※おことわり。本記事は2021年1月に書いていますが、新型コロナウィルス関連の緊急事態宣言発令前である2020年3月20日〜22日の出来事をまとめたものです。緊急事態宣言解除〜営業再開〜一部都道府県で緊急事態宣言中の現在は、状況が異なる部分がある事をご了承ください。
この3連休も浩庵キャンプ場へ行くことにした。世の中新型コロナの感染が広まっており外出自粛ムードも広まっていたが、まだまだロックダウンとか緊急事態宣言とかは現実的ではなかった。
そして、この3連休は外出自粛ムードに疲れた大衆が観光地に押し寄せ、後になってから緩みの3連休と言われて一時期は感染拡大の元凶のように言われていた事もあった。
けど1月、2月と来た感じであれば、ここ浩庵キャンプ場であれば「三蜜」になる場面はなく、車で一人でソロキャンプなら安全だろうと判断して行くことにしたのだ。
前回の教訓から今回は早く出た。
5:43。途中の道の駅からの富士山。
あっちでキャンプしている方もいる。
6:00。浩庵キャンプ場へ到着。
いやすごい車の列だ。国道300号線まではみ出している。まじすか。
これは皆して三密を避けるために普通の旅行をやめてキャンプにしたのか。いやまだ3月のキャンプは寒いよ。やめといた方がいいのに笑。
しかしいい天気だ。
列は進まないし車を降りて富士山の写真を撮ることに。
ズラーっ。
車窓からも富士山がよく見える。
そのうち受付が始まり場内へ。
なんとなく空間を見つけて隙間に車を停めさせてもらった。
周囲の車をかわしてグイーンとバックで進入。
こんな時車が小さいくて取り回しが楽だと有利だ。
設営完了。いい場所に張れた。
今回は雨の心配が少ないことからソロテント(エアライズ1)一発。前回ステイシーの雨漏りが発覚したこともあるし、ここは湖に向かって下り斜面だから湖岸と直角に寝たいところ。ランブリ4は大袈裟だしエアライズ1でいくことにした。
富士山がキレイだ。
カップヌードルカレー。キャンプ最初の食事はコレがなんかしっくりくる。
カップラーメン作るには山専ボトルのお湯で充分だ。
こういうフリーサイトではソロテントは有利だ。少しの空間に入り込むことが出来る。その代わり車の駐車場所には苦労するのだが。
テント右のツールボックスに火器や燃料をまとめてある。
このあたりは乗鞍一ノ瀬キャンプ場で鍛えた技だ。
少し場内を巡る。
ビッチリだ。
こんなビッチリのところ結構な速度で車が往来する。
歩行者も注意が必要だが車を走らせる方も速度を落として欲しい。
早めにお風呂へ行くことに。いつものゆらりへ。
写真は途中の丘の上から。
左の端までビッチリテントが張られている。あそこまで遠いとトイレと水道は何とかしないとならないな。
なんと木々の間からウチのテントが見えた。
まあ気分は悪いものでは無い。
プシュ。
お風呂から帰ればもう車では出かけない。
まだ12:40。ゆっくり飲むぞ。
とりあえずのアテとして以前漬けたらっきょうの塩漬けを持ってきた。
富士山見ながら、
焚き火と食事の準備。
おでん。
大根の下茹でなどは予めしてきた。
なので基本鍋に具材を順番に入れて温めるだけだ。
富士山をバックに。
少し散歩。管理棟方面へ。
ちなみに本栖湖は下流にある某企業の水力発電のための水源地となっている。
管理棟〜キャンプ場の間のこの界隈は立ち入り禁止だ。
坂を登りきったところからの富士山。
ホントどこから見てもキレイだ。
管理棟。キャンプ場からは少し登ったところにある。薪や炭など必要なものはココで買える。
管理棟から下りたところ。
さてと、おでんがいい感じか。
静岡おでんの友。
静岡の人はおでんにこの粉を掛けて食べる。
静岡のおでんはもっと出汁が黒いのだが、まあ気分だし掛けてみることにした。
いただきまーす。
保温容器が役に立つのだ。
だんだんと傾いてきた。
16:10頃、陽が落ちる。テントの場所によって差は出るが、いずれにせよ3月はまだ陽が短い。
そして陽が落ちたら一気に寒くなるのがこの季節のキャンプ。
服装を増強する。
キレイですな。
熱燗がいい感じの気温になって参りました。
夜が更けてきた。
皆さん思い思いに楽しまれている。
こちらも楽しく熱燗を。
オリオン。
2日目の朝。焚き火しながら朝日を待つ。
ウォー。
炊けたー。
これもひとつ覚えのサバ缶ご飯。
いただきまーす。
家から持ってきたぬか漬けと昨日の残りのおでんがありがたい。
逆さ富士だ。
丘の上から逆さ富士。
今日のお風呂は少し足を伸ばすことにした。
ほったらかし温泉。
近くにキャンプ場があることでも有名だ。
初めてだし「こっちの湯」に入ることにした。
この場所、山越しに富士山が見える。
いいお湯だった。
途中の鳥甲斐精肉店というお店と、アピタ石和というスーパーで買い物(写真なし)。
本栖湖へ帰る道中のお蕎麦やさんで食事。
せっかくなので十割蕎麦を。
もう春ですな。
帰ってきた。まだ14時前だ。
さあ飲むぞ。
先ほど鳥甲斐精肉店で買った馬刺し。
松本で冷凍の馬刺しを解凍する技術も身につけたし、
生姜醤油で美味しくいただきました。
そしてアピタ石和で半額だった甲州麦芽ビーフのシャトーブリアン。
炭で焼くとうまくいきます。
夕暮れの富士山。
肉のあとは残ったおでんだねを焼いて頂きました。
ハーマンニャーの時間。
焚き火の時間。
星が出てくる時間。
夜景の時間。
思い思いに楽しむ時間。
焚き火で夜明けを待つ時間。
日の出の時間。
朝食の時間。
目玉焼きとドリアンのパンの時間。
8:30には撤収完了。
急いで撤収したのには訳が。
相次ぐロードショー作品の公開延期から過去の名作を映画館でやっているとのことで、調べたらボヘミアン・ラプソディも沼津のららぽーとでやっているらしい。沼津ならチョッと寄り道すれば行けるぞ。
ということでららぽーとへ。
ららぽーとはマスクやアルコールなどを求める方々でごった返していた。
無事35回目の鑑賞を済ませ帰路についた。
この後、浩庵キャンプ場も、テントの設営間隔を広げたり、この時と同じようには泊まれないようだ。
(2021年1月8日以降、全施設で営業停止中)
日本一の富士山が湖の向こうに見える湖畔でキャンプできる。日本一のロケーションであることは間違いないが、予約ができないため日本一のロケーションでキャンプするにはそれなりの苦労が必要になる。しかし天候が良ければその苦労は十二分に報われる。
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