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朝からの仕事が中途半端な時間で終わってしまい、10時半頃に葛西駅に辿り着いた。
今日の残りのスケジュールを考えると、昼頃まで葛西に居ることが出来る。
なので、時間潰しがてら葛西駅にある地下鉄博物館に寄ってみることにした。

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葛西駅は東京メトロ東西線にある駅で、千葉県まで走る同線の東京都最東端の駅だ。

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次の浦安は千葉県の駅だ。
浦安と言えば千葉ねずみ王国ならぬ東京ディズニーランドがあることで有名だが、最寄り駅はJR京葉線の舞浜駅だ。
ちなみに京葉線が出来る前は、東西線の浦安駅から東京ディズニーランドへバスで行ったのだが、若い人にその話をするとビックリされることがある。

いやあ、年をとったものだ。

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同駅は地下鉄とはいえ高架区間を走る。東西線は南砂町までが地下区間でそこから地上に出る。このあたりは建設当時何も無かったから、地下鉄にする必要が無かったというわけ。
その高架橋の下を利用して地下鉄博物館が作られたのだ。

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自販機できっぷを買って自動改札機を通って入る。
ナカナカ良く出来ている。

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少し入ると懐かしい改札ボックスが置いてあった。
これもそのうち若い人は「これ何?』と言い出すことになるだろう。

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入って先ず目につくのがコレ。
地下鉄丸ノ内線用車両300形電車だ。
コレには本当にお世話になった。

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現役で走っている時は何も感じなかったが、今こうやって見ると流麗でいいデザインだ。

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台車。
この車両は屋根の上にパンタグラフが無くて集電シューを備える。この方式はトンネルが小さくて済むのだ。

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床下機器もキレイに整備されて展示されている。

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反対側にまわると車内に入ることも出来る。
いやあ懐かしい。

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片隅運転台。
300形は車両の両側に運転台がある。中間に入る時は貫通路が設けられた。
丸ノ内線では最大6両で運転されたが、中野坂上ー方南町間の区間電車など柔軟な運用が可能だった。

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良く覗き込みましたな。
もっとも地下鉄なので運転中は見ることは出来なかったが。

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線路の横の第三軌条から集電する方式は、ポイント通過時などに電気が途切れることがあって、その度に車内の電灯が消える時があった。その時にこの非常灯が点灯するのだ。
銀座線と丸ノ内線の風物詩だったと思う。勿論現在の車両では改善されている。

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地下鉄の父と言われる早川徳次さんの胸像。
若い頃にロンドンに渡り、縦横無尽に走る地下鉄の発展を目の当たりにし、日本にも地下鉄が必要だと思ったとのこと。
昔の日本人の情熱ってスゴいのだ。

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世界最初のロンドンの地下鉄車両。
蒸気機関車だから大変なことになっただろう。
日本に置き換えると明治維新の前の話だ。

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さてさて、丸ノ内線300形と並んで展示されているのが銀座線用1000形だ。日本最初に地下鉄が通ったのが上野ー浅草間で、現在は銀座線の一部区間になっている。そこに走ったのがこの1000形だ。

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こんなポスターも。

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同じく反対側から乗車できるようになっている。

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ココは上野駅ホームの一部部材を移植している。

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う〜ん、なるほど。

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駅名票もいい感じ。

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開業当時の改札口も展示されていた。戦前の自動改札だ。コインを入れると一人だけ入ることができる。今、このシステムを採用したら、改札口はパニックになるだろうな。

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車内の半分は当時の服装をした人形が設置されていた。

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おー、このつり革。
いつの日か無くなって普通のつり革になっていた。

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運転台方面。

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運転台の中にも人形が。
結構凝っているな。

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実車以外にも歴史を感じさせる展示が。
これは各線の開業当時のパンフレットだ。半蔵門線以降ははっきりと記憶がある。

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博物館中程に行くと、大きな展示がある。

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線路周りの保安機器を展示している。しかもシールドのセグメントの内側を再現している。

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これはスゴい。

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鉄分が強いですな。
強すぎてあまり立ち寄る人は少なかった。

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保全用モーターカーの展示。
こういうのに惹かれるのもまた鉄。

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地下を掘削するシールド工法の模型もあった。

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現物大のトンネル掘削機の展示。
これは迫力があるぞ。

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ジオラマっぽい展示。これはお茶の水駅だ。

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中央線と総武線の分岐駅であるお茶の水駅の下を地下鉄丸の内線が走る。
このレイアウトとJRの路線配置を考えるだけでウキウキするのが正しい鉄の姿だと思う。

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さだまさしの「檸檬(れもん)」と言う曲の舞台になった聖橋は、この上に通っている。
曲中では聖橋からレモンを放るのだけれども、マネをして放る人が後を断たなかったようだ。

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昔の切符と改札鋏の展示。駅ごとに鋏の形状や切る位置を替えてキセル(無銭乗車)防止をしたのは昔の話。

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パンタグラフの展示。昔、万世橋の交通博物館で同種のものを見た事がある。

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ボタンで上げ下げできる。ナカナカの迫力だ。

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コチラにも実車のカットモデルと下回りの展示と解説がある。

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東京駅付近の丸ノ内線のアンダークロスのジオラマ。

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こういう年表も事欠かない。
ただこの博物館は、現東京メトロの事を主に展示しているせいか、同じ東京の都営地下鉄や他の都市の地下鉄についての解説が少ないのが残念だった。

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新旧車両の模型。

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大きな縮尺のものもあり、交通博物館を思い出した。

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いいですな。

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子供達唾涎のジオラマ。

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各路線が立体交差している。

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まあ地下鉄だから地上の風景の再現は中途半端かな。
やっぱり、万世橋の交通博物館にあったジオラマのようなワクワク感は少ないな。

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と思ったら、別に小ジオラマがあった。
大ジオラマを作った後に後悔してコレを作ったのかな。

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運転シュミレータもあって子供達がチャレンジしていた。

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こんな大きなシュミレータもあった。

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かれこれお昼時になったので昼食を。
葛西でラーメンといえばちばき屋。

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どうやら味付け玉子の元祖の店らしいけれども、朝に玉子を食べたしやめておいた。

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アッサリスッキリ中華そば。1990年代に出来た店だけれども、既に老舗のような風格がある。

仕事中に空いた1時間で面白い思いをした。
要はサボリーマンなんですが、こういう適度はサボリーはいいのではないか。
そう言い訳をすることにした。