※おことわり。本記事は2021年1月に書いていますが、新型コロナウィルス関連の緊急事態宣言発令〜解除後である2020年7月24日の出来事をまとめたものです。2011年1月一部都道府県における緊急事態再発令中の現在は、状況が異なる部分がある事をご了承ください。
7月の4連休、本当は東京オリンピックのための4連休になるはずだった。それも叶わないとなれば上高地へ行くつもりだったのだが、7月上旬の大雨でそれどころでは無い空気になってしまった。アプローチ道路が崖崩れして上高地に人が閉じ込められる事態になってしまったのだ。人々は救助され崖崩れは工事で片側交互通行まで復旧したが、この4連休はまたもや天気が荒れそうだ。これは上高地へ行くのはやめよう。
そんな4連休の中で、少しは天気がマシな7月24日金曜日に近隣を観光することにした。静岡に来て1年3ヶ月、未だ行っていない所。思いついたのが久能山東照宮だ。静岡市内では静岡浅間神社と並んで神社庁の別表神社となっている。徳川家康のお墓がある事で有名だ。そして、ここなら密になることも無いだろう。
8:29静岡駅南口からバスに乗る。久能山下行きのバス。9:04終点で下車。
ここまで来るバスは1時間に1本。名だたる観光地へ向かうバス停としては寂しい感じだ。
看板なども不案内で、バスを降りてもどっちへ行ったら良いか解らないくらいだ。
見上げるとそれらしいものがあるので、バスの進行方向と反対方面へ行く。
参道らしくなってきた。
いい感じだ。
しかしこの周辺に公衆トイレが無いのは残念。
案内図。
市内中心部や清水港との位置関係も解りやすい。
ここから1159段をズンズンと登っていく。
こっちはもう少しラフな地図。
「清水市」と記載があるので「静清合併」の前に作られたのだろう。
昇った先の地図も整備されている。結構広そうだ。
謂れ。
少し登って振り返る。
いい感じだ。
階段はこんな感じ。
登る人は結構いる。
階段は結構緩いので、
意外とズンズンと進めてしまう。
途中海も見える。途中木陰もあるが大半はひなたになるので太陽が照ったら辛かっただろう。
天気が悪くてよかった。
なんか終点らしいところが見えてきた。
いい景色だ。
清水方面。
真正面。
門があるのでくぐる。
なんだまだ登るのか。
登ると看板が。
ロープウェイ工事のため仮設の塀に付けてある。
流石にここまで来ればトイレがある。拝借。
おー、あそこから先は有料ゾーンだ。
チケットを購入して境内へ。
東照宮らしいカラフルな装い。
境内へ。
いい感じ。惜しむらくは左にあった五重塔が明治初期の神仏分離で解体されてしまった事だが、それが無くとも充分風格がある。
神楽殿。華やかだ。
流石は静岡。
国内主要なプラモデルメーカーは静岡に集中している。
こういう奉納もありか。
光の加減で上手く撮れなかった。
ぐるりと回っても同じか。
雰囲気は解るかと。
うさぎ。
徳川家康公のお墓は更に奥にある。
流石にお墓の写真を撮るのはどうかと思いやめておいた。
補修も大事ですな。
戻ることにした。
ちなみにこのルートは通行禁止なので少し回り道をすることになる。
脇の神社へもお参り。
少し休憩。
曇っていても7月下旬。水分とらないと。
日本平ロープウェイの乗り場。
このまま階段を降りるか日本平に渡るか。
ここはロープウエイに乗ることにした。乗り物大好き。
9:49。次のロープウェイは10::00発か。
まあ上に何かあるかもしれないし早めに行っておくか。
と思ったら臨時便が出るらしい。なんやそれ。
乗りますか!?と急かされたが急ぐ旅でも無いし、先に行ってくださいと見送った。
切符を買って中へ。
向こうの売店も10時からのよう。
そうこうしていたらロープウェイがやってきた。
いい感じだ。乗車。
進行方向後ろを陣取る。
9:57に発車。なんかユルい感じだ。
海が見えた。
久能山と日本平の間には深い谷がある。それを一気に渡るから価値があるのだ。
実は久能山東照宮へのメインルートは、日本平からこのロープウエイ経由のようだ。下から階段を登る人は少ないらしい。
離合相手。向こうは青色だ。
10:02、日本平駅へ到着。
工事をしている。
広い駐車場と電波塔。
仮設の売店。
ここからのバスも1時間に1本だ。
せっかくなので日本平夢テラスへ行ってみることに。
おー。静岡市方面。
残念ながら富士山は見えない。
清水港方面。
歩きやすいテラスになっている。
富士山が見えたらまた違ったのかな。
夢テラスを後にする。
元々日本平は昔ながらの観光地だ。これもいかにも昭和の建物だ。若い頃車で来たような覚えもある。
標高も307mとそんなに高いわけでは無いから涼しくも無いし、富士山が見えなければ他に特筆するようなものは特に何もない。
少しは新しい建物。
石碑。
案内図。
さてとどうしようか。一休みしながら考えた。
ここからバスで帰るのも味気ない。歩いて行けるとこまで行こう。
そういや麓に静岡県立美術館があるし、それを目指そう。
11:00頃ボチボチ出発。
少し行ったらハイキングコース案内とある。
あるじゃないか。美術館コース。
今思えば一番下に書いてあるのだ。最もマイナーなコースなのだろう。でもこの時はそんなことは全く考えず美術館へ行けば涼しいくらいにしか考えていなかった。
導かれるように歩いていく。
途中工事でコース変更を強いられる。
あれが日本平ホテルか。
ウルトラセブンとかに出てきそうな感じだ。
気を取り直して歩く。
舗装がなくなる。
東海自然歩道バイパスコースをしきりに案内しているが、もう美術館コースに心は決まっている
途中、平澤寺というのが目印だな。
このくらいにしか思わなかった。
分岐もわかりやすく書いてある。
しかしこれはすっかり山道だ。
そういや「ハイキングコース」って書いてあったな。
山装備ではなく普通の靴と服装で来たことを後悔した。
よくわからない看板。
まあ道は外していないということだ。
途中ゴルフ場の脇を通る。
ズンズン下りる。
舗道に出る。
と思ったらまた山道。しかも登りだ。
マジすか。
なんか細いぞ。
いや、これはちょっと。
デブには辛すぎる道だ。
11:40、平澤寺の境内へ。
お寺の本堂。立派なお寺さんだ。
長い階段を下りる。
ここから暫くは舗道だ。
と思ったら、ここから山道に入れと。
12:05、あと50mで美術館だ。
しかしこの50mなかなかしんどい。
美術館の裏手に出る。
ふー、ようやく美術館。
これで涼めるぞ。
シャツは汗だくだ。
エントランスへ。
ん?
なんと、90分待ちだそうだ。
マジすか。
全くノーマークだったが後に色々な方に聴いたら、ミュシャ展は人気なのだそうだ。それとコロナ対策の入場制限が重なってこのような事態になったのだろう。これは入場しない方が良さそうだ。
静岡鉄道の県立美術館駅までもそれなりに距離がある。もう歩くのもしんどい。
そしたら向こうにバス停が。人が多いということはもうすぐ来るのかな。
12:16、なんと、あと7分でバスが来るではないか。
待つことに。
無事バスが到着。助かったー。
一つ驚いたのはバス停で待っていた人が誰もバスに乗らなかったこと。皆さん涼んでいたのね。
静岡駅周辺でシャツを買って着替えてから13:30頃静岡ライオンで一杯。
いやあ、おつかれちゃん。
後半はグダグダの山下りになってしまったが、もうちょい涼しい季節で天気の良い日に計画的に訪れれば、富士山も見えてもっと楽しいコースなのだろうと思う。
そしたら今度は美術館コースでなく草薙神社に下りるコースを行こうと思う。
コメント
コメント一覧 (2)
はじめまして。コメントありがとうございます。
30年前に来られたのですね。確かに下からあの坂を見たらうーんとなりますよね。
写真多すぎるかなと思いましたが、多めに上げて良かったです。
また訪問される機会があるといいですね。
> 久能山東照宮.多くの写真を、ありがとうございます。30年程前、、グループで、行きました。。自分は、疲れていて,のぼらないで,下で、待っていました。上まで、行っとけばよかった、と、いつも、思っていました。今回の、沢山の、写真、ありがとうございます。
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