※おことわり。本記事は2021年4月に書いていますが、新型コロナウィルス関連の緊急事態宣言発出〜解除〜一部の都府県へ発出後である2021年2月11日からの出来事をまとめたものです。現在とは状況が異なる部分がある事をご了承ください。
1月19日に発出された県独自の感染拡大緊急警報は2月8日に解除された。これで県境をまたぐ移動がしやすくなった。もちろん警戒するには越したことないが、スゥイートグラスでキャンプしてパルコール嬬恋でスキーをする分にはそんなにリスクは高くないだろう。あとは自己判断の範疇で感染防止対策を気をつければよい。スキーも多分今シーズン最後になるのではないか。
ということで1日休みを取れば4連休になるところ、2月11日(木)〜2月14日(日)の3泊で行くことに決めた。しかしネットで見ると既に2月13日(土)は林間ソロサイトが満サイトとなっていた。ガーン。悩んだ。まあとりあえず11日(木)から2泊で予約をしてキャンセルが出たら連泊すれば良いだろう。
で、予約しようと思ったのが2月10日(水)。前日のネット予約はできないので電話しようとしたら、なんと水曜日は予約センターが休みで電話予約が出来ない。まじか。
とりあえず予約なしで出発して、途中で電話予約する方向で出かけることにした。
そんな感じでダラけてしまい静岡出発は7:20。途中9:00に道の駅ふじかわで電話予約。予約できて良かった。11:30過ぎにはキャンプ場へ到着。予約時にアーリーチェックインと言わなかったからか到着時にお願いしたら「今からの時間で追加料金を頂くのが申し訳ない」とやんわりとお断りされてしまった。
なのでチェックイン13:00まで第3駐車場で待機することに。
流石にお湯を沸かすのはマズイだろうけど、水筒のお湯でカップヌードルを作って食べる分にはお咎めなしだろう。
いただきまーす。
やはりキャンプ最初の昼食はカップヌードルカレー。
まだ時間があるので歩いて場内の事前査察。
12:35。うーん。雪は少ないな。
この後管理棟まで歩いてチェックインに行ったら、もう準備が出来たので場内へ入っても良いとのこと。
おー。第3駐車場のパンダ号へ急ぐ。
この後、準備出来ましたと場内放送が流れる。
12:53。パンダ号でサイトへ。
除雪の後か、誰かが作った雪だるまの夢のあとか。
スコップをレンタルして、この雪を場内にばら撒くことにした。
設営完了。
前回のキャンプから使用しているチタンペグ(写真左)の本領発揮だ。
ここ北軽井沢スゥイートグラスは元々地面が硬い事に加えて冬は地面が凍る。キャンプ場スタッフも鍛造ペグを推奨しているが、少し曲がっている鍛造ペグを打ち込んでいくとさらに曲がってしまう。例えばソリッドステイク30を曲がったまま地中に打ち込むと、それを抜くのが本当に大変なのだ。スノーピークのソリッドステイクであれば40以上をオススメしたいが、現在ソリッドステイク40は913円/本(税込)と異常に高価なものとなってしまった。なのでチタンペグがいちばん良いのではないかと思う。ちなみに40はペグを抜くときに重宝する。
tabストーブで火熾し。雪を溶かさないよう雪が溶けているところで。
このあと諸々の準備をして一杯飲もうかと思った時にトラブルが。
右後輪の空気が明らかに少ない。少ないとはいえペチャンコではないので、とりあえず国道沿いのガソリンスタンドへ走らせることに。近いはずのガソリンスタンドがえらく遠く感じた。
ガソリンスタンドの方も丁寧に対応していただき、タイヤ外してチェックしたところ、サイドウォールと設置面の間のところからスローリークしている部分を発見。これはパンク修理できない部分。あーマジか。
165 65 R14なんてタイヤはガソリンスタンドには置いていない。
なので工賃を支払ってスペアタイヤに付け替えてもらった。
このスペアタイヤ、実は2007年に1度使ったものだ。空気圧もチェックしてもらったが、これはもう無理はできない。明日のスキーは諦めた。
異常ない左側。
後輪をスペアタイヤに履き替えた右側。
なんか痛々しい。
パンクしたタイヤはスペアタイヤが載っていたスペースに納まった。
これはありがたいことだ。
17:11。夕暮れ。
気を取り直して焚き火と夕食の準備。
今回からロッヂ8インチキャンプダッチオーブン。
これまで8インチのサービングポットを使っていたが、やはりツルがついていた方が運搬しやすいし、蓋を裏返してフライパンがわりに使うこともできる。上火も使える。そういう思いもあって新調した。
ダッチオーブンも色々なものが発売されているが、やはり気分はロッヂだ。サービングポットは家で使うことにした。
椅子の後ろで武井君。湯たんぽ用のお湯も沸かしておく。
ルービー。
17:50。ひとつ覚えの牛すね肉の赤ワイン煮込み。
ちょっと煮込み足らないけど、玉ねぎとか食べれるものから少しずつ頂くことにした。
夜は焚き火して就寝。
翌朝2月12日。6:17。朝から焚き火。
スキーにも行かないのでノンビリ。
うるぎで作って冷凍しておいたベーコン使ってベーコンエッグ。
いい感じに焼けた。
予め焼いておいたパンとトマトとコーヒーで朝食。
流石に朝は寒い。
曇っているが浅間山はキレイに見える。
8時過ぎ。陽は当たらない。
とりあえず場内を散歩。
だいぶ溶けている。
場外へ。
キャンプ場近くの雪原。
ぐるっと回って帰ってきた。
気温が0度を超えた。だいぶん暖かく感じる。
パンダ号のリアビュー。右リアタイヤの細さがわかる。
スキーに行けなくてもせめて温泉には行きたいなと、調べて嬬恋温泉つつじの湯に行くことにした。(写真なし)
行く途中の国道144号線が工事中で回り道を強いられたが、雪がなくて良かった。
帰りの道すがらに寄ったお蕎麦屋さん。
「あさぎり」。
美味しい蕎麦でした。
びっくり。
晴れ間も出てきた。
このあと買い物してキャンプ場へ。
12:36、テントに戻ると10度を超えていた。
これはどんどん融けるぞ。
少し場内を散歩。
キャンプ場内、工事をしていた。
また新しい建物を作るのだろうか。
15:00頃から焚き火と夕食の準備。
来たときに山があった場所が一番雪が厚いので、その場所で焚き火。
なんかパンダ号と一緒に酒を飲むような配置だな。
後脚痛いだろうけど、明日1日なんとかもってくれよ。
tabストーブも雪が融けてどんどん埋まるので、上に載せる五徳を足の下に置いてなんとか対応。
これは下皿が必要だな。
17:03。パンダ号と対話しながらの夕暮れ。
空を見上げると気持ちいい。
焚き火とベーコン鍋。
いい感じで燃えている。
21:20。氷点下に。
星空。
オリオンがキレイに見えた。
翌朝2月13日6:58。
朝日が出てきた。
浅間山に太陽が当たってキレイだ。
やはり朝日は偉大ですな。
7:00の気温。
9:43には撤収完了。
だいぶ融けたな。
浅間山。
このあと管理棟へ行ってチェックアウト。
チェックアウト完了して10時には出発。
パンダ号GO!
タイヤに負担を掛けないよう急な動作にならぬよう。
一般道では制限速度遵守。
高速道では安全をみて70km以下の走行で。
千ヶ滝温泉に行くもまだやっておらず。
あまり遠回りはしたくないと調べて出てきたのがここ。
佐久平PA付設「みはらしの湯」。
スキー場もあって営業していたが流石に滑るのはやめておいた。
確かにいい景色だ。
夏も冬も楽しめるようになっている。
場内でアジフライ定食。
なかなか美味しかった。
佐久平PAからはエスカレータで接続しているのだ。
このあと車で坂道を下りて、佐久平PAのスマートICから上信越道へ。
中部横断道は片側1車線の区間が続く。
ただでさえナメられて理不尽な煽りとか割り込みとか受けやすいパンダ号。ガムテープでスペアタイヤ装着の表示をすることにした。このガムテープはパワーウインドウが壊れた時に買ったものだ。佐久平PA下りの売店の方のご好意でマジックを貸して頂いた。感謝!!
それでも中部横断道では後ろピッタリついてくる車もいたけれど、まあそういう車に対しては、かなり安全かつ下りで発進出来るところが来るまでしばらく待たせることにして、車間を空けてくれた車に対してはなるべく直ぐに譲るという対応で走ったら、まあなんとか気分を害せずに走れた。静岡へ帰り着いたのは18時頃。暗くなっていた。
翌日、安倍川の河原でノーマルタイヤへ換装した。
これで今シーズンのスキーは終わりだ。
「北軽井沢スゥイートグラスでキャンプ+パルコール嬬恋でスキー」は、また来シーズンの楽しみにしたい。
とにかく今冬はいい遊びを見つけた。
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