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※おことわり。本記事は2021年3月に書いていますが、新型コロナウィルス関連の緊急事態宣言発令〜解除後である2020年8月11日からの出来事をまとめたものです。現在とは状況が異なる部分がある事をご了承ください。

つづきから〜

15:45頃に小梨平へ到着。
電話で伝えられた事実が書かれた看板を目の当たりにして悲しくなった。

とりあえず管理棟に行ってお詫びと受付。
今日からケビンにお世話になる。

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ケビンの鍵とリネン類と注意書きと懐中電灯。
そうか、今日は布団に寝るのかシュラフは要らないのか。
改めて気づく。

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いつも泊まっているテントサイトの奥に色々なケビンが建てられている。
なんか豪華な作りだ。

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今宵からの宿はアレらしい。
えっ?、まじか。
もっと掘立小屋みたいなボロいのだと思っていた。

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な、なんと豪華でモダンな作り。
3組の長屋となっており私めは中央の区画。

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中に入ってみた。
なんかすごいぞ。
室内は板張りにゴザのようなものだと思っていたがとんでもない。
フローリング+畳だ。
手作り感あふれるテーブル+椅子も置いてあった。
ココで一人で過ごすのは大変贅沢なことだ。

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なんと、流し台とガスレンジがある。
なんて豪華なんだ。
しかも調理器具も食器も揃っている。
外に出ずに調理できるぞ。

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そして冷蔵庫があるじゃ無いか。

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もうソフトクーラーは要らない。

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トイレは洋式だ。

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なんとテレビが設置されている。
左にチロッとファンヒーターも見える。

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もちろん布団もある。

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ちょっとしたテラスもある。
いやあ、これは想像を絶する豪華設備だ。

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建物そのものも採光用の窓があったりモダンな作りだ。

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16:30にお風呂を予約しておいたので入浴。からの生ビー。

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からの冷奴。

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その後、テントを張っていたあたりをぶらり。
言うまでもないが、ガラーんと閑散としていた。

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もう少しで上まで見えると良いのだが。

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そして帰りに荷物を引き取り。
いや、本当にご迷惑をお掛けした。
とりあえず部屋へ帰ってテントを分解してテントの中のものを回収。
テントも建物の中に入れた。少し濡れているので室内で乾燥して畳むことに。

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下界はたまらない暑さであることがテレビを通じてよくわかる。

というか、すっかりテレビ見ながらゴロ寝してくつろいでしまっている。
これはもうキャンプではなくて旅行だ。

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8月12日朝。
炊飯器もあるのでサバ缶ご飯を炊いてみた。味噌汁は売店で前日調達。
美味しくできた。

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今日は、今後使わないテントやシュラフ、衣類、食器などをザックに入るだけ詰めてパンダ号へ下ろす。
早くバス停に着き過ぎた。

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少し早く臨時便を出してくれるようだ。良かった。

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途中大正池を臨むが天気はあまり良く無い。

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パンダ号で山を降りて丸中精肉店へ。

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そして松本市内の登山用品店、カモシカへ。
袋ごはんで美味しそうなのがあったので買ってみた。

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そして、すぐ近くの「國松」へ昼食。
元々松本で開店し、広島の「きさく」の汁なし担々麺に感動して広島に移転したお店だ。広島在住時はそれこそ何度も頂いた。
その後業容を拡大し東京へも進出。
そして松本に凱旋したのだ。
すごいサクセスストーリーだ。

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クニマックス。いやあ久しぶりだわ。
美味しかった。

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小梨平へ帰ると張り紙があった。


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ケビンサイトマップ。

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ケビンサイトも木々を残してありいい感じだ。

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小型のケビン。

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常設テントも当然休止。

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普段賑わう管理棟周辺も閑散としていた。

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外来入浴中止は熊以前の話。

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15:00から入浴。の後のルービー。

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今宵はテラスで夕食。
丸中精肉店で買った馬刺しと汁もの。

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しかしなんとなく暗い。

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うーん。

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結局、表に出て頂いた。

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夜は諏訪湖の花火大会(去年のか)がテレビでやっていたので電気を消して堪能いたしました。

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8月13日朝。今日は一日ゆっくり過ごす予定。
白いごはんに下界で買って来た釜揚げしらす。
美味しくいただきました。

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朝は多少暗くてもいいですな。

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テラスからの景色はこんな感じ。

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なんと外付けコンセントがあるので、電気照明を持ち込むのが正解なのか。なんか味気ないぞ。

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そしてテラスのテーブルと建物の窓が非常にいい位置関係にあって、配膳や片付けが非常に楽だ。
なお、室内に備え付けの食器や調理器具は、衛生上の理由から屋外での使用を禁止しているのでご注意を。

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散歩に出掛けた。

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インフォメーションセンターにある立体地図や、

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河童橋からの写真を見て、涸沢〜奥穂高岳に想いを馳せる。

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9:00。コロナ禍も天候もあり人は少ない。

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右岸を下流方向へ。

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猿の親子。

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人も少ないし鈴を鳴らしながら歩く。

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ウェストン碑。

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上高地温泉もコロナ禍で朝の日帰り入浴は営業していない。

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結構な雨だ。

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こうなると登山靴やトレッキングシューズなど、防水がしっかりしていないと大変だろう。

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昼食は小梨平でざるそば。
この後14:00には入浴。

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雨も上がったので外飲み。

建物は快適だけれども、宿泊費もバカにならないので明日帰ることにした。
今日が最後の晩だ。

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しかし川が恋しい。

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やはり川沿いで食べよう。

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天気も好転して来たことだし。

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こんな感じでセッティング。


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丸中精肉店で買ったステーキ。

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焼いていただきました。美味しかった。

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残った油に袋ごはんを戻して入れて炒めたら美味しいガーリックライスに。

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その後もいい天気に。

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しかしスッキリは晴れず、自分が登ったところを見ながら、あそこまで登ったんだなーと感慨深くお酒を飲むいう夢は果たせず。

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夕暮れ。

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8月14日、最終日の朝はスッキリ晴れた。

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コーヒー作って持って来て、

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袋ごはんの朝食。

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6:13。いやあ、キレイだ。

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管理棟にも日が差す。
その後片付けて撤収しました。
ありがとうございました。

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焼橋からの焼岳。

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清水川。

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河童橋。

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8:30のバスで下ります。

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駐車場ではパンダ号がお出迎え。

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荷物を積んで靴を履き替えて帰路へ。
お疲れさまでした。

本当、お疲れさまでした。

初の涸沢テント泊と、初の奥穂高岳登頂。そして初の小梨平ケビン泊。
アクシデントのおかげで色々と経験できた。

何事も楽しむのが大事なのだと肝に命じた。

しかしながら小梨平キャンプ場の今後の営業が非常に心配になった。
こんないいキャンプ場はなかなか無いから。