kuma days

these are the days of our lives
東京30年・広島12年・東京9年住んだ後、2019年4月から静岡市に暮らすサラリーマンの楽しい日々。

タグ:みたか

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JR三鷹駅南口。この「みたか」という街にある、心のふるさとの中華そば「江ぐち」。
広島在住時も、幾度と無く訪れた
以前も書いたけれど、ハッキリ言って今のラーメンブームからは外れた店だ。所謂オールドスタイルのお店。作り方も大雑把だし、チャーシューは脂だらけだし、五目そばに至っては、ナルトにプレスハムが乗っている。勿論、ムカチョーなんて程遠い。
酷評するラーメンマニアが居たとしても全く不思議ではない。むしろそういう酷評があれば楽しく読ませて頂こうと思う。

しかし、ココの麺は唯一無比なのだと思っている。
昔から製麺機で自家製麺をやっている。その麺は以前はラーメンなのかうどんなのか蕎麦なのか良く解らないといった評を受けていたこともある。

が、これまたコシも風味もあってウマいのだ。
以前よりこの麺は最高だと思っていた。
他に替えはきかない。
他では味わうことができない。

なので、東京に越して来たら、絶対に行かなければならない場所だった。

中華そば「江ぐち」
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今日、ようやくチャンスが訪れた。

荻窪でランニングシューズを買った後、中央線に飛び乗って、三鷹駅を目指した。
雨の中小走り店で向かい、目的地に到着した。

おお、まだ8時前だ。確か閉店は8時半だったよな。

お、灯りが灯いているってことは営業しているぞ。よし。


ん??

ん!??
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中華そば み た か ?

何じゃそりゃ〜。
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確かにその店は「みたか」になっていた。

店に入ると、以前と変わらぬ店内と変わらぬメニューたち。

あの小さなオヤジさんが立っていたカウンターの中には、若くて大きくて元気がいい男性2人。そしてカウンターの外には若い女性が1人。
奥のカウンターが空いていると思って店に入ると、そのスペースは女性店員さんの接客ベースとなっていて座ることが出来ない。
要は満席なのだ。

なので少し店内で待たせてもらった。

店内にある貼り紙や新聞のコピー、そして常連さんと若い店主との会話から、江ぐちは1月に一旦閉店したこと。その後、店を訪れるお客様が再開を熱望して店の前の紙(閉店しましたとでも書いてあったのだろう)に書き込みをしていたこと。
そういう思いに応えるべく、製麺の手伝いをしていた若者を中心とするスタッフが新しく5月1日から「みたか」として再スタートしたこと。
そして価格は以前より据え置きであること。

これらの情報が目に耳に突き刺さって来た。

そうだったのか。

「心のふるさと」とか言っておきながら、今日の今日迄この状況を知らなかったことを恥じ、若い店員さんが江ぐちの中華そばを引き継いで頑張っている現実。
普通ならこみあげてくるものがあるのかもしれないが、その時は自分でも何がなんだかわからない状況で。

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カウンターが空いたので、とりあえずビールとチャーシュー。
やっぱりこれが無いとね。江ぐちは始らないんですわ。
ビール瓶には勿論コップが逆さまになって乗せてある。
写真の撮り方を間違えた。

チャーシュー+竹の子をビールで流し込む。

いや〜。

もう何がなんだか。
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五目ワンタンメン大盛。

やっぱりコレですわ。
麺をドンブリに上げて具を乗せてからワンタンを乗せていた。おお、ちゃんとしているぞ。
以前のオヤジさんなら、最初にワンタンを乗せて麺を乗せて具を乗せて、その後余った麺を乗せたり、何でもアリアリだったけど(笑)。

スープもノスタルジーを残しながらスッキリとしていてウマい。
麺も以前と遜色無いと思うし、大鍋に泳がせて平ザルで上げるスタイルを変えていないのはオールドファンからしたら非常に嬉しい。

常連っぽいオジさんが「何か『江ぐち』がウマくなっちまったなぁ〜。以前は醤油をお湯で溶いてたみたいなもんだったから・・・」と言っていたが、「『みたか』です!」と店主が言い換えていた。

いやあ、いいじゃないか。

実は、私めが帰ろうとしたら、某情報誌が取材に来ていた。

この江ぐちの中華そば、オールドファン以外にも充分アピール出来る内容となっているし、このシッカリした強い麺は、最近のラーメンの流れから言っても、もしかしたら、ようやく「時代」が来たのかななんて思ったりもする。

あのオヤジさんが続けて来たことは間違っていなかったのだな。
感慨深くなった。

ただ、これでブレイクして行列店になってしまって、ハードルが高くなってしまったら寂しいな。
何せ、ココの中華そばは450円だから、それだけでもインパクトがある。

仮にもしそうなっても、これまで通りの美味しい中華そばを作り続けてほしい。

(2010年5月31日改訂)



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