鉄道模型ショウ。近年この手の行事は黙殺していたのだけれども、8月1日/2日に銀座に行く用があり、会場も銀座松屋デパートということもあり行く事にした。
実は第1回〜何回かまでは毎回通っていたのだ。当時の会場は北の丸公園の科学技術館。路上売りのアイスキャンデーを食べた覚えがあるから時期は同じ頃かな。
小学生の頃、全く色気の無い東西線竹橋駅からテクテク歩いて行ったのだ。モジュールレイアウトは当時珍しく、また各社の展示も大変力が入っており、特にグリーンマックス社の展示には物語性や新しい提案があって、小学生なりに色々夢を抱き、大変な時間とお金をつぎ込んだ覚えがある。中学〜高校と進むうちに中断してしまったが、社会人になって夢に出て来たことをキッカケにまた再開。
しかし現在は再び中断状態にある。
ナカナカの人出だ。
メーカーそれぞれの展示もあるけれども、やはり目玉はこのモジュールレイアウトだ。当時の規格は3線(複線+1線)だったが、現在は4線の複々線状態だ。コチラの法が自然だな。
東京で生まれ育っただけに、子供の頃はこういう雪景色に憧れもあった。現実的に積雪というのは非常に厳しいものなのだが、マニア心にはその厳しさから産まれる車両とか運用とかに興味が行ってしまうのだ。
いやあ、
子供の頃はこういうのが置ける家を夢見たりしたっけっか。
貨物列車。
かなりの超大編成だ。模型の世界でも機関車や貨車の技術が進歩している。
裏方につながる分岐を持つセクション。
このあたりの処理もマニア心をくすぐる。
モジュールの中に小レイアウトが組み込まれたパターン。登山鉄道チックだ。
コーナー部。
ローカル駅と風景を組み込んである。
コチラは扇形機関庫を組み込んである。
都会的な駅。
少しズームしてみた。
いやあタマランです。
こういう海岸沿いの風景は誰しもが憧れた筈。
そこをNEXが通り過ぎて行く。
臨時で伊東線〜富士急に乗り入れるNEX車両もあるから、あながち嘘では無いのだ。
中にはこういう小型レイアウトの展示もある。
コレは言わずもがなの鶴見線モジュール。良く出来てる。
そしてコレが江の電モジュール。
江の電の電車が、
いい具合に、
通り過ぎて行く。
コレだけのスペースに作り込むのだから大したセンスだと思う。
そりゃプロだわな。
1/150の観覧車。結構な大きさがある。
コレを組み込めるとしたら、相当大きなモジュールということになる。
「さよならブルートレイン」のテーマ通り、ヘッドマークの展示もあった。
販売コーナーも興味深く見させて頂いたが、何も買わずに会場を後にした。
今回久しぶりに行って良かったかな。なんか、久しぶりに少年の心に戻ったような気がする。
家に作りかけのモジュールレイアウトがあるのだが、まだまだ作業をする必要がある。だけれどもナカナカ時間が無くて放置している。そういう方って結構多いのではないかと思う。
今回驚いたのは客層の幅広さだ。昔は子供すら近寄りがたい雰囲気でオタクっぽいオッサンしか居なかったけど、今回は老若男女あらゆる方々が集まっていたような気がする。
いつか、もう一度鉄道模型の世界に身を投じてみたい。
そう考えるのであった。
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