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調べたらもう半年以上キャンプに行ってない。
そう、サイドバーにもあるけれど、今年の1月23日/24日の雪中バンガローから行っていないのだ。過去は3か月空けたのが最高だったから、広島から東京への引越やら何やらあったにせよ、自然があるところに出かけたくなってくるものだ。
ちなみにこの半年登山にも行ってない。
そんな思いもあって、とりあえず手軽なバンガロー泊で出かけてみることにした。
場所は、あさまの森オートキャンプ場。先週見たら土曜日泊はバンガローが空いているじゃないか。
何しろ大鬼谷と同じくACNのキャンプ場だ。それなら安心だろうと思った。アクセスも比較的良いし。
朝から準備して7時に出発。関越道を北に向かう。

ああ大鬼谷なら9時頃に到着する時間だけど。
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お約束通りの渋滞!
35キロ+9キロ。49キロポスト付近まで渋滞は続いた。
「うろたえるな!これが関東の渋滞というものだ!!」
「以前に首都高で見たことがある、大丈夫だ。もっとも、こんなに間近で見ると恐ろしいものだがな」(by ランバ・ラル)

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無事渋滞を抜けて11時前に佐久平PAへ。
そこで食べた手打ち蕎麦(既出)。
ウマかった。

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すっかり鋭気を養ってから、キャンプ場のインターを過ぎて上田の街へ。

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上田駅の北の方にある旧北国街道。

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なんかいい感じ。

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岡崎商店で銘酒「亀齢」の純米酒を購入。
広島にも「亀齢」ってありますねと聞いてみたら、サスガにご存知であった。
勿論、全く無関係とのこと。
いいお土産になった。

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本命はこの並びにあるパン屋さん。
このデカいカンパーニュと他諸々を買い込んで、いざあさまの森へ。

小諸まで国道18号で戻ってから山の方へズンズンと進んで行く。

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最後のアプローチは未舗装の道路。
この600mの未舗装でデコボコの坂道は、60馬力軽量FFのパンダ号には厳しく、できれば走りたくは無い。
対向車が来た時に離合できる所も限られてるし、この道を走るには少しストレスを感じるかも。
今回は好天だったから良かったけれど、悪天候だったらどうだっただろう。
4駆のデカイ車なら腕の見せ所というか性能の発揮のしどころなんだろうけれど、そうでない車にはツライと思う。
コレは大きなマイナス点だろうな。

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チェックイン開始13:30から少し遅れて到着。
この大草原の小さな家みたいなのが管理棟というか管理人さんのお家らしい。
受付は入口のテラス。
多分、人がいっぱいになったらパニックになるのだろうな。
それと、風雨が来たらどうするのだろうか。
要らぬ心配をしてしまった。

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入口付近で子ヤギがお出迎え。
カワイイですな。これで少しポイントアップ。

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草をムシャムシャ。

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いい顔をしている。

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今日の寝床。
晩飯食べて焚き火して寝ることは充分出来そうだ。
建物はどこかで見たことあるような(笑)。

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室内は板張り。テーブルも無し。換気扇もなし。ロフトもなし。
おお、やはり大鬼谷とは違うのだ。
その代りにハンガーが3本あったのは大鬼谷よりも上(笑)。
ま、そんなの持って行けばいいのだけれど。
それでも、ナカナカ居心地のいいバンガローだった。

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サニタリー棟。トイレとシャワールーム併設。
場内にはコレひとつしかない。まあサイトも少ないからこれで充分なのかな。
合成洗剤使用禁止。
2口の蛇口からお湯が出るのがポイント高し。
あ、勿論大鬼谷もお湯は出ます。

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ココは本当に何も無かった山の斜面を切り開いて作ったキャンプ場なのだろう。

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周囲の展望は望めないが、所謂林間のサイトになっている。

とりあえずシュラフを出したり荷物を整理してから、車に乗って近くの菱野温泉常磐館へ。
歩いて20分と言われたが、あのデコボコの未舗装道を歩いて行く気はしないな。
場内にお風呂が無いのは残念だけれど、それは贅沢過ぎるのかもしれない。
露天風呂がある大鬼谷がスゴ過ぎるのだろう。

菱野温泉常磐館に着いて訊くと、500円/人の内風呂(割引券利用)と1000円/人の展望露天風呂(割引券なし)があるとのこと。
せっかく来たのでココは展望露天風呂を選択。

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登山電車で展望露天風呂へ。おお、スゴいかも。

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立派な索道じゃないか。これは鉄マニア垂涎モノ。

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自分でボタンを押すと発車する。
「出発進行!」

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すると動き出す。
おお。

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なんと、途中で離合できるようになっているのだ。
上から来る電車とぶつかりそうになってヒヤヒヤする。
これはアトラクションとしても素晴らしいな。

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すぐに終着駅へ到着。そこが露天風呂なのだ。

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カメラを持ち込まなかったのだが、展望は素晴らしかったし、お湯もいいお湯だった。
登山電車の駅から男湯が少し見えるのはご愛嬌。
風呂上がりの生ビールなども売っていたが、車でココまで来ていたので断念。
コチラに泊まらないと無理だな。

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下りも登山電車へ。

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対向電車との離合シーン。
レスポンスが悪い携帯カメラだけど、上手く撮れたかな。

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いやいや楽しめましたな。

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キャンプ場に帰ってプシュ&晩飯の準備。
そろそろ日没間近。

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炭を熾します。
こういう道具も使わにゃ損よね。

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ユニセラで焼肉。とりあえず手羽先を焼いとります。

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遠目に見たらこんな感じ。
タープを張るスペースもあるから、雨が降っても日差しが強くても、とりあえず大丈夫かな。

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日も暮れて来ましたな。

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さっき買ったパン。
ドリアンのミッシュと比較したら、それはそれはその隔たりは大きく、比較する対象にもなりえず。
大変期待していただけに、とても残念でございました。

やっぱりキャンプに来たら自分でパン焼けってことなんですかね。
悪いけれど我々がキャンプで焼いていたパンのがウマい。

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焚き火をしながら、パン談義や大鬼谷で過ごした日々などを懐かしみながら、夜は更けて行くのでした。

来られていた皆さんとてもマナーが良く、夜は静かになった。
これは素晴らしいことだと思う。

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そしたら朝も焚き火。
コーヒーと朝食を頂きます。

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遠くから見たらこんな感じ。
良いですな。

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売っている薪はこんなの。
建材の余りそのまま。
嘘でもいいから、斧で割ったような皮がついているのがいいな。

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オートキャンプサイト。

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太陽が昇ってきた。

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今日もいい天気。

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バンガローの裏は少しだけ紅葉していた。秋ですな〜。
1000m以上の標高ということもあって涼しかった。

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ボチボチ片付け。

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場内を散歩。
これは空いていたオートキャンプサイト。

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空間は充分だし、斜面に作った棚田式のサイトなので、プライベート感はあっていい感じ。

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林間サイトなので、ココにはまってしまえば居心地はいいに違いないだろう。

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ハイジのブランコと呼ばれる大きなブランコ。
色々とお客様のご意見を聞きながら発展途上のキャンプ場のようだ。
あんまり変に媚びすぎて俗化しなければ良いけれど、と要らん心配をしてしまった。

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ミニゴールがある遊び場は、終始子供達がサッカーに興じていた。
何度か我々のバンガローの敷地にボールが飛んで来たので、蹴り返してあげた。
一回、ミスキックして草むらに蹴り込んでしまい悪い事したけど(笑)。

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ゴミの分別。ココに無いものは持ち帰り。

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さ、用が済んだら長居は無用。
キャンプ場を後にした。

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帰り道にある観光農園へ。
やっぱり秋のキャンプはりんごだよな(謎)。

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看板犬。カワイイぞ。ナデナデOKだった。

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「さんさ」って聞かない品種だけれど、酸味のバランスも良くて早い季節のリンゴの割には美味しかったので買って帰った。

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プルーンも買って帰った。
青才りんご園さんでも買って食べたら美味しかったし。
一番右の品種は試作品らしい。右2つを買って帰って食べたけど、とても美味しかった。

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次なる目的地「アトリエ・ド・フロマージュ」でチーズをいくつか買った。

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922298e9.jpg家に帰って食べたけれど、とても美味しいチーズだった。
また買いに行きたいな。


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「アトリエ・ド・フロマージュ」からの風景。

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小諸って基本いいところなのだ。

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この後、ラーメン(既出)を食べて早めに高速へ。
0.7キロポスト〜練馬インター〜谷原の渋滞を抜けて、3時頃には帰って来れた。

この「あさまの森」、大自然を切り開いて、しかもワイルドさも残しながら車の乗り入れも可能にしたオートキャンプ場だ。管理も行き届いているように見えるし、来られている方のマナーも良い。とてもいいキャンプ場だと思う。
が、我々からしてみたら、大鬼谷の代わりにはならないし、もう一度来るかと言われれば多分行かないだろう。
大鬼谷は、居るだけでも心地よいし、歩いて場内や周辺を巡っても楽しい。それに何か神がかったモノがあって、惹き付けられる何かというか、大鬼谷マジックに掛かると大鬼谷に何度も行きたくなってしまうのだ。
だけど、残念ながらココにはそういうものを感じることが出来なかった。
何でだろうか。
あくまでも個人的感想なので、ご贔屓にされている方には悪いのだけれど。

ま、とりあえず、バンガロー泊だったけれど、とりあえず東京での初キャンプを果たした。
次はどこに行こうかね。
テント泊もしたいし、パンも焼きたいし、ベーコンも作りたいな。