※おことわり。本記事は2021年3月に書いていますが、新型コロナウィルス関連の緊急事態宣言発令〜解除後である2020年10月2日からの出来事をまとめたものです。現在とは状況が異なる部分がある事をご了承ください。
「涸沢の紅葉を見ずに紅葉を語るなかれ」
誰が言ったか、そう言われたら一度は見に行きたい。夏にヒーヒー言いながら登った涸沢〜奥穂高岳。膝がいつか壊れて登れなくなる日がくるかもしれない。そしたら行けるうちに行っておこう。
期が変わるドサクサというか、毎半年いつも期の頭(4月と10月)は年休を1日取得することにしている。2020年10月2日金曜日に年休を取得し、早朝から涸沢へ向かうことにした。
1時起き2時出発で3時半には道の駅富士川へ。
土日は5時始発だが、今日は平日なのでバスは6時始発だ。それを目指す。
5時過ぎにさわんど第3駐車場に着くも既に満車。
まじかよ。皆さん涸沢の紅葉を見て紅葉を語りたいのか。
バスターミナルから少し遠い第2駐車場にパンダ号を停めてバスの列の後ろへ5:36につく。
これはすごい。
並びながらコンビニおにぎりを2個食べる。
6:51。とっくに始発のバスは出てしまった。出遅れたな。
ま、とりあえず7:00のバスには乗れそうだ。
2号車に乗車。7:00過ぎにバスは出発。
大正池から焼岳。
そして穂高連峰。
いい天気だわ。
7:52。バスを下りて身支度して梓川方面へ。
おお。
河童橋。
気温は7度くらい。
清水川。
小梨平。今日は通過。
いい天気だ。
歩くのも気持ちいい。
8:38、明神へ。
ここにいらっしゃる方の多くが涸沢を目指すのだろう。
前回の反省から食べれるときに食べておく。
9:00頃出発。
すぐの橋からの明神岳。
徳本方面を分ける。
いやあ。
いいすね。
9:37に徳澤へ到着。
少し紅葉していた。
9:46に出発。
雲ひとつない。
横尾が見えて来た。テント場も賑わっている。
10:37、横尾に到着。
横尾では小倉デニッシュを頂いた。
少し休憩。
11:05に出発。
屏風岩。
11:26、岩小屋跡。
ここから登り坂。
ズンズンと進む。
12:05。本谷橋到着。
少し休憩。本当いい天気で。
12:30頃出発。
この景色に元気をもらいながら、
急登を行く。
この辺りが一番しんどい。
13:17、前回へばってキャラメルを食べたところ。
ななかまど。
13:34。ガレ場。
まだまだ進む。
休み休み。
速いグループには先に行ってもらう。
いやあ。
14:40、河原に出る。
14:53。陽が傾いて来た。急がねば。
14:57。山に陽が沈む。
それはそれでキレイなんだが。
ちょっと焦る。
15:11。ほぼ陽が沈む。
沈んだ方をタップして写すとこうなる。
上の写真ではだいぶ暗く見えるが、実際はそうでもない。
振り返ると陽が当たっているところがキレイだ。
休み休み先を急ぐ。
だいぶ陽が落ちた。
15:29、小屋とヒュッテの分岐点へ到着。
今回は小屋方面へ。そちらの方がダイレクトにテント場へ出られる。
おお、キレイじゃないすか。
15:48、テント場へ。
いやあいっぱいだわ。
キレイじゃないすか。
なんとか平らな場所を探して設営。
石や岩とお友達だ。
これくらい混んでいたらコンパネは残っていないが、地面ーグランドシートーテントーキャラバンテントマットーサーマレストで充分暮らせる。
テント場方面。いい感じだ。
いいすね。
反対側。もっと下の方に張っている方もいらっしゃる。
16:27、身支度を終えて受付で紙をもらって記入してから受付に並ぶ。
受付はあの赤い屋根。
並びながら撮影。
16:46。だいぶ進んだぞ。
並んでいる時に係りの方から午後7時から7時半の間、テントの照明をつけてくださいとアナウンス。
なるほど。
17:28、受付を終了してデッキへ。いやあ。
キレイですな。
17:32。おでんは売り切れ。
牛丼とルービー。
いただきまーす。
牛丼はおつまみ状態で食べていたので冷めてしまい、暖かいものが欲しくなりラー。
うまかった〜。
下を見下ろす。
キレイす。
段々と夜が更けて、
18:16、こんな感じに。
夏と比べ物にならない数だ。
それでも最盛期よりは少ないらしいが。
とてもキレイだ。
テントに戻って星空。
灯りをつけるとこんな感じ。かなり明るめのヘッドランプを天井に固定。オレンジのはシュラフカバーだ。中の所作は丸見えになってしまう。
テントと星空。
いいすね。
ん?
18:45、月が出て来た。
これは神秘的だ。
少し明るくなって来たかな。
眠くなって来たのでテントの中へ。
19:30には照明を消して就寝。
翌朝3:15、おお、なんかSF作品のようだ。
月明かりのテント場。すでに起きて準備されている方も多くいらっしゃる。
デッキにも人が。
3:43、テントへ戻る。
テント。結露しよる。
3:46、もうすぐ月が沈む。
星がキレイ。
4:38、暗くなった。
4:43、沈んだ月の灯りで雲が照らされる。神秘的だ。
撤収しながら朝食の準備。
カモシカの山ごはん。
4:53、フリーズドライの味噌汁とインスタントのコーヒーとともに頂きます。
うまい。
気温は10度。
思ったより寒くない。
5:45、だんだんと陽が当たってくる。
マジックタイムの始まり?
雲が多いな。
と思ったら西から晴れて来た。
いやあ。モルゲンロードだ。
いいすね。
夏に見たよりも赤い。
反対側もキレイなのだが。
やはりみんなコチラを見ている。
来て良かった。
5:58、色合いが薄くなる。
ほんの10数分の出来事だ。
タイミング悪いと見逃してしまう。
6:08。そしてその後のトイレは大混雑(笑)。
デッキから。
陽が影ってしまった。
デッキの上にある見取り絵。いい感じだ。
6:20、出発する方が増えてくる。
更に上へ行かれる方、下へ下りる方。皆それぞれだ。さてコチラも出かけないと。
昨晩の寝床はこんな感じ。
平らな空間があれば前述の装備で眠ることができる。
周囲に岩もあるので腰掛けることもできる。
住めば都でした。
さよなら涸沢。
雲が放射状に伸びていた。
「またおいで」
そう語りかけてくれてるのだと思うことにした。
6:37、下山開始。
いやあ、いい。
振り返りながら、
名残惜しく、
涸沢を後にする。
陽が登って来たか。
やはり振り返ってしまう。キレイですな。
先を急ぐ。
いやあ。
秋だわ。
素晴らしい。
道中もいい感じ。
7:17、Sガレ。
行きはココで写真を撮っていない。そんな余裕なかった笑。
7:36、ガレ場。
7:45、キャラメル食べたとこ。
休憩。
登りの方も多くなって来た。
譲り合いの精神が必要だ。
基本、山は登り優先だ。どうもその呼吸が解らない方が多く、あるいは解っていらっしゃっても、下りで突っ込んでいく方も結構多く、なんだかなぁと思う。
8:34、本谷橋。休憩。
8:50頃、出発。
登りの方と多くすれ違う。
9:48、岩小屋跡。
10:12、横尾大橋。
横尾も賑わっていた。少し休憩。
昼食は徳澤で頂くことにする。
10:36、出発。
11:34、徳澤へ到着。
カレーとおでんとルービー。
いやあうまいす。
小梨平が限定的な営業だからか徳澤は結構テントが張られていた。が、別に張れないほど混んでいるわけではない。このままバスで帰るのもつまらない。もし小梨平が満員だったら徳澤に泊まることにしよう。
小梨平へ電話したら、なんと大将が電話に出た。事情を話ししたら状況を教えてくれた。川沿いはまあまあ埋まっているけど、それ以外はガラガラらしい。
「おいでよ」と呼ばれたので小梨平へ1泊することにした。
12:31、出発。
13:18、明神。
13:59、小梨平へ到着。
なんとか川沿いのいいところに設営できた。
いやあ。
いい感じじゃないですか。
15時に入浴。からの生ビー。
テントに戻ると更に晴れていた。
いい感じじゃないですか。
16時から食堂が開く。今回は山賊焼き単品をテイクアウトで頂くことにした。今回は椅子もタープも無いので山やスタイル。
いただきます!
景色はこんな感じ。最高す。
豆腐も買って来た。冷奴。
16:58、夕陽が山に当たって来た。
いいすね。
17:46、陽は暮れてしまった。
17:53、段々暗くなって来た。
18:17、陽がくれた。
星空。
19:13、テントがキレイですな。
そろそろ就寝。
翌朝5:20、カモシカの山ごはん+フリーズドライの味噌汁+インスタントコーヒーの朝食。
天気は優れないので黙々と撤収して退散。
いつものように川沿いから帰るのだけど、
そこは猿天国となっていた。
焼橋も完全に占領されていた。
無用なトラブルを避けるべく回り道。
がラーンとしていた。
清水川。
岩魚。
河童橋。閑散としている。
さよなら上高地。
8:15、始発のバスに乗り込む。
第2駐車場でパンダ号が待っている。
おつかれさまでした。
今回もヒーヒー言いながらだけど涸沢まで行くことができた。ちょっとだけ早かったかもしれないが紅葉も見れた。そして紅葉の季節は夏以上に混雑するというのも解った。
来年来るのなら木曜日から休み取って来ないとダメだなこりゃ。
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