい歴史がある。それは避けて通れないものだ。

PICT0172PICT0173
ビジターセンターから桟橋へ戻る道から展望台方面へ向かう。
先ほどの地図の紫色の線だ。

PICT0136
道中咲いていたキレイな花。
なんだろうか?

PICT0137南砲台跡。
この島には至る所に戦争の傷跡が残っている。近寄ると独特の気を発してるような気がするので引き返す。


PICT0138
発電所跡を裏から。
キレイな青い海がコントラストになって発電所跡の影を浮かび上がらせる。

PICT0170
しばらく歩いていると、こんな分かれ道がある。

PICT0139PICT0140
迷わず階段を登ったけれど、後から見ると舗装路を直進しても展望台に到着することが判明。
なので、次回は真っすぐ行こうと思う。

PICT0163PICT0158
展望台へ到着。星座盤があるということは、星がキレイなんだろうな。

PICT0143
結構広いスペースがある。

PICT0141

PICT0144

PICT0146

PICT0159

PICT0160
まさに360度の大パノラマだ。
いや〜。標高100m程度のプチプチ登山だが、達成感は最高。

PICT0147
忠海港を望遠で。いやいや楽しい。

PICT0152
ここにはうさぎは居ないだろうとおもったけれど、チョコチョコとウッドデッキの階段を登ってうさぎが現れた。

PICT0148
なかなか気の利いたおもてなしだな。

PICT0153
もてなしてるのはウチラか(笑)。

PICT0162
少し歩くとついてくる。展望台の上ではずっと一緒だった。
でも展望台を降りるとついて来なくなった。
縄張りなのだな。

PICT0167
展望台の直下にもうさぎ。おとなしくてかわいい。

PICT0171

PICT0176
ブラブラ散歩しながら休暇村前の広場へ。
水たまりの水を飲んでいるうさぎを望遠で。
うさぎも水分が必要なのだ。

PICT0191
顔を洗う仕草もかわいい。


PICT0183
と、遠くで写真を撮っていたら、気付いたうさぎが近寄って来た。

PICT0188
しゃがんだ体制で望遠で撮ると、なかなかいい写真が撮れる。

PICT0196
と思ったら、みんな向こうへ行ってしまった。
あれれ??

PICT0197
向こうのご夫婦がエサを撒いていた。
なるほどね。

PICT0207
我々も少しエサをあげてから部屋へ戻った。部屋から見るうさぎもナカナカ面白いのだ。
この後館内の温泉へ。いいお湯だった。

PICT0211
夕日もキレイだった。

7a09faf5.jpg夕食はバイキング。
何と言ってもこのバイキングがスゴい。鯛、カンパチ、甘えび、たこ、水イカの刺身が取り放題。野菜も海藻もうまいし、つみれ汁も最高。筑前煮もカキフライもうまかった。シメはたこめし。ちょっと取ったカレーも最高に美味しかった。取らなかったけどパスタ類や小さなコロッケもあったし、大人から子供まで楽しいバイキングなのではないか。
飲み物は生ビールの後日本酒へ。
誠鏡→宝寿→竹鶴の竹原トライアングル。
生ビールもお酒も良く出るのか状態は最高!
こりゃたまらん。


そう簡単にこんな料理出せるもんじゃない。
侮れないぞ。休暇村大久野島。

夜は海ほたるを見せてもらい、早めに就寝。

PICT1002
朝の風景。
WBCのキューバ戦をやっていたので早起きして観戦。
本当は朝の散歩に行こうと言っていたが、放射冷却で思いのほか寒かったのでやめて朝風呂に入ることにした。

PICT1007
明るくなってくるとうさぎの姿が多くなってきた。
朝食に行きがてら広場に出てみることにした。

PICT1008
あっという間にうさぎだらけ。

PICT1016
こんなにいっぱいうさぎがいる風景というのは、日本でただ一つなのでないか。
しかもここのうさぎは野生化している。何とも非日常の世界が広がっている。
人間にとっては異空間であり、うさぎにとっては楽園なのだ。

PICT1017
朝だけに顔を洗ううさぎ。

PICT1018
バイキングがスゴいのは夜だけでは無かった。
朝もスゴい。イカそうめんに焼き魚。いや〜すばらしい。
この後、ご飯をおかわりしたが、白飯が最高にうまかった。こんなにうまい白飯は「りんご畑」で食べた高野町コシヒカリ以来かもしれない。

食後は再び広場へ。

PICT1021
エサの袋をガサガサ鳴らすとうさぎが寄ってくる。
いやいや、寄ってくるというのは悪い気はしない。

PICT1022
テーブルの上もあっという間に上ってしまう。

PICT1027なでようとすると多くのうさぎは逃げてしまうが、中にはなでなでさせてくれるうさぎもいる。
嫌いなうさぎや警戒するうさぎもいるので、無理に押さえつけてはいけない。


PICT1030
走り去るうさぎを激写。

この後、ビジターハウスで紙すき体験をして、12:45の船で忠海へ戻る事にした。

PICT1031
帰る日は昨日と違って黄砂が出ており、キレイな景色は見れなかった。

PICT1032
桟橋近くで最後に残ったエサやニンジンを大放出。
休暇村前のうさぎ達よりもおとなしい感じだった。

PICT1033帰りの船。
行きの船より小さめ。


PICT1034忠海駅に到着。

PICT103712:45の船では呉行きの瀬戸内マリンビューには間に合わない。呉方面は1時間くらい待つ事になるので、ここは三原方面に出ることにした。


PICT1039
三原方面の構内。60キロの制限速度標識がある。
かつてこの駅を通過する優等列車(特急/急行)や貨物列車が設定されていたことの名残だ。

PICT1041古いタイプの名所案内の表示板が片隅に佇んでいた。


PICT1043そうこうしているうちに三原行きの電車が到着。普通の105系だ。
ロングシートに座って体をねじり乍ら瀬戸内海を臨む。


PICT1044
呉線車内から見えた大久野島。
忠海から三原方面は本当に海がキレイなのだ。

この後、三原に到着。
広島方面の在来線の時刻を見たら広島駅到着は15:10。
これが新幹線に乗ると14:22。

在来線は通学客が多くて座れない可能性もあるし、ここは時はカネなりとばかり新幹線に乗る事にした。

快適な2+2シートで爆睡。あっという間に広島駅へ到着。

今回の宿泊は休日泊だったので7500円/人。飲みものを足しても2人で2万円以内だ。
これは内容を考えたら格安だ。

列車の旅もできたし、船の旅もできたし、キレイな景色も楽しめたし、プチプチ登山もできたし、美味しい料理と美味しいお酒に天然温泉。そしてうさぎと戯れて紙すき体験。
値段以上に盛りだくさんで満足出来る旅行だった。

また行こうかな(笑)。

広島ブログ
広島ブログ


kumadays at 20:00│Comments(4)TrackBack(0) 訪問・旅行 | 鉄道・鉄道模型

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by sin   March 22, 2009 08:49
kumaさん

記念日おめでとうございます!

このJR海岸線は海がキラキラ反射してサイコーの酒飲みビューですよね。
たまにはローカル線のゆっくり旅に行きたくなりますよ。

休暇村の温泉付き充実料理と価格は値打ち大ですね〜(*゚∀゚)
2. Posted by kuma(kumadays)   March 22, 2009 13:34
sinさん>
ありがとうございます。

瀬戸内海沿いを走りますし、呉〜安浦〜安芸津〜竹原と、観光資源としても結構いけてると思うのですが、広島はクルマ社会ですからね・・・。
お酒飲めるし、ローカル線の旅もいいですよ。

休暇村大久野島は本当にお値打ちの宿です。
あれだけ飲んで食って温泉入って1万円/人以下ですから。
3. Posted by 湯来親爺   March 22, 2009 13:37
「鉄の血」あり「自然」あり「癒し」あり「グルメ」ありの大作お疲れ様です。
sinさんのコメによるとお誕生日ですか、おめでとうございます。
すぐさま「うさぎ」に食いついた身内の者がおりますので近いうちに大久野島へ行かねばならない親爺です。
いいですね〜。記事見てるだけでも癒されますね。ご飯も空気もおいしそうだし、ぜひ行ってみたいです。
4. Posted by kuma(kumadays)   March 22, 2009 15:37
湯来親爺さん>
ありがとうございます。3月10日が結婚記念日なんです。
このあたりウチはイベント満載なんです(笑)。
確かに1泊なのに盛りだくさんな旅行でした。
うさぎ目当てなら、あまり暑くならないうちがいいかと思います。うさぎは暑いのが苦手なので、暑い季節は多分山から出て来ないのではと思います。
料理も色々とプランがありますが、個人的にはバイキングで充分でしたよ。

コメントする

名前
URL
 
  絵文字