
10月の3連休に一泊でキャンプへ行くことにした。未だ未だコチラでは新規開拓が必要ということで、キャンパー注目?の北軽井沢エリアの中でクリオフィールドに行ってみることにした。公式サイトのトップページ冒頭に「クリオフィールドはファミリーやカップルでご利用のお客様のための 静かなキャンプ場です」とあるように、我々にピッタリのコンセプトではないかと思い、以前から行きたいとは思っていたのだ。但し、色々な方のブログ等を読むと、FLYが大量に居るとのこと。ここ最近、北軽井沢のキャンプ場に多いらしく、それもあって躊躇していたこともある。そりゃ蚊やアブやブヨよりも、それこそスズメバチよりもマシなのだろうけれど、そんなに大量に居たら興ざめだよね。まあ標高も高いし10月になれば虫も少なかろうと。
ここ最近も期末の忙しさを引きずっており、6日土曜日朝は8時過ぎに出発。高坂SA付近先頭25キロの渋滞に巻き込まれて高坂で休憩していたら、クリオフィールドの予約電話受付開始の10時になったので、そこで電話予約した。

そこからは渋滞もなく碓氷軽井沢インターから中軽井沢を通り過ぎ、昼前になったので北軽井沢の「みのり」で蕎麦。量も多くて美味しかった。

標高が高くなってから結構涼しくなった。
温かい蕎麦も美味しいですな。

昼頃にはクリオフィールドへ到着。管理棟は住居を兼ねて居るのかな。
管理棟には周辺の案内やグッズ類も多少は売っていた。が食材は売っていないので近隣での調達が必要だ。車で数分走ればスーパーが幾つかあって、その点は大変恵まれている。

当日予約で通されたサイトは、一番奥の方にある19番サイト。おお「19番サイト」の響きは懐かしい。大鬼谷では19番サイトがお気に入りだったからなぁ。

奥行きはかなり広いのだけれど、奥に向かってずっと傾斜があるのとサイトの真ん中に木があること、そして雨の可能性が強いことからレイアウトに悩むことに。
こういう時はとりあえずテントの場所を決めてしまわなくてはならない。とにかくなるべく平らな所で眠りたいから。

なんとか平らなところを探して設営完了。しっとりとしていい感じだ。

雨に備えてテントとタープを連結するレイアウトが組めて良かった。隣とのプライバシーはタープのウイングを下ろせばOK。

正面側が道路なので、正面側はパンダ号で視線をブロック。このあたりはオートキャンプの常套手段ですな。

設営が終わってからとりあえず場内を散歩することにした。

すぐ近くの炊事棟+トイレ。トイレは土足禁止でとても清潔だった。便座も洋式だ。素晴らしい。

そして何よりもコチラのキャンプ場の美点はお湯が出ることだ。しかもコチラは蛇口を捻るとお湯が出るという素晴らしい設備。

いやあ、この瞬間湯沸かし器様々だな。

この流し(裏もあり)の全てでお湯が利用できる。お湯の量も多く、ダッチオーブンなどもストレス無く洗うことが出来る。油汚れもサッと落ちる。
混雑したら全ての蛇口に充分なお湯が供給されるかどうかは解らないけれども、何よりもこれは嬉しい。

清潔に使いましょうね。
皆が清潔に使えば汚れることはありません。

脇には炭捨て場とペグ洗い用の水道が。ペグやバーベキューコンロなどはコチラで洗うことになっている。
皆がルールを守れば、流しも汚れることはありません。
ちなみに上記の設備は管理棟脇にもある。
管理棟脇にはシャワールームもある。残念ながらお風呂は場内に無いのだけれども。

そう、コレが今回コチラに来た1つの理由でもある。
やっぱり夜は静かにならないとね。

管理棟脇の薪置き場。デカくて湿っていて火は着きづらかった。でもそれも楽しみのうちのひとつかな。

管理棟脇にあるドッグラン。
せっかくドッグランが準備されているのだし、ドッグラン以外でのノーリードは絶対にダメです。
勿論、ドッグランが無いキャンプ場もノーリードは絶対にダメです。キャンプ場以外でもノーリードは絶対にダメです。
飼い主の皆様、マナーは守りましょうね。
もし地震が来たらどうしますか。
地震だけでなく、もし予期せぬ出来事に遭遇して愛犬がパニックになった時に、飼い主の皆様は愛犬を抑えることが出来ますか?
例えば、ノーリードの状態で愛犬がいきなり全力疾走を始めた時に、追いかけて捕まえて愛犬を確保することが出来ますか?
人間だって非常時はパニックになって取り乱すことがあるのです。
愛犬がパニックにならない保証はどこにも無いと思います。
是非ともお願いします。

トレーラーハウス。

ログキャビン。
歪んでいるのが少し気にはなるけれど。

室内は板張りで何も無いから、マットやらは必須かな。

我々のサイト周辺は林間サイトのようになっているが、殆どが芝生に覆われた平面の多いサイトだ。

所々に木々が残されていて感じは悪くない。

区画はキチンと別れていて境界を示す標識が地面に打ち込んである。単純な広さは奥の林間部の方が広いかな。但し平面部というか有効面積は芝生の方が広いように見えた。

端っこに流れている川というか水路。
水遊びをする程の広さは無いけれども、無いよりマシなのかな。

その下流の池はアオコ?が浮いていて見られるものでは無かった。
とりあえず前日に何も食材を買っていなかったので、近くのスーパーに買出し+温泉へ。選択肢も多くて非常に便利な場所であることを実感した。

帰って来てからとりあえず焚き火。夕方になるにつれ段々と冷えて来た。厚手のフリースを持って来て良かった。

地面には一面の落ち葉。焚き火で燃やすと良い香りがする。
やっぱり秋のキャンプは楽しいですな。

夕食はトマト鍋。せっかく外だから秋刀魚の塩焼きか焼肉かと思っていたが、思いのほか寒かったので鍋にした。足元にはカセット暖をセットした。
具は鶏モモ肉とアサリと有頭エビ。それにニンニクと玉ねぎとセロリとブロッコリ。トマト缶で煮込んだ。全て近くのスーパーで調達したものだ。美味しかった〜。

夜は激しく雨が降って来たので、早く就寝することにした。昨日までの疲れもカナリ引きずっていたこともあるし。

朝には雨は止んでいた。

しっとり。

年期の入ったランブリ4。既に100泊を越えている。
今回の雨では流石に雨漏りした。特に前室からの雨漏りは深刻でインナーはビショビショ。もう一度防水スプレー掛けないといけないな。

タープの上は落ち葉が凄いことに。

ちなみにサイトの裏は草原。牧草地なのだろうか。その向こうに道路が走っていて車が通る。まあ気にならない程度の交通量だ。

朝も寒いので朝から焚き火しながら朝食。

朝の散歩。

百花繚乱のテント。3連休だからか場内は結構賑わっていた。

この広々感がコチラのキャンプ場の一つの魅力なのだろう。

撤収を初めて暫くしたら青空も出て来た。

日が射すとキレイですな。

タープは殆ど乾燥したが、雨漏りしたテントはどうにも乾燥できずに濡れたまま持ち帰った。

ノンビリ撤収したが、定時の11時前にはキャンプ場を後にした。

ここクリオフィールドは、北軽井沢の恵まれた立地にある良いキャンプ場だ。買物も便利だし周辺の観光資源もある。夏は涼しいだろうし春や秋も爽やかなキャンプが楽しめるだろう。流しからお湯が出ること、トイレが清潔なこと、これらは多くのオートキャンパーが喜ぶことだ。我々も嬉しい。
ただ残念ながら場内や周辺の徒歩での観光資源や景観に乏しく、またサイトによっては傾斜も強くレイアウトに迷うこともあるだろう。そして肝心の夏にFLYに悩まされる情報が本当だったら、それは大変残念なことだ。
観光資源も豊富とはいえ、例えば夏に一週間丸々楽しめる程の観光資源があるかと言われれば、そうでも無いような気もするし、我々が大鬼谷で感じた「許されるのであれば、いつまでもココに居たい」という気も起こらなかった。
そして何より、このクリオフィールドは、今シーズンはこの3連休でクローズしてしまうのだ。これから楽しいキャンプシーズンになるのにと思うのだけれども、それだけ北軽井沢の冬の気候は厳しいのだろうか。
何より、木々の葉が落ちて物寂しい中でノンビリ焚き火を楽しむということが出来ないのだ。それは大きなマイナスポイントだろう。
そう考えたら再訪は微妙なところかな。

撤収後、冷えた体を温めるべく近くの地蔵川温泉へ。基本温泉宿だけれども昼間だけ日帰り入浴もやっている。クリオフィールドでは800円と書いてあったが、1000円になっていた。価格改定したのかね。

でも、そんな不満は風呂に入ったら消し飛んだ。雰囲気も良いし良い湯だし露天風呂もある。

いや、これは1000円の価値ありますよ。昨日の日帰り温泉が同じ1000円としたら雲泥の差だ。但し13:00に受付終了してしまうので、泊まる日に入るのは無理かな。

その宿に草軽電鉄の写真が置いてあった。

北軽井沢駅はこの近くに現存していたらしい。
パンフレットが置いてあったので見たら、跡地として駅舎が整備されているらしいのだ。
行ってみることにした。
〜つづく〜
コメント
コメント一覧 (2)
遊ばせている人が時々いるらしいです。
だから、キャンプ場でもペット禁止の
ところが何ヶ所かあるんでしょうね。
広島では、いろいろとキャンプ場行きましたが
あの聖湖でさえ、そういうマナーの悪い人は
いませんでした。
こちらは人が多いだけ、いろんな人も
多いんでしょうね。
とても良さそうなキャンプ場なのに
通年営業してないのは、残念ですね〜。
我が家は今週末、千葉県内のキャンプ場へ
行きますが、マナーの悪い人がいないことを
願っています(^_^;)
ありがとうございます。
ノーリードで愛犬と戯れる事は、飼い主の夢なのでしょうけれど、それが実現できるのがドッグランだと思いますので、そこでやって欲しいですよね。それが守れないとペット禁止になってしまうのでしょうけれども、キャンプ場側とすれば愛犬連れの方は大きな市場なので無下に出来ない事情もあるのかもしれません。困った話です。事故が起きてからでは遅いと思うのですが。
北軽井沢エリアは他にもキャンプ場があるので、機会があったらもう少し回ってみようと思います。
では、千葉のキャンプ場のレポート、楽しみにしています。千葉県内はいつも仕事でウロウロしていますので(笑)。
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