4993246b.jpgある用事があって100円ショップに行った。
爪楊枝が無くなったところだったので丁度いい。
買う事にした。
しかし困った。

売り場には2種類の爪楊枝がある。
片方は「大きなのひとつ」(左)。片方は「小さなのが2つ」セット(右)。手で持って比べてみた。
左右入れ替えてみた。

その時は「大きなのひとつ」の方が重く感じた。

う〜ん。

確かにオチとしては、パッと見多く感じる小さなの2つセットよりも、大きなのひとつの方が数が多いというのがシックリくるのだけれど、実際はどうなのだろうか。

人間の感覚なんてアテにならないものだし。

たかが100円の爪楊枝なのだけれど、こうなるとどっちが多いのか。多い方を買わないと気が済まなくなってきた。

c0e0a8fc.jpgかと言って、一本一本数えていたら日が暮れてしまう。
それに、こういうのって人間の能力はアテにならない。カウンターも無いし、数え間違いのエラーが起こる可能性は限りなく高い。
100円ショップに秤があれば良かったが、残念ながらそのショップには見当たらなかった。

なので、売り場に売っていた定規(広島弁では「さし」と言う)で直径を測定してみた。
底面積を比較すればいい。

1)大きなの 直径60mm
2)小さなの 直径48mm

底面積を求めるのは「半径×半径×3.14(円周率)」だが、比をとるだけなら直径をそのまま2乗して比較するのが簡単なことは自明。

1)大きなの 60×60=3600
2)小さなの2つ 48×48×2=4608

おお、圧倒的ではないか。

やはり計算をしてみるものだ。

99aa8cbb.jpgここでようやく店員がつかまり、店員に質問。
「これ、どっちが多いんですか?」
そしたら、なんと裏の品番が本数だそうだ。
大きなのはL-750と書いてあった。
これは450×2で900ということになる。

下らないことで時間と労力を使ってしまった。

無論、小さなの2つセットを買って帰った。

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