c490383eキャンプ道具数あれど、一番愛着が湧くものは何だろうか。キャンプの象徴的なものはテントだし、昼間はタープにお世話になる。普段腰掛けるのは椅子だし、いやいや一番長い間身につけているのはシュラフかもしれない。
でも、やはり、困った時に助けてくれているのは火器なのだろうと思う。

70fff38cお湯を湧かし暖を取れるストーブと闇夜を照らすランタンは無くてはならないものだから、愛着が湧きやすい道具だし、コレクターも多く存在するのも解る。
ストーブに関しては置いといて、ここではランタンについて思い向くまま書いてみたい。

ランタンは燃料によってタイプが別れる。
大きく分けると、
1.液体燃料
2.ガス
3.電池
だ。

1.液体燃料
液体燃料を高圧噴射して気化させて燃やすものと、アルコールランプのような芯を使って燃やすものに別れる。

1)ホワイトガソリンのランタン
主にキャンプでランタンと言えば、液体燃料を高圧噴射して気化させて燃やすタイプを指すだろう。燃料はホワイトガソリン。主にコールマンが作っているタイプだ。
噴射した燃料は燃やされ、マントルと呼ばれる高熱で発光する布が光るという仕組みだ。このマントルは予め空焼きをしなくてはならない。また燃料を噴射させるために事前に「ポンピング」という儀式を行わなくてはならない。
このポンピングが面倒だということで敬遠されることもあるが、慣れてしまえば大したことは無い。寒さにも強いし、一番確実に点灯できるのがホワイトガソリンのランタンなのだ。

やはりキャンプのランタンといえば、コールマンのガソリンランタンにとどめを指すと思う。定番と呼ばれるものにはそれなりに良さがある。

c490383eこの写真の一番左の緑のランタン。これが私めが主に使っている286ワンマントルランタンだ。買うのに迷ったらコレにすれば間違いないと思う。
真ん中の茶色の200Bはガラスの部分(ホヤ)が丸くてカッコいいが不便なことがある。
実は、このタイプのランタンは、添加する時にチャッカマンを使う。200Bは下からチャッカマンが入らないのだ。なのでマッチかあるいは特殊なモノで点火する必要がある。コレクターの方は主にこのタイプを熱心に集められているが、常用するには不便だと思う。

286は市販のチャッカマンが下から入る。中には自動点火装置を備えたモデルもあるけれど、自動点火装置は故障して使えないこともある。チャッカマンで点火するのが一番確実なのだ。
なので、最近200Bは完全にお蔵入り状態。

他、288や290といったマントルが2つついた明るいタイプもあるが、マントルが2つあるということは2つ付けなければならない。面倒クサいし、2つ付けなければランタンを使うことが出来ない。これは痛い。すなわち予備のマントルが無くなってしまった場合使用不能になる可能性が高いのだ。

なので286が一番いいと思う。燃費もいいし減光もできるから満タンにしておけば一晩なら燃料補給は不要だ。それにスタンダードな品なのでマントル他の消耗品が手に入りやすいという利点も大きい。
もっと明るいのが欲しいとなった時、あるいはもう1台欲しいとなった時も、286は2台目のランタンとしても使い勝手がいい。
Coleman(コールマン) ワンマントルランタン
Coleman(コールマン) ワンマントルランタン


0f8ff9e4もうひとつ、フェザーランタンも持っている。
これもチャッカマンが使えるが、タンクが小さく満タンでも2時間で消えてしまう。それと「とろ火状態」が出来ないから減光が難しい。
外見は可愛らしいが最初に買うランタンとしては不向きだと思う。

2)灯油ランタン(噴射タイプ)
ホワイトガソリンと同じく灯油を噴射させるタイプも販売されている。ペトロマックスやゲニオールが代表格だが、ホワイトガソリンに比べて扱いづらいので、最初はやめておいた方が良いと思う。
魅力は燃料代の安さと、所有することの喜び。

3)灯油ランタン(ランプタイプ)
このタイプは、噴射タイプに比べて明るさはさほどではない。というより暗い。
が、何より味があるのと、燃料が灯油であることから、燃料代が安いのが取り柄だ。
寒い日のキャンプの朝

ハーマンニャー(2005_01大鬼谷)

ハーマン・ニャー
キャンプに彩りを加えてくれる。
とはいえ、暗闇の中で調理したり作業したりするにはあまりにも暗いので、そういう場合は、明るいランタンと組み合わせて使うといいだろう。
調理は明るいうちに行い、あとは焚き火で飲食だけなら、あるいはソロキャンプなら、このハーマン・ニャー+ヘッドランプで充分いける。

FEUERHAND(フュアーハンド) フュアハンドランタン
FEUERHAND(フュアーハンド) フュアハンドランタン



3.ガスランタン
ガスランタンは燃料にガス缶を使う。コールマンも多くのガスランタンを出している。
ホワイトガソリンのようにポンピングは不要だし、明るさはホワイトガソリンのランタンに劣らない。いや、中にはそれよりも明るいものがある。
ただ、このタイプのランタンは、殆どがキャンプ道具専用のガス缶を使う。これは非常に割高なものだ。明るいタイプのランタンだと、700円から800円もするガス缶が4時間程度で無くなってしまう。
これはキャンプを重ねて行くごとに大きな出費となって返ってくる。
それと夏はいいが、寒い季節にガスは弱い。寒冷地ガスを使っていても使っているうちに内圧が下がってくるから手で暖めたりしなくてはならない。
それに、もとよりマントルを焼いて使ったりの手間はホワイトガソリンのランタンと変わらない。
なので、大きなガスランタンを購入するくらいなら、初めからホワイトガソリンのランタンを買った方がいい。
キャンプを重ねて行くと、いずれ買い替えることになる。買い替えたらホワイトガソリンのランタンばかり使うことになるから、ガスランタンは不要なものになってしまう。

が、どうしてもガスと言われるのであれば、小型のガスランタンなら将来的にも使う機会があるだろう。
明るさも結構明るいから少人数で団らんするには充分だ。
そして、所有する喜びや頑丈さを考えたら、プリムスEPIなど「山系」のメーカーのものがオススメだ。

また、やっぱり大型のガスランタンがと言われるのであれば、SOTO(新富士バーナー)ユニフレームが発売しているカセットガスのタイプがいいと思う。これならガス代も安いし、カセットガスなら他にも使い回しができる。


4。電池式
コールマンでも何種類か出ている。燃料を使わないから安全なのがこのタイプの長所。明るさは大したことは無いし、白色の光というのはあまり雰囲気は出ないものだ。
が、お子様が小さいうちは重宝するだろうし、テントの中ではこのタイプは必須。明るさや大きさも各種揃っているので、用途に応じて選ぶと良いと思う。

最近は明るいLEDを使った小型のタイプが出て来ている。電池の持ちもいいし今後の主力になるだろう。

・・・と、書いていたら、私めも随分と無駄な買い物をしたものだなと思いだした(笑)。

最近使っていないキャンプ道具