August 17, 2014

サマーソニック2014「クイーン+アダム・ランバート」

IMG_2925
クイーン(ブライアン・メイ/ロジャー・テイラー)が、新たに若いボーカリスト、アダム・ランバートとツアーを行っていることは周知の通り。2005年のクイーン+ポール・ロジャースの時のように来日してくれることを願っていた。
が、その来日は予想外の形で実現することになった。

なんと、サマーソニック2014のメインアクトで出演するというのだ。



サマーソニックは、幕張(千葉)/舞洲(大阪)で行われる夏フェスだ。しかも最大級の規模を誇る都市型夏フェス。夏フェスということは、他のアーチストも一堂に会して自由に観る事が出来る。そのかわりチケットは15,000円超と高価だ。もしロバート・プラントも見ようと2日間行ったら30,000円超となる。

夏フェスやロック・フェスティバルの類いは一度も行った事ないし要領も解らない。しかも灼熱の中体力がもつのだろうか・・・など色々と心配な要素はあったけど、メンバーも年齢を重ねており、今回見逃したら次回はあるのかなど考えたら、行かねばなるまいという結論に。
それに2005年の時は、広島からさいたまスーパーアリーナに観に行ったのだ。それを考えたら東京から幕張なんて近いじゃないか。

良く考えてクイーン+アダム・ランバートが出る17日のみ行くことにした。
ロバート・プラントは諦めた。

IMG_2912
14:00過ぎに海浜幕張駅を下りる。目当てのクイーン+アダム・ランバートは19:30からだけど、早めに行って損はないだろうと思って、午前中の用事が終わってから早めに来てみたのだ。
しかし暑い。早く来たことを後悔した。

IMG_2911
なので駅を下りてメッセ方面に直進せず左折。アウトレットへ。

IMG_2913
コチラで少し涼んでから行く事にした。

IMG_2914
涼しげな顔をしていやがる。
アウトレットに見るべきもの無しで、メッセに向かうことに。

IMG_2916
14:34、メッセの近くまで来た。

IMG_2917
プレミアムチケットはメッセの方。私めは普通の一日券だからマリンってことはスタジアムまで行けってか。マジかよ。
まあどうせクイーン+アダム・ランバートはマリンスタジアムだからいいか。

IMG_2921
炎天下の中テクテクと歩いて行くと、リストバンド引き換え所に到着。
暑いぞ!!

IMG_2918
ここでチケットを渡してリストバンドを付けてもらう。これがチケット代わりというわけ。
だけど、15,000円強もかけて、慣れないロッピーと格闘しながら買った重みのあるチケットが、こんなペラペラで軽薄なリストバンドに変わってしまうというのは何ともやるせない。

IMG_2919
リストバンドの他、こんなハンドブックをくれる。
各エリアの地図やスケジュールが書いてあって便利かな。

IMG_2922
ようやくQVCマリンフィールドに到着。
暑ちぃ〜。

IMG_2924
ここQVCマリンフィールド、以前は千葉マリンスタジアムと呼び(今でも正式名称は千葉マリンスタジアム)、千葉ロッテマリーンズの本拠地だ。

IMG_2930
あまりの暑さに散水車も出ていた。

IMG_2931
水着のねーちゃんが水を掛けてくれる。

IMG_2926
この日陰はカオスと化していた。少し空間があればこの有様だ。

IMG_2927
テントでプログラムをゲト。3000円也。
全て英文なのでワールドツアー用だろう。

IMG_2928
とりあえず猛暑の中ふらふらとスタジアム周辺を探索すると、Rエリアのアリーナ入口を突き止めた。なるほどココから入るのだな。

IMG_2929
しかし未だ15時前。クイーン+アダム・ランバートが始まるまで2時間半以上掛かる。ココはとりあえず煌々と太陽があたるアリーナ席でなくて、日陰を求めてスタンドへ。もしかしたら日が傾いて日陰が出来ているかもしれない。

IMG_2933
スタンドの中に入ると風が抜けて意外に涼しいではないか。これはいい。
そしてこの時間、1塁側スタンド後列は日陰になっていた。
狙い通り!
いやあ、ありがたい。
休憩がてら座らせてもらうことにした。

どっこらしょ。

IMG_2934
いやあ、ウマいですな。

IMG_2943
600円という価格は東京ドームの800円に比べたら破格の値段だ。
しかし、この後のアリーナ突入を考えたら何杯も飲めないぞ。

IMG_2935
スタジアムは海風が抜けて気持いい。
現在、丁度15時頃。

2014-08-26-12-53-31
予定表を見たら、これからドリカムが始まるらしい。
おー、これはいい。
椅子に座りながら知っている曲を聞きながらノンビリできるし、ドリカムならハズレはないだろう。

予想通りドリカムのステージは素晴らしかった。

IMG_2940
その後はリッチー・サンボラ。
「ハロー!!トキオーッ!!!」
いや、ココはチバなんですけど。
ブロンドヘアーの若い女性ギタリスト、オリアンティを従えて大変嬉しそう。だたのオヤジだな。
それでもナカナカ渋くてカッコいい演奏を聞かせてくれた。
しかし、途中で読売のキャップと村田選手のユニフォームを着て出て来たときにはビックリ。
ココはトーキョードームではなくて、千葉マリンスタジアムなんですけど・・・。せめて千葉ロッテの選手のものを着用して欲しかった。

IMG_2957
16時30分頃。次のセミファイナル、アヴリル・ラヴィーンの前にアリーナ席へ突入。
少しでもいい場所でクイーン+アダム・ランバートを観たいし。

IMG_2958
アリーナからスタンドを。
なるほど野球選手目線だとスタンドはこんな感じで見えるのだ。思いのほか一人一人が良く見える。

IMG_2959
アリーナ後方エリア。アリーナ入口からココまで来るのも迷路みたいな交通整理で大変なのだ。

IMG_2960
アリーナ前方エリア。ようやく来たぞ。
このあたりまで日陰になったので、座って和んでいる方も多数。

IMG_2961
せっかくなので前方へズンズンと。
しかし、周辺は若い女子が目立つ。そりゃそうだ。
そしてステージが始まると、フリフリのミニスカートを着用した、ブロンドヘアーでちっちゃくてカワイらしいアヴリルが登場。
周囲は大盛り上がり。
「こりゃダメだ、体力を消耗する。」
が、だいぶん前方まで来てしまったので、暫くはそこに留まることにした。
勿論アリーナに入った礼儀として、それなりにノリノリで。

前方から、気分が悪くなったと思われる初老の方が、次々に後方にやってくる。なるほど。クイーン+アダム・ランバートに備えて前方のポジションを確保したけど、体力的に耐えられなかったわけか。

しかし、アヴリル・ラヴィーンの歌は予想以上に良かった。ビックリ。アヴリルも良く動くし声も良く通るし、曲調もバラエティに富みバックの演奏も気合いが入っているのか、とても魅力的でいいライブだったと思う。
ビジョンに映し出される最前列の若者には、涙ながら声援を送る人もいた。

ただ、開始30分くらいの楽しく観ている途中に、なんと便意を催してしまった。
生ビーも我慢して、食べるものも調節して臨んだのに。

しかもトイレに行くには、一旦アリーナの外、スタジアムの外に出なくてはならない。

悩んだ。
ここで確保したポジションをアッサリ手放してしまうのか。

しかし、今トイレに行っておかないと、この後いつ行けるか解らないぞ。それにクイーン+アダム・ランバートの間に便意を催してしまったら、それこそ今回幕張くんだりまで何しに来たのか解らない。

決めた。

一旦アリーナを出て仮設トイレへ。
仮設トイレも少し並んだ。

IMG_2973
再入場すると、アヴリルのライブはクライマックスを迎えていて盛り上がっていた。
いやあ、いいですな。

IMG_2980
その後、アヴリル目当ての方が退場されて、自然にこの辺りのポジションを確保。
サマーソニックは、ステージ左側のLエリアと右側のRエリアで分かれている。チケット購入時点で選択する必要があるのだけれど、やっぱりブライアンが立つのは右側だし、昔からのファンなら迷わずRエリアよね。

IMG_2982
場所が落ち着いてMCが入ったのが19:00頃。開始は19:30からだから30分くらい立ちっぱなしで待たなくてはならない。腰痛が辛いけどココは我慢。
飲み物は水かお茶なら持ち込み可。今のうちに水分補給。

IMG_2987
ずいぶんとセッティングに手間取っていたようだけれども、19:40頃にはこの幕が上がって暫くしたらProsessionのテープが流れる。
いやあ。この時を待っていた。

Prosessionから流れるようにNow I'm here。今回の日本向けに準備したわけで無く、ワールドツアーでもオープニングはこの曲。日本のファンとしては嬉しいですな。
そしてStone cold crazyに流れ込む。YouTubeオフィシャルサイトにアップされていたから驚かなかったけど、初期のファンからは嬉しい選曲だし、ポール・ロジャースではそれなりに歌うのは不可能だっただろう。やっぱりこの曲はいつ聴いてもカッコいいぞ。
その後はAnother one bites the dust/地獄へ道連れ。クイーンはハードロックだけじゃないよと言わんばかりの展開。スタジアムは盛り上がる。ジョンは元気に暮らしているだろうか。
4曲目はFat bottomed girls。一応ベスト盤にも入る曲だけど、あまり好きな曲では無いしクイーンを代表する曲では無いと思う。今回カットされても多分怒る人はいないような気もする。だけど、しかし、3曲ぶっ続けで盛り上がったところをスローダウンさせるには絶対に必要な選曲なのだろうと思う。メンバーもオーディエンスも(笑)お歳だし、休憩も必要。

落ち着いたところで静かなアルペジオからIn the lap of the gods。大阪公演ではカットされていた曲だけに嬉しかった。オーオーラララーオーの大合唱。
そしてThe seven seas of Rhye/輝ける七つの海へ。初期の曲が多くて嬉しいですな。当然のことながらアダム・ランバートはピアノは弾かないので、スパイク・エドニーが弾く。
大きなソファーが出て来てアダム・ランバートが妖しく寝そべりながら歌うKiller Queen/キラークイーン。フレディの場合はピアノを弾きながら歌っていたので、こういう演出は無かった。アダム・ランバートならではということだろう。
次はI want it all。これも大阪公演ではやらなかったので嬉しい。フレディ生前はライブで演奏されることは無かった。言うまでもなくロジャー・ダルトリーやポール・ロジャースよりも、アダム・ランバートのボーカルが一番はまっている。ブライアンのパートもばっちり。
驚いたのは中盤からのギターソロ。ブライアンのプレイが冴え渡る。早弾きも難なくこなし、チョーかっこええ。
代わりに大阪公演で演奏されたSomebody to loveはカットされた。
個人的にはI want it allで良かったな。

一旦メンバー全員が引っ込んだ後、ブライアン一人で登場。
ギターのアルペジオで手をとりあってのイントロを弾いて1コーラスだけ弾き語りで演奏。全員で大合唱。
そしてそのままLove of my life。フレディもビジョンに登場して皆で大合唱。ココは空が見えるスタジアム。思わず空を見上げた。フレディは元気だろうか。
ワールドツアーでは、このブライアンコーナーで'39も演奏されているので、それが無いのは非常に残念だった。

今度はロジャーが前方へ登場。マイクを持ってお得意のThese are the days of my lives/輝ける日々を歌う。ロジャーのソロライブやQPRの時もそうだったけど、歌詞に呼応するようにオーロラビジョンに懐かしの映像が流れる。
そしてアダム・ランバートが再登場してUnder pressure。ワールドツアーではアダム・ランバートとロジャーの2人がフロントで歌っていたが、今日はロジャーは後方でドラムを叩きながら歌っていた。

ワールドツアー、大阪公演で演奏されたWho wants to live foreverは演奏されなかった。少しアダム・ランバートのバージョンも聴いてみたかったな。

その後は最近セットリストに追加されたI was born to love you。日本で一番有名なクイーンの曲かもしれない。ワールドツアーではLove killsが演奏され、オフィシャルのYouTubeにも上がっていて、ナカナカの名演だったのだが。もしかしたら知名度が今ひとつと判断したのかもしれない。
続いてRADIO GA GA。短縮バージョン。PVさながらの頭上の手拍子も健在。でもsome one still loves you〜のところでちゃんと右手を降ってた人は少なかったかも。
Crazy little thing called love/愛と言う名の欲望。ポール・ロジャースはフレディ同様ギターを抱えて出て来たが、アダム・ランバートはもちろん丸腰。

いよいよライブもクライマックスに。
Bohemian rhapsody。QPRの時と同様にビジョンにフレディが登場してアダム・ランバートと交互に歌う形。相変わらずブライアンのギターソロは泣かせますな。

ワールドツアーで演奏されたThe show must go onが演奏されたかったのは、非常に残念だ。アダム・ランバートは、エルトン・ジョンやポール・ロジャースよりも絶対に上手くこの曲を歌ってくれると思ったから。

一旦メンバーが退場してから再度登場。フェイクを交えたロジャーのドラムでWe will rock you。すなわちついにライブが終了に向かうことを告げられる。
いつもこの瞬間が切ないんよね。切なさをかき消すためにコチラも最高潮の盛り上がりで応える。
そしてWe are the championsへ。もう何も言うことは無い。

IMG_2998
全員がステージ前方に出て来て大円団。God save the Queenが流れる。後方には花火が上がりさらに盛り上げる。花火の向こうからフレディは観てくれているのだろうか・・・。と思って空を見上げていたら、メンバーの姿はステージには既に無かった。

終了後も凄い混雑で、なかなか海浜幕張駅まで辿り着かない。辿り着いても駅構内も凄い混雑。京葉線もそれなりに混雑。まあこれは仕方ない。

ただ、はじめて行ったロック・フェスティバルだけれども、お金さえ払えば次々に色々なアーティストの演奏を見ることが出来る。これなナカナカ楽しい。昔はこんなの無くて、高校生の頃はライブエイドなどをテレビで観て「いいなあ」と思ったりもしたものだから、今の若い子達は恵まれているな。

体力に余裕があれば、あるいはもう少し涼しければ、そして大好きなアーチストが出演するのであれば、観に行ってもいいな。

そして、アダム・ランバート。圧倒的な声域と歌唱力でクイーンの曲を自分のものにして歌う力。感服した。「アダム・ランバート」としても充分キャリアを積んでいるはずなのに、今回のライブでは演奏されなかった。その潔さ、素晴らしい。クイーンの曲をコレだけモノにしたことは、これからの彼のキャリアにも大きく役に立つに違いない。

スパイク・エドニー。今回もやはり帯同してましたな。ギターも弾けてコーラスも出来る。クイーンのサポートの後も、ブライアンのソロにもロジャーのクロスにも、そしてQPRにも参加してくれました。
ベースのニール・フェアクロウ。ジョンが引退した後だから大変だろうに。
そしてパーカッションのルファース・テイラー。お父さんの横で頑張った。

そしてブライアン。昔に比べて解像度が大幅に上がったビジョンに、汗だくで苦しい顔した姿が映ることがあって。韓国からハードなスケジュールをこなし、大阪で雨に降られ、疲れているのだな。しかしギタープレイはそんな疲れを感じさせないものだったし、ライブのアレンジもとても良かった。

最後にロジャー。もうかつての貴公子の面影は無く、ただのオッさんになってしまったけれど、ドラムも高音ボーカルもまだ健在。
息子の力を借りて得意のドタバタドラムを披露していたし、リード・ボーカルが高い声が出るアダム・ランバートなので、コーラスもノビノビと歌っていたように思えた。

とにかく、QPRから約9年。最初に来日公演を見た西武球場からは32年の時を超えて、またクイーンに会うことが出来たのだ。
コレってスゴいよね。

ありがとう!!

kumadays at 23:00│Comments(2)TrackBack(0) 音楽 

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by らいあ   August 29, 2014 16:48
こんにちは〜。(^o^)
とても詳しく書かれてて、臨場感が伝わってきました、ありがとうございます!気持ちだけでもkumaさんブログで参戦、音の方はyoutubeで味わうことにします〜。\(^o^)/

先のことはわからないけれど(年齢、健康面など)、終わったばかりではあるけれど…いつの日か単独での来日を!と願ってしまいますよね〜。(●^o^●)
2. Posted by kuma(kumadays)   August 29, 2014 22:03
らいあさん〉
ありがとうございます。
この歳になって夏フェスなんて考えもしなかったので、詳細に書いてみました。
でも楽しかった。疲れたけど行って良かった。
ブライアンもロジャーも元気だったし、アダム・ランバートの歌も凄く良かった。
でも、やっぱり、カットされた曲も聴きたいし、単独公演を期待したいです。

コメントする

名前
URL
 
  絵文字