PICT0013秋のキャンプシーズン、カミさんはハンドメイドの仕事で忙殺されていて動けない。私めはキャンプに行きたい。
協議のうえ、カミさんには悪いけれど、雪が降ってしまう前にソロキャンプに出かけることにした。
PICT0001芝生サイトに家族連れの方がいらっしゃるということで、シーズンオフの定番になっている川沿いに。お互いプライベートを守った方がいいだろうという考え。
管理人さんに申し入れたら快諾頂いた。
トイレや炊事棟は芝生サイトを使用する。まあ大した距離ではないし。

PICT00067時に家を出発。24時間営業のスーパーで食材を調達し、9時半にはキャンプ場に到着。10時過ぎには設営完了。こうすればノンビリ過ごすことが出来る。
設営の時にパラパラ雨が降っていたが、じきに止んだ。大鬼谷は不思議なところだ。

PICT0003がら〜ん。

PICT0004紅葉は終わっている。
この季節が好きなのだ。

PICT0005夏はヤマメのつかみどりで賑わう場所。
この寂しげな風景がいい。

PICT0014PICT0015
管理棟前の温度計。同じ場所に違う温度の表示。管理人さん曰く、左の方が正しいとのこと。右の方が新しいのだが2〜3℃高めに出るらしい。
まあ、右は湿度計とうことで(笑)。

本当は設営が終わってから吾妻山でも行こうかと思ったのだけれど、天候がすぐれない。
なので、ココは舗装路を行く大鬼山に行くことにした。
管理人さん曰く「奥の地デジのアンテナの所はまだ行って無いんですよ・・・」
これは「行け」ということか??
神社にお参りに行ってから大鬼山へ。

PICT0019道中の景色。
いい。
この微妙な感じが何ともいい。

PICT0020テレビ塔へ到着。
少しガスっていた。
しかも風が強くて寒い。

PICT0021たかの温泉神の瀬の湯が恨めしく見えた(笑)。

PICT0024テレビ塔前方の木が伐採されて展望が良くなった。
地デジアンテナの業者さんが伐採してくれたのだろうか。
これなら木が生い茂る夏でも展望が楽しめそうだ。

PICT0046そして、このケーブルカーに沿って地デジアンテナを目指すことに。

※ここから先は自己責任でお願いします。万人に奨められるコースではありません。凋落、滑落しやすい場所もあります。また、工事作業中は立ち入らぬよう。工事業者の方の指示に従って下さい。

PICT0045こんなレールに沿って工事の資材を運んでいるのだな。少し乗ってみたい気にもなってけれど。

PICT0044一番奥のテレビ塔。
目指す地デジアンテナは遠くに小さく見える。

PICT0042なんと、ケーブルカーはこのテレビ塔で終わっていた。しかも、その先は足場が悪いじゃないか。
(地デジアンテナ側から撮影)

PICT0041この急坂を資材を抱えて登ったのだろうか。

PICT0036ズンズンと進んで行く。

PICT0025最後、更に急坂を登ると、アンテナが見えて来た。

PICT0026到着。
おつかれさま。

PICT0030この周辺は多少空間がある。
ここで落ち着いて昼飯にしようと思ったけれど、いかんせん寒いのと、天候の急変を恐れて、安全と思われるテレビ塔まで下りることにした。

PICT0029展望は臨めない。木々が邪魔して周囲が見えない。まあ元々展望を楽しむところではないから仕方ない。
ちなみに大鬼山の山頂(三角点)はもっと先。道なき道を行かなくてはならない。勿論断念した。

PICT0033下る途中。これはブナの木か??
葉が落ちていたから良く解らないけれど。

PICT0038下りる途中に少し展望が開けるところがある。
いい感じだ。

PICT0048下りて来たら少しガスが晴れていた。
ここで昼飯にすることに。

36521124.jpgとりあえずお疲れちゃま。
プハ〜。気持ちいい。
場内の露天風呂があるから出来るこの贅沢。もうキャンプ場から車で出ないと決めてしまえば、あとは飲んだくれ。
今日は山頂だけは理由があって一番搾り。最近の一番搾りは結構美味しいし。

353f8371.jpgお湯を湧かして、どん兵衛を食べようと思ったのだが・・・、どん兵衛を忘れてしまった。ガーン。喰いっぱぐれ。
持っていた紅茶のパックを入れて飲んだ。暖まった〜。

以前から山でやってみたいことがあった。

それは、フレディがライブでやる「あれ」だ。



PICT0047高野町の市街に向かってやるのはサスガに恥ずかしいので、右側の方に向かってやってみた。

「やまびこ」は帰って来なかったけれど、気分が良かった。

2009年11月28日13時頃、もし、高野町で奇声を聞かれた方がいらっしゃったら、それは私めです。
どうもすいませんでした。

PICT0050下山途中。葉の落ちた木々を見ていると、本当に癒される。

PICT0052キャンプ場へ下りて来た。
お疲れさま。

PICT0054ツリートンネル。

PICT0056夏にお世話になっているしらかばサイト。

PICT0057PICT0058
葉が落ちると白樺の幹の白さが強調される。白樺の新緑もキレイだけれど、これもまたキレイだ。

PICT0059夏に日影を作ってくれる木もすっかり落葉してしまっている。
この木、5月連休はまだ葉がついていない。これが5月中旬から一気に葉をつけて、11月には葉を落として雪に備える。
四季の移り変わりは面白い。

PICT0060いつもの川の景色。

PICT0061時折晴れ間も見えることもあったが、概ね鉛色の空の下で過ごした。
カラっとした晴天もいいのだが、これもまたいいのだな。

この後お風呂に行こうとしたのだが、少し待って欲しいとのこと。この間に鍋の準備をすることにした。

PICT0063お風呂から上がったら焚き火+鍋。
まだ3時を回ったところだったが、お昼抜きだったし、早めに始めて早めに寝ることにした。

PICT0064快適一人鍋システム(笑)

adb34067.jpg鍋が出来る迄は、シャケ缶にビール。
このシャケ缶ってやつは、ビールにも合うし日本酒にも合う。
チビチビ食べれば長持ちもする。
保存きくし、しかも「魚」である。

これほど優秀なキャンプ用のおつまみは無いな。

PICT0065目の前は川。

PICT0067夏の間は水遊びで賑わうが、シーズンオフは本当に静かなのだ。もう少し前なら魚が泳いでいる姿も見れることがある。

PICT0068上を見上げると、葉を落とした木々。これらを見ながら焚き火をしながら酒を飲む。
いやあ、最高。

PICT0072ビールの後はコイツ。
華鳩純米生もと。
以前買っておいたのを持って来た。

PICT0073鍋は24時間営業のスーパーで買って来た食材で適当に。鶏と牡蠣と豆腐と野菜。このあたりはこだわりなし。

PICT0074やっぱりこうでなくちゃ。

PICT0076寒くなって来たので鍋をどけて火を強く。

PICT0079ゴーッ。これも焚き火の楽しみ。

PICT0082後は残った鍋とお酒が無くなるまでチビチビと。

そのままウトウトしていたら、芝生サイトからYAKINIKUさんが遊びに来られたので、持って来られたビールを頂きながら談笑。
YAKINIKUさんありがとうございました。

早く寝る筈がすっかり夜更かししてしまい、
PICT0084翌朝起きたら7:20。たぶん大鬼谷での最遅起床記録更新かな(笑)。
もう山に行く元気も無く、サイトでコーヒーを頂いた。
今回、一人だし一泊だしと全く暖房関係を持って来なかった。夜はそれほどでも無かったが、朝方は結構寒かった。帰ってからアメダスを見たら、朝方は氷点下まで下がったようだ。

この後、ノンビリ撤収。ふじのやでお土産のアップルパイを買って、たかの温泉神の瀬の湯で暖まって、珍竹林でラーメンを食べてスプレモでコーヒーを飲んで帰路についた。
実は青才りんご園さんは先週行ったので今回は行かなかったけど。

一人のキャンプ、ソロキャンプ。やったことない人はビックリする人も多い。
「一人で何してんの?」
そんな質問をしてくる人も多い。
でも、大鬼谷の自然に身を置いていると、一人でも楽しいのだ。

一人佇みながら、大鬼谷に初めて来た時の事など、ボケっと考えていた。我々は秋からキャンプを始めたから、誰もキャンプ場に居ないこの季節が一番好きなのだ。

でも、今度はまたカミさんとノンビリとキャンプしたいな。

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