78074cd4.JPG「フリー」と聞いて、大多数の方は何を思い浮かべるだろうか。鉛フリーハンダだろうか。サッカーで相手のマークがついていない状態のことだろうか。(試合中は「どフリー」なんて言い方もするけど「チョー〜」に通じる部分があり、日本語の奥ゆかしさを感じる)
フリー(FREE)は、1968年から活躍した英国のロックバンドだ。オール・ライト・ナウやウイッシング・ウエルは、後世多くのミュージシャンにカバーされた名曲で、多くの人が耳にしたことがあるだろう。基本的にはブルースを基調にしたロックだが、特色は音数が少なく、一音一音が重くドッシリと響くことだ。美しいメロディーがどうというより、その独特の音世界が何ともいえないのだ。
昨年、日本にも来日したQUEEN+ポール・ロジャースの、ポール・ロジャースのキャリアの出発点となったバンドと言えば解りやすいだろう。昨年の11月に発売されたこのCDは、その当時のレアトラックがタップリ収められている。こんなものがメジャー発売されて日本版も出るとなると、QUEEN+ポール・ロジャースのツアーをキッカケに、ポール・ロジャース再評価の動きが出ているのだろうなと嬉しくなる。
昨年の来日公演の様子

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