May 02, 2016

武甲山へ

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今年の5月連休の登山第二弾は、初めて武甲山へ行くことにした。やはり秩父の象徴というか雄というか。そびえ立つ姿は市内の多くの場所から望むことが出来る、秩父市民の心にどっかりと根ざしている、きっと学校の校歌にもいっぱい出てくるであろう武甲山(事実未確認)。いつも秩父方面にお世話になっている以上、一度は登らなくてはならないだろう。
ただ、山の表面は石灰石採掘のため大きく削られ、登山道も裏側からとなる。このあたりの事情や心情は地元の方でないと判らないのだが、産業のために景観が犠牲になるのは、少し寂しい思いをしてしまう。


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今回は東武東上線でなくて西武池袋線。少しでも楽をして体力温存のために特急レッドアロー号に乗る。実はこの1本前に所沢始発のレッドアローがあるのだが、それに乗ろうとすると池袋から相当早い準急に乗って所沢迄行かないといけない。
30分遅くなることは我慢してコーヒーを飲みながらノンビリと行くことに。

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NRA(ニューレッドアロー)の車両。ナリは新しいが、下回りは昭和の時代のレッドアロー5000系から使い回している。これが西武流。

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8:07、あっという間に横瀬駅に。子供の頃は隣の芦ケ久保に停車して横瀬は通過していた。ビジネス客の事も考えたら横瀬に停まる方がいいのだろう。

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横瀬の駅から武甲山が見える。
あれか。

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横瀬駅から登山口までの道は、石灰石工場などがあって大型トラックがブンブン通る道で気持良く無いらしい。迷わずタクシーで登山口まで行くことにした。少し待ち時間があったが、私めと同じように一人で来られていた方と相乗りさせて頂いた。

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8:30登山口に到着。写真は登山口で折り返すタクシー。助かりました。料金は約2000円。すなわち一人1000円。ありがたい。

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登山口に駐車場はあるが、この時間では既に満車。他に駐車場がある訳では無いし、道路も狭いから法的のみならず物理的にも路駐は無理。

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確かに全く人が来ない時間帯もありそうだから車上荒らしが横行するのも良く解る。
登山届けを書いてスタート。

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最初は林道チック。

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ここからは車も入れない。

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廃墟が。「魚のつかみどり」とか書いてある。何か娯楽施設だったのだろう。

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その先は登山道らしくなってくる。

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細く急になって来る。

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8:45頃、生け簀がある。川から直に水を入れていて清潔そうだ。

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魚がいっぱい泳いでいるぞ。

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どうやら秩父イワナの養殖のようだ。

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更に歩き進める。

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さっきの生け簀への取水口だな。

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いい感じで歩く。

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途中、◯◯丁目という石碑があって、だんだん増えていく。でもかなりの数があるので、全部数えて写真を撮るのはお奨めしない。

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8:56、持山寺跡の分岐。

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ちょとした滝がある。水が豊富なのだ。

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保安林の看板に標高が小さく書いてあった。

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標高725m。ここから570m登るわけか。

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ここからは杉林の中を歩く。

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新緑がキレイですな。

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9:09、不動滝へ到着。

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ペットボトルがいっぱい置いてある。
これは山頂のトイレのための運搬用だ。
水も飲めるようになっており飲んだら美味しかった。

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木の橋を渡る。

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9:14、武甲山御嶽神社の石碑。二十丁目。

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林道真っ盛り。

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その中に癒しの花。

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どんどん登って行く。

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9:40、三十一丁目。
お地蔵さんと他所様のストックと一緒に。

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9:42。ちょっとした広場に到着。少し休憩。

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あと60分だと。

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看板に熊に注意の貼り紙が隠れて良く解らないが、ココは大杉の広場で標高1000m、武甲山へも生川基点へも50分と書いてあるのだろう。

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大きな杉の木。ちょっと怖い。

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段々ガスっぽくなってきた。

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9:55、三十五丁目。

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この先もズンズンと登る。

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10:05、四十丁目。

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ぬかるんで足元が悪いところもある。

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10:11、ん?

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階段崩壊だと。恐ろしい。

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右の一般コースを行く。

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どんどんガスが濃くなっていく。

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こりゃ山頂も真っ白かな。

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精霊のこだまが聞こえて来そうな感じ。

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10:33、分岐点へ。

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あれ、それらしくなってきた?

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コレがトイレ。使用禁止になっていた。水がいっぱい必要なようだ。

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武甲山の謂れ。

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御嶽神社。

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10:37、展望台へ。

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第二展望所。真っ白。

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第一展望所。真っ白。

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やっぱり真っ白。

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山頂の碑。脇の三角点らしいものは三角点ではなくて、武甲山の標高の変遷を書いている。明治の測量では標高1336mを記録したが、石灰石採掘で標高が低くなり、昭和の時代に三角点を再設置して1295mと改められた。その後三角点より高い場所にある展望台で標高1304mが得られた。なので1336-41+9と書いてあるわけだ。本や資料によってはどちらかの標高が記されている場合がある。

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しかし待っても待っても真っ白。

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多少太陽らしきものが出て来そうな気もするのだが。

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仕方ないのでコチラでコーヒー休憩。
そんなに広くないので、あまりノンビリは出来ない。

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人はどんどん集まって来る。

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この柵の向こうでは石灰石採掘が行われている。今日は平日なのでトラックや重機の音が鳴り響いている。

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なので11:25頃に諦めて下山することにした。ずいぶん粘ったな。

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ガスの中を浦山口方面へ。

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11:32分岐点へ。裏参道、橋立川を経て浦山口と書いてある方向に進む。

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この写真で見て右斜め前だ。ココで間違えたら大変なことになる。

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裏参道らしく細い道を下りる。

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また分岐が。

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11:51。橋立方面を目指す。

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何かものものしい看板が。

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いやあ怖いですな。

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避難所も準備されている。
ってことは、とても危険なのだな。

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ズンズンと進む。

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たんぽぽ。

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12:07、気持よく直進していると看板が出て来る。

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確かに熊が出ても不思議ではない。
何より定期的に発破されたら熊もたまらないだろう。

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赤い看板の通りに左折する。

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つづれおりの下り坂になる。調子に乗って走り下りていたら登山道から滑落した。事無きを得たが油断は禁物ですな。

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新緑がキレイです。

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12:27、橋立川が見えた。

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せっかくなので川の近くへ。

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水はキレイでした。

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道に戻ってズンズンと下山。

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12:35、橋立川を渡る。

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いい感じの流れだ。

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12:38、車道に出る。

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ココ迄車で来て登る方もいらっしゃるということか。

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そのまま歩く。

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いやいやどうして新緑がキレイだ。

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12:45、砂利道はココ迄。ここから舗道になる。

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12:50、橋にさしかかる。

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橋から見える滝。いいですな。

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再び砂利道となりひたすら歩く。

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川沿いに歩くのも悪くないが、この辺りは日向になるので、夏は辛いだろうな。

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山藤。

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13:09、気になる看板が。

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ん?あれか?

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おお。

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「土津園」と書いて「はにつえん」と読むようだ。

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スゴい切り立った崖の下にある。

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いやあ。
いかにも観光地という感じで良い風情ですな。こういうのに弱いです。
奥に鍾乳洞があるようだけど、ココで鍾乳洞に入ったら風邪を引くだろうと思い行かなかった。

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プシュッ!いただきま〜す。

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美味しいお蕎麦だった。

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なるほど浦山というのは武甲山の裏という意味なのだな。

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ルービー&お蕎麦を頂いて浦山口駅を目指す。

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落石注意だと。

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なかなかシュールな看板だ。

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駅が近づいて来た。
おお電車が見える。東急のお古だ。

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駅の反対側に出ることになる。
ホームがいい感じだ。

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ぐるりと回って駅本屋へ。

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14:08に浦山口駅へ到着。昭和のかおり。

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時刻表を見る。ん?
そうか今日は平日ダイヤか。

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しまった。さっきの電車が乗るべき電車だったのだ。ここで1時間待たなくてはならない。ガーン。
が、駅員さんに訊いたら、ここから影森駅まで歩けば影森駅始発14:38の電車に間に合うとのこと。
ん?そしたら結果的には前の電車に追いつくではないか。なんじゃそりゃ。

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駅員さんにお礼を言ってひたすら歩く。

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武甲山が見える。

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影森駅構内が見えて来た。秩父鉄道の車庫があって、カラフルな電車が色々と並んでいる。

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14:30に影森駅へ到着。いやあ間に合った。電車に乗り込んだら武甲山で見かけたような方々ばかりだった。皆さんしっかり平日ダイヤと認識されていた訳ですな。

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無事御花畑駅〜西武秩父駅へ。

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駅前広場は温泉の工事をしていた。
ココに日帰り温泉が出来たら強力だろうな。
今日は風呂には入れないや。

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西武秩父駅は芝桜の観光客で大変賑わっていた。

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レッドアロー号も満席。事前に指定を取っておいて良かったかも。
空いている改札内のトイレで着替えさせてもらい乗り込んだ。

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車窓から見える武甲山は雲に隠れていた。

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車内で武甲正宗を頂く。
秩父錦でなくあえて武甲正宗。これは気分ですな。

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だいぶ歩数は稼いだかな。

残念ながら今回は武甲山の良さは解らなかった。山頂からの景色は素晴らしいというが、残念ながらそれを享受する事も出来なかったし。
武甲山は秩父を象徴する山であることは間違い無いが、山肌は無惨に削られ悲壮感が漂う。すなわち、これまで山自らが身を削り秩父の市民の生活を守って来たのだろう。今でも、そしてこれからもそれは変わらないだろう。とはいえ資源は有限であることから何時かは尽きてしまうものだ。
何とかこの山容を守れないものかなと思う。

kumadays at 22:30│Comments(0)TrackBack(0) トレッキング・その他散歩 | 訪問・旅行

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