今年の夏休み、どうしようか。
ここのところ毎年行っていた乗鞍高原一の瀬キャンプ場はもうない。
涼しくて一人でもノンビリ出来て景色がキレイで山にも行ける。東京からもそう遠くない。
そんな所はもう上高地しか無いのかもしれない。以前カミさんと行ってからしばらく上高地に行ってないし、乗鞍に行ってた頃も「上高地コンプレックス」よろしくいつも通り過ぎていたし。
今年の夏は頑張って行くことにした。
【1日目】
前日の金曜日(2018年8月10日)、午後半休を取得することに成功した。
準備して仮眠して深夜に都内発。既に中央道は渋滞していた。
渋滞前の石川PAで休憩。この後のSAやPAは軒並み混雑して行列していたので、ここでの休憩は正解だった。
なんとか5:30頃に沢渡に到着した。
上高地はマイカー規制がある。車で上高地へ行く場合、ここ沢渡(松本方面から)か、平湯(高山方面から)の駐車場に車を停めてシャトルバスでの移動になる。
さわんどバスターミナル隣接の第3駐車場に駐車。既に始発のバスは出た後で少しガラーンとしていた。
身支度してから6:10のバスで上高地バスターミナルへ。
所要時間は約30分。
とにかく小梨平を目指す。
7時頃には管理棟に到着。
キャンプ場受付。予約は要らない。なので今回は予約というものを全くしていない旅なのだ。
「既に混雑しているので空いているところに上手く張ってください」と言われる。確かに一等地やめぼしい所は全て埋まっている感じだ。テントに付いているタグを見ると前の日から来られている方も結構多いし今日から来られた方も結構多いけど、要は少し出遅れてしまった感じだ。
しかし、なんとか細長い空間を見つけて設営。
ソロテント(アライエアライズ1)なので少し隙間があれば設営できる。
雨も予想されたのでペンタエアも張った。
場所が無いのでサイドは幕を直接ペグダウン。ポールは前方が純正の150cm、後方はポンタ用の120cm。
今回は流石にソリッドステークを持ってくる訳にはいかず、付属のジュラルミンペグを使用。強風時はもたないので石を周囲から拾ってきて乗せる。
炊事場やトイレもある。
炊事場はとてもきれいだ。
お湯が出たりはしないが、清水川から引いていると思われる蛇口の水はそのまま飲める。素晴らしい。
紙がないトイレもある。事前に確認が必要だ。
消灯時間。早いですな。ありがたい。
焚火は明確に禁止と書かれている。
とても残念なのだけれどそれは仕方ないことだ。
少し歩くと梓川。いいですな。
管理棟の正面に売店と食堂がある。
売店はとても充実している。地方の商店街や小スーパーのようだ。インスタントものは勿論、ビールなどの酒類も安いし、ベーシックな野菜も卵も冷凍肉も売っている。
朝から目の毒だ。魅力的なラインナップが揃っている。
最悪調理をしなくてもココで食事もできるぞ。
が、ココはやはりカップヌードルだろう。
9時半も回り腹ペコなので頂くことに。もう車も運転しないしルービーも・・・。
お湯を入れて3分待つ。
気ままなソロキャンプ。
うまいす!
くつろぐにはサンダルも必需品だ。
モンベルのロックオンサンダル。履き易いし踵もあるし比較的安い。
しかし、ココでトラブル発生。
昨年買った椅子(ALITEのマンティスチェア)のポールの付け根が折れてしまった。まじかよ。アルミ製だしテンションが掛かるところだし応急処置はおろか復旧も無理だろうな。はぁ凹むわ。
凹みながらブラブラと管理棟に行くと、レンタルの椅子があるという。1日400円。これはいい。借りることにした。
コールマンのローチェア。色合いもいい感じ。
こちらは常設テント。
テントを担いで来なくてもテントのキャンプが出来る事は出来る。
時間もあるし、壊れた椅子を戻すのと、多少の荷物の入れ替えに沢渡駐車場へバスで一往復した。やっぱり来てみると必要なものと不要なものが解るものだ。
小梨平は思ったほど涼しくなく、普通に過ごすには夏の格好で涼しく居られる。なので厚目のインナーを戻し薄めのインナーを増やしたり。こういうことが出来るのも小梨平のいいところだ。
帰ると少しいい天気になっていた。
管理棟にあるお風呂に入って食堂で生ビール。
頂きまーす!
青空が出て来た。
まだ15時過ぎだけれども夕食の支度。
夏に作ったベーコンの冷凍をトマト缶ならぬ紙パックのカットトマトで煮る。
そういえばガスのストーブを出すのは久しぶりだ。
いつかどこかで安売りで買ったスノーピークの「地」。必要にして充分な火力とコンパクト性は流石だ。
別鍋でパスタを茹でて和える。
売店でピーマンを売っていたので、それも入れたら味も彩りも良くなった。
18:00過ぎには片付けまで終わり、幾ら何でも寝るには未だ早いので河童橋方面へ散歩。
だいぶ閑散としていた。
穂高連峰も見え始めていた。左の方は一昨年行った西穂高岳だ。
焼岳。今年こそは登るぞ。
皆さん気ままにキャンプを楽しまれている。ココでべったりとキャンプを楽しむ人、ここを中継地点にして更に奥を目指す人、あるいは奥から帰って来て1泊して翌朝帰る人など、それぞれのキャンプを楽しまれている。いい感じだ。
日が暮れる頃にはテントに入り就寝。
【2日目】
翌朝。朝から散歩して梓川沿いでお湯を沸かす。
カフェプレスは嵩張るのでペーパードリップだ。
頂きまーす。
5時を過ぎると陽が昇ってくる。
河童橋方面へ散歩。
5時過ぎだというのに賑わっている。
綺麗だ。
確かに立ち止まるわな。
少し散歩して戻る。
今日から天気が微妙なので行動が難しい。
残りのベーコンとドリアンのパンも少し炙る。
プチトマトは売店で購入、モロヘイヤはさわんどバスターミナルで購入した。
挟んで頂く。
満足度高い朝食だ。
微妙な天気予報の中で考えた結果、今日は次のキャンプ地徳沢まで下見を兼ねて出かける事にした。
徳沢までの片道2時間はほぼ平地だし、雨が降っても大したダメージはないだろう。
8:40頃出発。
森林浴しながら進む。
9:18、明神館へ。
小梨平からは40分もかからない。
以前来た時は明神橋の方へ折れたので、ここからは未知の世界だ。
少し休憩して9時30分頃に出発。
少し過ぎて橋を渡ると看板がある。
なるほど。
直進で徳沢、右折すると徳本峠だ。
徳本峠も今回行きたいところ。
直進する。少しアップダウンがある。
途中景色が開けるともうすぐ徳沢だ。
10:15に徳沢へ到着。
おお、芝生の上に皆テントを貼っている。小梨平よりも寝心地は良さそうだ。
奥に行くとオサレな建物が。
カフェかっ!
コチラで生ビールを購入。
頂きまーす!
持参したおつまみと共に。
少しすると晴れて来た。
ここは気持ちよさそうだ。
トイレもあるし水も出る。徳沢ロッジでお風呂も入れる。
素晴らしい。
徳沢というだけあって川も流れている。
今回、軽装感を出すために短いズボンに新しい山靴を合わせたが、今回の道中でこの格好だと靴の中に砂が入る。
やはり長ズボンがいいや。
明神館まで戻る。
せっかくなので明神橋方面へ。
明神橋。
丁度お昼になったし、渡ったところで昼食にする事にした。
フリーズドライのショートパスタ。
お湯で戻す。
この種のものもナカナカ美味しくなった。
穂高神社奥宮へ。
すごい人だ。
とりあえずお参り。
神社なんだから、やっぱり参拝する時くらい帽子は取ろうね。
明神池もすごい人。
明神池は以前見たし、こんな人混みではいい思いをする訳が無いという事でスルーする事に。
今日の予報だと、早く戻らないと雨が降るかもしれないし。
そのまま右岸道の木道を行く。
少しパラパラと雨が降って来たが、木々が守ってくれた。
湿地。
カモ。
河童橋に戻ると晴れて来た。
13時半頃の河童橋。
すごい賑わいだ。
またもやお風呂に入って生ビール。
テレビでは高校野球をやっている。
テントに戻ってルービー。
レンタルの椅子も板について来た。
本日の夕食は、フリーズドライのチキンカツカレー。
あー割れてしまった。
これをサーモスの保温容器に入れてお湯を注ぐ。
そしてモンベルのご飯(アルファ米)にもお湯を入れる。
しかし出来上がるまでに20分も掛かるとは。
ご飯は想像以上に美味しい。
モロヘイヤとプチトマトと頂く。
いい夕食だ。
夕方から激しく雨が降って来た。
あとは寝るだけにしておいてよかった。
今日も20:00頃には就寝。
〜つづく〜
前日の金曜日(2018年8月10日)、午後半休を取得することに成功した。
準備して仮眠して深夜に都内発。既に中央道は渋滞していた。
渋滞前の石川PAで休憩。この後のSAやPAは軒並み混雑して行列していたので、ここでの休憩は正解だった。
なんとか5:30頃に沢渡に到着した。
上高地はマイカー規制がある。車で上高地へ行く場合、ここ沢渡(松本方面から)か、平湯(高山方面から)の駐車場に車を停めてシャトルバスでの移動になる。
さわんどバスターミナル隣接の第3駐車場に駐車。既に始発のバスは出た後で少しガラーンとしていた。
身支度してから6:10のバスで上高地バスターミナルへ。
所要時間は約30分。
とにかく小梨平を目指す。
7時頃には管理棟に到着。
キャンプ場受付。予約は要らない。なので今回は予約というものを全くしていない旅なのだ。
「既に混雑しているので空いているところに上手く張ってください」と言われる。確かに一等地やめぼしい所は全て埋まっている感じだ。テントに付いているタグを見ると前の日から来られている方も結構多いし今日から来られた方も結構多いけど、要は少し出遅れてしまった感じだ。
しかし、なんとか細長い空間を見つけて設営。
ソロテント(アライエアライズ1)なので少し隙間があれば設営できる。
雨も予想されたのでペンタエアも張った。
場所が無いのでサイドは幕を直接ペグダウン。ポールは前方が純正の150cm、後方はポンタ用の120cm。
今回は流石にソリッドステークを持ってくる訳にはいかず、付属のジュラルミンペグを使用。強風時はもたないので石を周囲から拾ってきて乗せる。
炊事場やトイレもある。
炊事場はとてもきれいだ。
お湯が出たりはしないが、清水川から引いていると思われる蛇口の水はそのまま飲める。素晴らしい。
紙がないトイレもある。事前に確認が必要だ。
消灯時間。早いですな。ありがたい。
焚火は明確に禁止と書かれている。
とても残念なのだけれどそれは仕方ないことだ。
少し歩くと梓川。いいですな。
管理棟の正面に売店と食堂がある。
売店はとても充実している。地方の商店街や小スーパーのようだ。インスタントものは勿論、ビールなどの酒類も安いし、ベーシックな野菜も卵も冷凍肉も売っている。
朝から目の毒だ。魅力的なラインナップが揃っている。
最悪調理をしなくてもココで食事もできるぞ。
が、ココはやはりカップヌードルだろう。
9時半も回り腹ペコなので頂くことに。もう車も運転しないしルービーも・・・。
お湯を入れて3分待つ。
気ままなソロキャンプ。
うまいす!
くつろぐにはサンダルも必需品だ。
モンベルのロックオンサンダル。履き易いし踵もあるし比較的安い。
しかし、ココでトラブル発生。
昨年買った椅子(ALITEのマンティスチェア)のポールの付け根が折れてしまった。まじかよ。アルミ製だしテンションが掛かるところだし応急処置はおろか復旧も無理だろうな。はぁ凹むわ。
凹みながらブラブラと管理棟に行くと、レンタルの椅子があるという。1日400円。これはいい。借りることにした。
コールマンのローチェア。色合いもいい感じ。
こちらは常設テント。
テントを担いで来なくてもテントのキャンプが出来る事は出来る。
時間もあるし、壊れた椅子を戻すのと、多少の荷物の入れ替えに沢渡駐車場へバスで一往復した。やっぱり来てみると必要なものと不要なものが解るものだ。
小梨平は思ったほど涼しくなく、普通に過ごすには夏の格好で涼しく居られる。なので厚目のインナーを戻し薄めのインナーを増やしたり。こういうことが出来るのも小梨平のいいところだ。
帰ると少しいい天気になっていた。
管理棟にあるお風呂に入って食堂で生ビール。
頂きまーす!
青空が出て来た。
まだ15時過ぎだけれども夕食の支度。
夏に作ったベーコンの冷凍をトマト缶ならぬ紙パックのカットトマトで煮る。
そういえばガスのストーブを出すのは久しぶりだ。
いつかどこかで安売りで買ったスノーピークの「地」。必要にして充分な火力とコンパクト性は流石だ。
別鍋でパスタを茹でて和える。
売店でピーマンを売っていたので、それも入れたら味も彩りも良くなった。
18:00過ぎには片付けまで終わり、幾ら何でも寝るには未だ早いので河童橋方面へ散歩。
だいぶ閑散としていた。
穂高連峰も見え始めていた。左の方は一昨年行った西穂高岳だ。
焼岳。今年こそは登るぞ。
皆さん気ままにキャンプを楽しまれている。ココでべったりとキャンプを楽しむ人、ここを中継地点にして更に奥を目指す人、あるいは奥から帰って来て1泊して翌朝帰る人など、それぞれのキャンプを楽しまれている。いい感じだ。
日が暮れる頃にはテントに入り就寝。
【2日目】
翌朝。朝から散歩して梓川沿いでお湯を沸かす。
カフェプレスは嵩張るのでペーパードリップだ。
頂きまーす。
5時を過ぎると陽が昇ってくる。
河童橋方面へ散歩。
5時過ぎだというのに賑わっている。
綺麗だ。
確かに立ち止まるわな。
少し散歩して戻る。
今日から天気が微妙なので行動が難しい。
残りのベーコンとドリアンのパンも少し炙る。
プチトマトは売店で購入、モロヘイヤはさわんどバスターミナルで購入した。
挟んで頂く。
満足度高い朝食だ。
微妙な天気予報の中で考えた結果、今日は次のキャンプ地徳沢まで下見を兼ねて出かける事にした。
徳沢までの片道2時間はほぼ平地だし、雨が降っても大したダメージはないだろう。
8:40頃出発。
森林浴しながら進む。
9:18、明神館へ。
小梨平からは40分もかからない。
以前来た時は明神橋の方へ折れたので、ここからは未知の世界だ。
少し休憩して9時30分頃に出発。
少し過ぎて橋を渡ると看板がある。
なるほど。
直進で徳沢、右折すると徳本峠だ。
徳本峠も今回行きたいところ。
直進する。少しアップダウンがある。
途中景色が開けるともうすぐ徳沢だ。
10:15に徳沢へ到着。
おお、芝生の上に皆テントを貼っている。小梨平よりも寝心地は良さそうだ。
奥に行くとオサレな建物が。
カフェかっ!
コチラで生ビールを購入。
頂きまーす!
持参したおつまみと共に。
少しすると晴れて来た。
ここは気持ちよさそうだ。
トイレもあるし水も出る。徳沢ロッジでお風呂も入れる。
素晴らしい。
徳沢というだけあって川も流れている。
今回、軽装感を出すために短いズボンに新しい山靴を合わせたが、今回の道中でこの格好だと靴の中に砂が入る。
やはり長ズボンがいいや。
明神館まで戻る。
せっかくなので明神橋方面へ。
明神橋。
丁度お昼になったし、渡ったところで昼食にする事にした。
フリーズドライのショートパスタ。
お湯で戻す。
この種のものもナカナカ美味しくなった。
穂高神社奥宮へ。
すごい人だ。
とりあえずお参り。
神社なんだから、やっぱり参拝する時くらい帽子は取ろうね。
明神池もすごい人。
明神池は以前見たし、こんな人混みではいい思いをする訳が無いという事でスルーする事に。
今日の予報だと、早く戻らないと雨が降るかもしれないし。
そのまま右岸道の木道を行く。
少しパラパラと雨が降って来たが、木々が守ってくれた。
湿地。
カモ。
河童橋に戻ると晴れて来た。
13時半頃の河童橋。
すごい賑わいだ。
またもやお風呂に入って生ビール。
テレビでは高校野球をやっている。
テントに戻ってルービー。
レンタルの椅子も板について来た。
本日の夕食は、フリーズドライのチキンカツカレー。
あー割れてしまった。
これをサーモスの保温容器に入れてお湯を注ぐ。
そしてモンベルのご飯(アルファ米)にもお湯を入れる。
しかし出来上がるまでに20分も掛かるとは。
ご飯は想像以上に美味しい。
モロヘイヤとプチトマトと頂く。
いい夕食だ。
夕方から激しく雨が降って来た。
あとは寝るだけにしておいてよかった。
今日も20:00頃には就寝。
〜つづく〜
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