阿武山眺望有酸素運動は、ウォーキングとかジョギングとかサイクリングとか水泳とか、息が切れない運動。
無酸素運動は、短距離走とか重量挙げとか、一気に瞬発力を使う運動。
有酸素運動は脂肪が燃焼されて、無酸素運動は糖質が燃焼される。
なので痩せるには有酸素運動が有効。有酸素運動も最初は糖質が燃焼されて20分経過したらその後は脂肪が燃焼される。なので20分以上行うことが必要。

だいたいこのあたりが、一昔前にマスコミで報じられた常識的なところだろう。

でも、疑問が湧いてくる。

無酸素運動ばかりを繰り返している筈の短距離走の選手でも、みんな痩せている。重量挙げの選手だって、無駄な脂肪がついているとはとうてい思えない。
当然、基礎トレーニングとしてランニングなんかも行っているだろうけど、主たる競技は無酸素運動だ。

それに、20分迄は糖質が燃焼され、それから後は脂質が燃焼されるって、人間の体ってそんな便利なものなのか。

「人がそんなに便利になれるわけ、ない」
 by セイラ・マス

色々疑問に思っていたが、少し前にテレビ番組でやっていたことがある。
要点はこんな感じだ。

・・・・・・・・・・
有酸素運動でも最初から脂肪は燃焼している。20分程度までは糖質が主に燃焼されているが、20分程度経過すると、脂肪の方が主に燃焼されるが糖質の燃焼も続けられる。
無酸素運動でも主に糖分が燃焼するというだけで、脂質の燃焼も少ないながら行われている。
・・・・・・・・・・

ふ〜ん。

それなら多少納得いくかな。

色々とwebサイトを調べてみた。

あるわあるわ。
色々あるわ。

自分なりにまとめてみた。
専門家でも何でもないので、間違った解釈があればご指摘を。

1)多くのスポーツは有酸素運動と無酸素運動の両方の要素をもつ。
2)脂質と糖質の燃焼は運動強度によって変わってくる。
  一般的な運動においては、ほぼ50%-50%。
3)強度が高すぎると脂肪を燃焼しづらくなり、糖質を多く燃焼させる。
  しきい値は、主に無酸素運動のトレーニングによって高めることができる。
4)有酸素運動は心肺機能や酸素摂取能力の改善が望める。
  が、3)のしきい値向上や、筋力・筋持久力向上、
  すなわち運動能力の向上はあまり望めない。
5)無酸素運動はうまく脂肪を燃焼させることができないが、
  3)のしきい値や運動能力の上限を上げる効果が期待できる。
6)有酸素運動と無酸素運動をバランス良く行うことが大切である。
7)ダイエットにも有酸素運動と無酸素運動をバランス良く行うことが大切。
8)すなわち、とにかく何でもいいから運動することが大切。

結論的にはこんなところだろうと思う。
20分というのは、20分の間で血中の糖分は血中の脂肪が燃焼され、その後に内蔵脂肪なり体脂肪なりが燃焼されるという理論のようだが、それもキッチリと切り替わるわけではなく、流動的に行われるようだ。

先程疑問に思った件「無酸素運動ばかりを繰り返している筈の短距離走の選手でも、たいがいは痩せている。重量挙げの選手だって、無駄な脂肪がついているとはとうてい思えない。」に関しては、3)で説明がつく。アスリートは脂肪を燃焼しやすい体になっているということだ。

糖質や脂質のメカニズムは結構難しい。専門用語もいっぱい出てくる。
完全に理解するのは、スポーツ科学というより有機化学の知識も多少必要になってくる。
ただ糖質よりも脂質を燃焼(分解)させるのは難しいということ。すなわち糖質の方が簡単に燃焼(分解)するので、体は簡単な方を燃焼(分解)させやすいということだ。脂質を燃焼(酸素)させるためには多くの酸素が必要になる。なので有酸素運動の方が有効ということだ。

けれど、有酸素運動ばかり行っていると、筋力や筋持久力、運動能力の向上は望めないため、バランス良く無酸素運動を取り入れることが大切なのだ。

そんなの簡単にコントロールできるわけがない。

「そりゃそうだな。逆立ちしたって人間は神様にはなれないからな」
 by カイ・シデン

阿武山縦走路その点、登山はいい。
こういう縦走路を歩く。これは主に有酸素運動だ。息も切れない。壮快に歩くことができる。空気もいいし体の中がキレイになるような気がする。

阿武山階段そして、こういう急坂。これは主に無酸素運動だ。息も切れる。筋肉もパンパンに張ってくる。
が、こういう急坂の後は下り坂や縦走路が現れる。
要は自然と有酸素運動と無酸素運動がミックスされているのだ。
山に行くようになってから体も健康だ。立ち読みした本によると週に一度の山登りは、毎日1時間のウォーキングに匹敵するとも書いてあった。
確かに、山に行くとその後しばらくは体調がとてもいい。暫く行かないと無性に行きたくなる。

ここの所の登山ブームが解る気がする。

あ、危険とは背中合わせなので、それだけはご注意を。

写真は全て阿武山
広島市安佐南区

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