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2018年11月9日に公開されて11月10日に最初に観に行ってからリピーターに。本日現在で7回観た。同等かそれ以上の回数観られている方も多いだろう。

この映画は主催者側や世間の予想をはるかに上回る大ヒットとなっているのだ。コアなリピーターが支えているのは事実かもしれないが、クイーンやロックと無関係な方々もレビューやクチコミを観て「いい映画」として観に行っている。そして観たらクイーンに少なからず興味を抱いてくれる。サントラ盤の売れ行きも良いようだ。いやあ商業モデルとしても理想的な展開ですな。

勝因は既に色々と語られているが、まずはクイーンの楽曲の素晴らしさだろう。メンバー4人全員が作詞作曲出来て、其々ナンバーワンヒットを持つバンドというのはない。この映画の中でも各々が作曲した代表曲が散りばめられている。
演奏も素晴らしい。一世一代のライブエイドでの演奏をクライマックスに、他も殆どクイーンのオリジナルの音源(スタジオ録音/ライブ録音)が使われている。
ブライアンはギターだけでなくピアノも上手く弾く(劇中でも躊躇なくピアノを鳴らす場面が出てくる)。ロジャーも独り舞台のソロアルバムを出しているし、ジョンもギターピアノもプレイできてドラムを叩いる動画も残っている。要はメンバーは皆お互いの楽器のことも理解しながら演奏しているのだ。これはバンドを運営する面では大きいのだ。

そしてクイーンの結成から成功や挫折からフレディの死までの経緯がドラマチックであったことも大きい。クイーン結成前のスマイル時代から全く個性が違うメンバーが織りなすドラマ。この映画はフレディにスポットを当てて作られているが、他のメンバーや登場人物も良く再現されていて、仕種やセリフなども本当にこの場面でこの人はこういうこと言いそうだなと思う場面が多数出てくる。

そして何より肝心の映画としての出来が素晴らしい。お金掛けて作られているのもあるが、映像や音に破綻は全く感じられずむしろその再現力が素晴らしい。
ストーリーに関しては、最初に観た時から違和感はあったがこれは映画なのだ。勿論色々な考え方もあって史実と異なるものは認めないという考え方の方がいてもおかしくない。しかし私めからしてみたらココまで作ってくれたらもう充分だ。こんな映画が作れるロックバンドは、クイーンの他に今のところビートルズ以外は無いだろう。ビートルズはこれまで散々作られたし。

さてと8回目の予約をするとするか。