外観「きよちゃん」
住所:広島市中区立町3-21
電話:082-247-5276
営業時間: 11.00-19.00
定休日: 日曜・祝日、第3土曜日
駐車場:なし
ワンタンメン大盛以前からこの地で営業されていて、現在は初代店主の娘さんご夫婦が先代の味を継いで営業されている。
店内は狭いカウンター7席のみ。勿論、店内は譲り合いの精神も大切だ。大の男がビッチリ満席座ったら、一人当たりのスペースは結構狭いから。なので、それなりに不自由な思いするのは覚悟の上で訪問されたし。
麺は特色も無いし、とんこつ醤油のスープはパンチも無ければコクもない。なので現代的な視点でいけば、「味が出ていないオールドスタイルのラーメン」というカテゴライズをされてしまうだろうラーメン屋だ。
でも、昼時になれば、近隣のニューウエーブ系の海風堂に負けず劣らずの行列店と化す。私めが通う理由としては、この界隈で他にきよちゃんを超える選択肢が無いこと、元気で営業されているかなと安否訪問に近いものがある。
でも、更に言えば、ここの麺が最大限に条件が良ければウマいとうことがある。店主も旦那様もそれを解っているのだろう。キッチンタイマーで茹で時間を計り、余裕ある時は、固めでシャキッとした美味しい麺を出してくる。
が、これが一度お店が混雑するとそうもいかない。
麺を茹でている間に会計や下膳もしなくてはならない。どうしても茹で時間をオーバーしてしまう。あるいは麺を上げてから供するまでの時間が掛かってしまう。なのでノビてしまうことがある。

なので、一般的なネットでの口コミでは、バラツキが出るのは仕方ないと思う。

けど、昔のカウンターのラーメン屋って、皆そうだったような気がする。
理想郷としては、それらも全て理解したうえで味わうのがいいのだと思う。ある意味大人のラーメンかな。純粋にマズいウマいを言えば、広島市内にも他にウマい店は多くある。

でも、やっぱり「きよちゃん」じゃないとダメな時があるものだ。そう言う時にきよちゃんに行けば癒されるのだろうと思う。スッキリしている中華そばは、いつ食べても美味しいのだ。
それと逆にいえば、変な臭みが無い分、きよちゃんの中華そばは広島のとんこつ醤油の登竜門というか。私めを含む外部から来られた方には、親しみやすい味なのではないかと思う。
メニューは、中華そばとワンタンメン、ワンタン。それにご飯と漬け物。
2009年夏に冷麺が登場した(かなり以前にやっていたらしい)が、未だに食べていない。

ごはんと漬け物ごはんを頼むと、手作りの漬け物を一緒に出してくれる。
出す寸前に、味の素をパラパラと掛けてくれる。
中華そばにもカチョーを少々。
これでも普通のラーメン屋に比べればカチョーの量は少なめだと思う。今もカチョーの量にバラツキはあるけれど。
無理にコクを出してない味。すなわち自然体。
それがきよちゃんの特色であり、今日まで生き残って来た理由のひとつなのだろうと思う。今になって大衆は結構こういう味を求めているのかもしれない。
それとデフォルトでコショーを多めに掛けてくれる。これでパンチの無さを補っているのだろう。が、私めはいつもコショー抜きでお願いしている。個人的にはきよちゃんの中華そばにパンチは要らないと思っている。
でも、子供の頃はインスタントラーメンでも、ラーメン屋のラーメンでも、ラーメンにコショーはつきものでガンガン掛けていた。普通の人が眉をひそめる程の量のコショーを掛けていた。コショーを嫌うのはその反動かもしれない。コショーを掛けるとどうしても風味が変わってしまうし、どうせ掛けるなら擂り立てのブラックペッパーを・・・なんて難しい大人になったものだ。

きよちゃんの中華そばは、そんな難しい大人が難しさ抜きに楽しめる中華そばだ。そしたらコショー入りでもいいじゃないかという意見もあるかもしれないし、確かにそう思う。勿論、コショーが入っていても別にかまわない。「コショー抜きで」とお願いして間違えてコショーを掛けて供された時もあったが、それでもそれを頂いている。
そこで「作り直し」を命ずるなんて大人のやることじゃないと思う。

きよちゃんはそういう大人のお店なのだと思う。

中華そば     500円(最近550円から値下げした)
中華そば大盛   650円
ワンタン     550円
ワンタンメン   680円
ワンタンメン大盛 780円
ごはん漬け物付き 100円(昼時は50円)
ビール中瓶    500円
焼酎(麦/芋)  500円
冷麺       700円
冷麺大盛り    800円
ワンタン冷麺   800円
※金曜日はゆで卵サービス


大きな地図で見る

きよちゃん ラーメン / 立町駅紙屋町東駅本通駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5