
今年の夏はキャンプに行きたい。でも色々あって予定が立てられず。何とか8月16日から2泊で行けることになったので行くことにした。
東京に戻って来て何ヶ所かキャンプ場に訪れたが、まだ新規開拓したい。そういえば無印良品のキャンプ場に一度も行っていない。無印良品のキャンプ場は「そのままの自然を、そのまま楽しむ」というコンセプトだ。ワイルドな自然が楽しめるに違いない。それに、ウチはベッドやダイニングチェアやチェストなどの家具類や食器類も含めて、それなりに無印良品ユーザーだ。一度は行っても良かろう。
そう決めたのが8月5日(日)頃。
さて予約しようかと思ったら、無印良品キャンプ場を予約するにはユーザー登録が必要とのこと。で、そのユーザー登録だが、ネットで登録→会費を振込→入金確認→必要書類が無印から郵送され、そこに書いてあるIDをネットで入力して予約するという、何とも面倒で時間が掛かるシステムで。
振込したのが8月8日(水)の朝。その後電話したら、一番早くても入金確認が8月10日(金)なので、ID発行が早くても金曜日の夕方になるという。IDだけなら電話で教えてくれるらしい。
金曜日には電話出来なかったが、土曜日に電話がつながり、ようやく電話でIDを聞き出し、ネットから予約することが出来た。
予約はサイト単位で毎日の空き状況が照会出来るため、好きなサイトを好きな期間予約することが出来る。これは凄いシステムだ。しかもサイトの特徴(斜面になっているか、木があるかなど)も1つ1つ書かれている。
しかし結局は行ったことが無い所は状況が見えないので、正直何が何だか解らなかったというのも事実なのだけれど。
キャンプ当日、7時過ぎに出発して関越道を北上。事故渋滞にいくつか巻き込まれながらの走行となる。塩沢石内インターから山越えで津南町へ。道中は道案内の看板があるから迷うことは無いけれども、インターからキャンプ場までは結構距離がある。1時間くらい掛かるかな。

11時を回ったので道中の「とみざわ」で蕎麦。早めの行動が功を奏す。

天ざるそば。ナカナカ美味しかった。
津南町内で少し渋滞しながら国道117号線を長野方面に走り、道案内に従って右折。

そこからキャンプ場までは林道を走る。この林道が結構しんどい。所々待避所があるが、概ね乗用車が離合できない幅なので、常に対向車を気にしなくてはならない。
広島の時はこういう道を結構走ったけれども、東京の方は走り慣れない方も多いのではないか。基本的にこういう道は登り優先なのだが、そういう呼吸が通じない方もいらっしゃって、しかもカーブミラーを見ないで突っ込んで来られる方も多く、神経を使うことになる。

暫く走ると貫禄ある建物があったので立ち寄ったら、それはANNEX山伏山荘だった。
キャンプ場受付はもう少し奥になる。

看板に従って進むと管理棟があった。
到着は12時半頃と、チェックインの13時より若干早かったが、チェックインできた。スタッフの対応は非常に親切だった。

解らないなりに情報を集めて予約したのはB48番サイト。スタッフの方が黄色線のように親切に道案内をしてくれた。
とりあえずサイトに行こうと車を走らせたら、反対方向から侵入して来た車に下がるように指示された。どうやら一方通行のようだ。

そう、この道。

反対から見たところ。

この赤い区間、地図を見る限りどう見ても一方通行では無いし、充分離合出来る幅があるのだけれど、その運転手の方が車を下りて注意を促して来られたので、とりあえず従うことにした。

確かに、青→緑→黄と行けば遠回りだけれどBサイト方面に行く事は出来る。ただ緑の区間は狭く乗用車同士の離合も苦しい。

青の一方通行の道。
一方通行の表示は無いけれど。

しかし、どうも釈然としないので、後でスタッフの方に問い合わせたら、やはり赤い区間は一方通行でなくBサイト方面に下りられるとのこと。
なので、その後は堂々とBサイト方面に下りる事にしたのだけれども、何人かの方に一方通行を注意されることがあった。なんと。これだけ多くの方が誤解するということは、結局のところ、キャンプ場側の案内が悪いということだろうと思う。無用なトラブルにならないといいけれど。

ちなみにBサイト内の一方通行は、このような標識がある。この道はデコボコで勾配もあって見通しが悪く、ここで一方通行違反の車と鉢合わせになったら大変だろう。

さてさて、予約したB48。スタッフの方のおすすめサイトを見て選んだ。津南は暑いと聞いていたので、少しでも木があるサイトをと。
木に囲まれていることから虫の心配があったのでティエラ(小川キャンパル)も持って行った。
しかし、写真では平坦に見えるサイトだが、結構起伏が激しい。特に傾斜があるサイトとは書いていなかったが。それにサイトの中央に大きな木があったりでテントを張る場所を悩むことに。大きなティエラはこの時点で諦めた。

結局こういう形に落ち着いた。サブポールを豊富に持って行ったので、開放的にセッティング。
テントは少し傾斜があるので、寝る時に少し苦労したけれど。

テントとタープが干渉する場所があったので、サブポールを使い小技で逃げることにした。

木々の間から見える青空が気持ちいい。

山伏山がキレイに見える。
いいサイトを選んだな。

奥はジャングル状態だ。蚊もいればアブも蜂もいる。小さなお子様連れには辛いかもしれない。それとこのサイトは大型車は使用できない。
(重量:2,500kg程度 全幅:2,000mm程度 全長:5,100mm程度 全高:2,100mm程度 大型車はこれらを上回るもの)

このサイトはバッタ天国だ。何か動くものがあると思えば、殆どがバッタだ。

これだけ虫喰いがあるということは、農薬とか除草剤とかは使っていないのだろう。

中央の木もジャングル風でいい感じ。

トカゲ(カナヘビ)が棲みついていた。
グロいというより、ナカナカ愛らしいのだ。

今回もスモーカーでベーコン作り。設営が終わったらコチラをセットしてお風呂に出かけることに。場内にはシャワーしか無いので湯船につかるには津南町内の温泉に行くしかない。

そのためには長々とした林道を下りなくてはならないのだ。

林道を下りる時に、所々景色がキレイなところはあるけれど。

どこか人工的で、工業団地を彷彿させる河岸段丘。

3日間のお風呂は龍神の湯へ。価格も安いし、とてもいい温泉だ。
しかし、先程の林道を下りて川の対岸側へ登って片道30分以上掛かる。往復で2時間近くかかるというのは大きな時間のロスだ。

2時間置くとスモーカー内のスモークウッドは消えてなくなる。帰ってからスモークウッドを追加した。

それと平行して晩飯の準備。

久しぶりの丸鶏。

上手く焼けたかな。

昔取った杵柄というか、とりあえず美味しく焼くことが出来た。
今宵は旅の疲れもあって、早めに就寝。星がキレイだった。
夜は暑かった。Tシャツ短パンでタオルケットが暑く感じるくらい。
但し朝は涼しいので、薄手のシュラフがあった方がいいくらい。

朝の山伏山。

津南の朝は早い。サイトによってはかなり早い時間から太陽が当たる。

とりあえず場内をグルリ散歩。

津南町を見下ろす景色が見える場所もある。

多くのサイトから山伏山が見える。これはいいことだ。

他の用事を済ませてから津南町のひまわり畑へ。
既に終わっている区画もあったが、

左奥に丁度咲いている区画があった。

ナカナカすごい。

いやあキレイですな。

花が結構デカイのだ。

蜂さんも頑張っていた。

角度を変えてみると面白い。

普通車駐車料金は300円。
ちょっとした出店も出ている。
このひまわりは町おこしの一環なのだろう。
ここから龍神の湯は近いので、龍神の湯に寄ってからサイトへ戻った。

昨晩のベーコンを切って、

スキレットで炙る。

コレが最高にウマい。

龍神の湯の脇で売っていたアスパラと、管理棟の前で売っていたズッキーニ。

これらをチーズフォンデュで頂いた。
簡単で満足度が高い夕食となった。
夜は焚き火をしたが、じきに雷雨となり薪が大量に余ってしまった。

翌朝は雨が上がったので、山伏山へ登ることにした。

管理棟付近から。
今日は天気が良くなりそうだ。

一旦山荘の方に戻ってから、この看板を右の方へ。(左に行くとキャンプ場)

少し歩いて駐車場らしき空き地を過ぎると、右側に看板が。

これに従い山に入る。

いい感じの登山道。

給水設備を過ぎると、

道が険しくなってくる。

概ね木に覆われているので日が射して来ても安心だ。

20分も歩けば展望台へ。

お地蔵さんの先が展望台?

残念乍らがけ崩れしていた。

そこからの景色。

残念ながらキャンプ場を望むことは出来なかった。山頂付近をウロウロしたが、ココ以外に眺望がある場所は無く、ちょっと残念だった。

下山して撤収準備へ。

段々と明るくなってきた。

先程登った山伏山もサイトからキレイに見えた。

昨晩の雨に打たれたテント。実は初日に防水剤を塗ったのだが、塗り方が雑で上手く塗れたところだけ水を弾いているという結果に。

サボって塗らなかった前室部分は、完全にびしょ濡れ。

その後もどんどん晴れていき、

完全に乾燥撤収。

サイトを後にした。

管理棟でチェックアウト。管理棟からの景色はいい感じ。

ゴミは山伏山荘に集めるので帰りに持って行った。
分別は一般的なもの。

山伏山荘の前の湖と山のロケーションはなかなかのものだ。

帰り道も快晴。
この後、津南駅に寄って「ぽぱい」で昼食を食べて帰路についた。
〜つづく〜
振込したのが8月8日(水)の朝。その後電話したら、一番早くても入金確認が8月10日(金)なので、ID発行が早くても金曜日の夕方になるという。IDだけなら電話で教えてくれるらしい。
金曜日には電話出来なかったが、土曜日に電話がつながり、ようやく電話でIDを聞き出し、ネットから予約することが出来た。
予約はサイト単位で毎日の空き状況が照会出来るため、好きなサイトを好きな期間予約することが出来る。これは凄いシステムだ。しかもサイトの特徴(斜面になっているか、木があるかなど)も1つ1つ書かれている。
しかし結局は行ったことが無い所は状況が見えないので、正直何が何だか解らなかったというのも事実なのだけれど。
キャンプ当日、7時過ぎに出発して関越道を北上。事故渋滞にいくつか巻き込まれながらの走行となる。塩沢石内インターから山越えで津南町へ。道中は道案内の看板があるから迷うことは無いけれども、インターからキャンプ場までは結構距離がある。1時間くらい掛かるかな。

11時を回ったので道中の「とみざわ」で蕎麦。早めの行動が功を奏す。

天ざるそば。ナカナカ美味しかった。
津南町内で少し渋滞しながら国道117号線を長野方面に走り、道案内に従って右折。

そこからキャンプ場までは林道を走る。この林道が結構しんどい。所々待避所があるが、概ね乗用車が離合できない幅なので、常に対向車を気にしなくてはならない。
広島の時はこういう道を結構走ったけれども、東京の方は走り慣れない方も多いのではないか。基本的にこういう道は登り優先なのだが、そういう呼吸が通じない方もいらっしゃって、しかもカーブミラーを見ないで突っ込んで来られる方も多く、神経を使うことになる。

暫く走ると貫禄ある建物があったので立ち寄ったら、それはANNEX山伏山荘だった。
キャンプ場受付はもう少し奥になる。

看板に従って進むと管理棟があった。
到着は12時半頃と、チェックインの13時より若干早かったが、チェックインできた。スタッフの対応は非常に親切だった。

解らないなりに情報を集めて予約したのはB48番サイト。スタッフの方が黄色線のように親切に道案内をしてくれた。
とりあえずサイトに行こうと車を走らせたら、反対方向から侵入して来た車に下がるように指示された。どうやら一方通行のようだ。

そう、この道。

反対から見たところ。

この赤い区間、地図を見る限りどう見ても一方通行では無いし、充分離合出来る幅があるのだけれど、その運転手の方が車を下りて注意を促して来られたので、とりあえず従うことにした。

確かに、青→緑→黄と行けば遠回りだけれどBサイト方面に行く事は出来る。ただ緑の区間は狭く乗用車同士の離合も苦しい。

青の一方通行の道。
一方通行の表示は無いけれど。

しかし、どうも釈然としないので、後でスタッフの方に問い合わせたら、やはり赤い区間は一方通行でなくBサイト方面に下りられるとのこと。
なので、その後は堂々とBサイト方面に下りる事にしたのだけれども、何人かの方に一方通行を注意されることがあった。なんと。これだけ多くの方が誤解するということは、結局のところ、キャンプ場側の案内が悪いということだろうと思う。無用なトラブルにならないといいけれど。

ちなみにBサイト内の一方通行は、このような標識がある。この道はデコボコで勾配もあって見通しが悪く、ここで一方通行違反の車と鉢合わせになったら大変だろう。

さてさて、予約したB48。スタッフの方のおすすめサイトを見て選んだ。津南は暑いと聞いていたので、少しでも木があるサイトをと。
木に囲まれていることから虫の心配があったのでティエラ(小川キャンパル)も持って行った。
しかし、写真では平坦に見えるサイトだが、結構起伏が激しい。特に傾斜があるサイトとは書いていなかったが。それにサイトの中央に大きな木があったりでテントを張る場所を悩むことに。大きなティエラはこの時点で諦めた。

結局こういう形に落ち着いた。サブポールを豊富に持って行ったので、開放的にセッティング。
テントは少し傾斜があるので、寝る時に少し苦労したけれど。

テントとタープが干渉する場所があったので、サブポールを使い小技で逃げることにした。

木々の間から見える青空が気持ちいい。

山伏山がキレイに見える。
いいサイトを選んだな。

奥はジャングル状態だ。蚊もいればアブも蜂もいる。小さなお子様連れには辛いかもしれない。それとこのサイトは大型車は使用できない。
(重量:2,500kg程度 全幅:2,000mm程度 全長:5,100mm程度 全高:2,100mm程度 大型車はこれらを上回るもの)

このサイトはバッタ天国だ。何か動くものがあると思えば、殆どがバッタだ。

これだけ虫喰いがあるということは、農薬とか除草剤とかは使っていないのだろう。

中央の木もジャングル風でいい感じ。

トカゲ(カナヘビ)が棲みついていた。
グロいというより、ナカナカ愛らしいのだ。

今回もスモーカーでベーコン作り。設営が終わったらコチラをセットしてお風呂に出かけることに。場内にはシャワーしか無いので湯船につかるには津南町内の温泉に行くしかない。

そのためには長々とした林道を下りなくてはならないのだ。

林道を下りる時に、所々景色がキレイなところはあるけれど。

どこか人工的で、工業団地を彷彿させる河岸段丘。

3日間のお風呂は龍神の湯へ。価格も安いし、とてもいい温泉だ。
しかし、先程の林道を下りて川の対岸側へ登って片道30分以上掛かる。往復で2時間近くかかるというのは大きな時間のロスだ。

2時間置くとスモーカー内のスモークウッドは消えてなくなる。帰ってからスモークウッドを追加した。

それと平行して晩飯の準備。

久しぶりの丸鶏。

上手く焼けたかな。

昔取った杵柄というか、とりあえず美味しく焼くことが出来た。
今宵は旅の疲れもあって、早めに就寝。星がキレイだった。
夜は暑かった。Tシャツ短パンでタオルケットが暑く感じるくらい。
但し朝は涼しいので、薄手のシュラフがあった方がいいくらい。

朝の山伏山。

津南の朝は早い。サイトによってはかなり早い時間から太陽が当たる。

とりあえず場内をグルリ散歩。

津南町を見下ろす景色が見える場所もある。

多くのサイトから山伏山が見える。これはいいことだ。

他の用事を済ませてから津南町のひまわり畑へ。
既に終わっている区画もあったが、

左奥に丁度咲いている区画があった。

ナカナカすごい。

いやあキレイですな。

花が結構デカイのだ。

蜂さんも頑張っていた。

角度を変えてみると面白い。

普通車駐車料金は300円。
ちょっとした出店も出ている。
このひまわりは町おこしの一環なのだろう。
ここから龍神の湯は近いので、龍神の湯に寄ってからサイトへ戻った。

昨晩のベーコンを切って、

スキレットで炙る。

コレが最高にウマい。

龍神の湯の脇で売っていたアスパラと、管理棟の前で売っていたズッキーニ。

これらをチーズフォンデュで頂いた。
簡単で満足度が高い夕食となった。
夜は焚き火をしたが、じきに雷雨となり薪が大量に余ってしまった。

翌朝は雨が上がったので、山伏山へ登ることにした。

管理棟付近から。
今日は天気が良くなりそうだ。

一旦山荘の方に戻ってから、この看板を右の方へ。(左に行くとキャンプ場)

少し歩いて駐車場らしき空き地を過ぎると、右側に看板が。

これに従い山に入る。

いい感じの登山道。

給水設備を過ぎると、

道が険しくなってくる。

概ね木に覆われているので日が射して来ても安心だ。

20分も歩けば展望台へ。

お地蔵さんの先が展望台?

残念乍らがけ崩れしていた。

そこからの景色。

残念ながらキャンプ場を望むことは出来なかった。山頂付近をウロウロしたが、ココ以外に眺望がある場所は無く、ちょっと残念だった。

下山して撤収準備へ。

段々と明るくなってきた。

先程登った山伏山もサイトからキレイに見えた。

昨晩の雨に打たれたテント。実は初日に防水剤を塗ったのだが、塗り方が雑で上手く塗れたところだけ水を弾いているという結果に。

サボって塗らなかった前室部分は、完全にびしょ濡れ。

その後もどんどん晴れていき、

完全に乾燥撤収。

サイトを後にした。

管理棟でチェックアウト。管理棟からの景色はいい感じ。

ゴミは山伏山荘に集めるので帰りに持って行った。
分別は一般的なもの。

山伏山荘の前の湖と山のロケーションはなかなかのものだ。

帰り道も快晴。
この後、津南駅に寄って「ぽぱい」で昼食を食べて帰路についた。
〜つづく〜
コメント
コメント一覧 (4)
ご訪問ありがとございます。
最近更新が滞ってますが、宜しくお願い申し上げます。
こんにちは。ご訪問ありがとうございます。
以前の記事を読んで下さりありがとうございます。
また写真をお褒め頂きありがとうございます。
しかし写真は最近はiPhoneばかりで。
キレイに写るものですからね。
コメントする