kuma days

these are the days of our lives
東京30年・広島12年・東京9年住んだ後、
2019年4月から静岡市に暮らすサラリーマンの楽しい日々。

    フー

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    3年前に登った牛田山。私めの登山の原点と言えば、キャンプの時にカミさんと登った大鬼山だ。この時に見た雲海が心を打ち抜いた。
    当時はヒーヒー言い乍ら登ったのだが、冷たい空気が清々しく、苦労して登ったご褒美としては最高のものだったのだ。
    が、広島市内の山で一番最初に登ったのは、この牛田山なのだ。
    カミさんは毎年の行事であるオープンギャラリーの準備で忙しい5月連休、一人で再び牛田山に登ってみることにした。


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    10aa6e82.jpg昨日は島根の往復だった。いつもスポットなのが、昨日は仕事がまとまって効率良かった。なので忙しく、記事をアップする暇が無かった。
    その日の朝、道中何を聴こうかと考えていたら、突然フーが聴きたくなった。「四重人格」は車に標準装備されているのだけど、もうちょい初期の、荒削りなフーが聴きたくなった。
    このライヴアットリーズは、名作の一つとされている。
    最近発売されているCDは「ヘヴン・アンド・ヘル」など、発売当初からの盤に入っていない曲も収録されている。なので以前買い直したのだ。
    トミーを発表して勢いに乗っているフーの演奏を堪能することができる。

    0fefacc4.jpgこの2枚も聴いた。2枚目のアルバム「クイック・ワン」と、3枚目のアルバム「セル・アウト」だ。
    デビュー以来、楽器を破壊するパフォーマンスが先行して、音楽的な評価が後回しになっていたのを、必死に取り戻そうとしていたのか、この2枚はいい曲も多く収録されている。
    「クイック・ワン」は、珍しくメンバー全員のオリジナル作品が収録されているし、「セル・アウト」は、曲と曲の間にラジオで流れるキャッチを入れ、トータルアルバム風に仕上げるなど、非常に気合が入っている。更に、シングルヒットした「恋のマジックアイ」や、ピートが歌う「オドロノ」や「サンライズ」など、天才ピート・タウンジェンドがソングライターとしての才能を開花させている。

    現実的にはこの後の2枚組ロックオペラ「トミー」で、音楽性も確固たる定評を作り、その後の「フーズ・ネクスト」が最高作とされているのだけれど、個人的には「トミー」の前に出たこの2枚の方が好きだ。

    7f4a5ebe.jpg連休に入る少し前に、何枚かCDを買って社用車の中で聴いていたので、その何枚かを紹介することにした。
    まずはこれだ。

    ザ・フーは、英国では、ビートルズやローリング・ストーンズらと同時期にデビューしたロックバンドで、ビートルズやローリング・ストーンズとフーで英国3大バンドと呼ばれていたのだけれど、ここ日本では今ひとつ盛り上がりが足らなかった。
    「ザ・フー」といえば、メンバーがステージ上を暴れまくり、マイクは放り投げるわ、ギターも腕をグルグル回して(風車奏法)ステージの上を飛び跳ねるわ、ドラムは叩きながらドラムキットを破壊するわ、挙句の果てにギターでギターアンプを強打してアンプを壊し、ギターも地面に打ち付けてぶっ壊してしまうという、ド派手なステージアクションが有名なのだ。
    そしてデビュー当初は、当時の若者の気持ちを代弁するような歌詞が多く「じじいになる前に死んじまいたい」と歌った「マイ・ジェネレーション」が全英2位の大ヒット曲となった。
    昔の日本であれば、このようなパフォーマンスや歌の内容から「教育上よくない」とされてしまうのは無理もない。楽曲や歌詞は、ビートルズやストーンズに劣らず素晴らしいのに、その陰に隠れてしまったというわけか。
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