7665cb20.jpg先日の夜、横川界隈をウロウロする機会があった。sinさんが紹介されていた面白そうな中華屋をいくつか回ってみたが、どこも閉店していた。大統領は開いているけれど・・・。
長谷川商店を目指すか、我馬を目指すか・・・。
そんな時、大統領の隣にある紅蘭が目に入った。確かタカノさんが紹介していたっけ。
そして店の外に貼ってあったメニュー2番目のアンカケそばが目に入った。
そういやあ、最近あんかけが掛かったラーメンって食べてないな。
アンカケそばに背中を押されて入店。

店内はL字形のカウンターのみ。カウンターの真ん中で店主がダイナミックに中華鍋を振っている。「昭和の中華料理屋さん」と言った感じで、決してキレイな店内ではないが不潔な感じはしない。

おっ、これは期待できるのかな。

店主のタイミングを計って、ビールとアンカケそばを頼んだ。

ビールはキリンビール。いいねえ。やっぱり瓶ビールが基本だね。
それに、あの「コップ」が一緒に出てくる。
やっぱり瓶ビールは「コップ」で飲むのがウマいのだろうな。

店主はあんかけを作り始めた。
おお、麺を茹でるより先にあんかけを作り始めるのだな。
麺は鍋の横にほぐして準備してある。ナカナカ手際がいいじゃないか。

そうそう。ビールはラーメンが来る前に飲んでしまわないとね。

それまでにかなり飲んではいたが、テレテレ界隈を歩いたこともあり、ビール一本くらい大した事無いね。

食後の為に一口だけ残すことにした。


そして、暫し待ったら出て来た。

アンカケそば。

3fe03150.jpgジャ〜ン!

目を疑った。

写真では解りづらいかもしれない。

この容器は丼ではない。

平皿ではなくてカレー皿のようなもの。

焼きそばや炒め物を入れるような皿だ。

そう、この「アンカケそば」にはスープが入っていない(!)のだ。

「アンカケそば=ラーメンの上にあんかけが乗っているもの」を想像していた私めは面喰らった。

メニューの並びからして、そう考えるのが普通だろう。

でも、確かに「そんなこと」はどこにも書いてない。

すなわち、「アンカケ焼きそば」のそばを焼いていないのが「アンカケそば」なのだ。

これは気付かなかったし、何よりも大きなカルチャーショックだった。

「何でも知ってるつもりでも、本当は知らないことがた〜くさんあるんだよ。」
(by おでんくん)

が、驚いている時間はない。
写真を一枚撮ってから食べる事にした。

麺類は最初は麺から食べるものと決めている。

箸を突っ込んで、あんかけから麺を引っ張りだす。

麺はどこにでもあるような麺だが、茹で加減はいい感じ。
あんかけも目の前で強火力で作られたものだけあって、ナカナカうまい。

しかし、時間が経つと、麺がくっついてほぐれない。
しかもあんかけがスゴい熱いから、そんなに早く食べることができない。

ほぐれない麺にラー油を掛けたら、少しはほぐれるかなと考えて、麺を引っぱりだして中心にラー油を掛けて食べたらラー油の味しかしなかった。

辛れぇ〜。

でも、そうやって熱い熱いアンカケそばを食べている時間は、ナカナカ幸せな時間であったと思う。
後悔したのはビールを少ししか残さなかったことだ。これならビールとも合いそうだ。
そしてあんかけ焼きそばと違って麺を焼いていないので、少しはカロリーも低いだろうし。

しかし、麺がくっついてしまうのはちょっとな・・・。
やっぱり最初にぐちゃぐちゃ混ぜてしまった方が良いのか。
でも中華丼をごちゃまぜにしても美味しい筈は無しなあ。
そもそも、この「アンカケそばの正しい食べ方」ってあるのだろうか。

色々と考えてしまった。

できたら、また再訪して、この「アンカケそば」を食べてみたい。

店を出てからメニューの写真を撮って、その後少し店から離れてから店の写真を撮ろうと思ったら、店主が出て来て暖簾を下げて電飾の電気を消してしまった。閉店は夜12時頃なのだろう。

この後、可部線の最終電車に乗って家路についた。

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