kuma days

these are the days of our lives
東京30年・広島12年・東京9年住んだ後、
2019年4月から静岡市に暮らすサラリーマンの楽しい日々。

    武田山

    23caa8ff.jpg携帯カメラでは難しいな。

    広島ブログ
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    プチ独身の平日、今週なら一日休みが取れそうだ。金曜日に休み取って、金土と雪中ソロキャンプに行こうと目論んでいた。

    先週のとある時に上司が皆を集めて、
    上「月曜日の会議の日、本社に呼ばれてしまったので会議の日を変更したいのだけれど」
    上「他の日はどうだ?」

    嫌な予感がした。
    何としても金曜日は死守しなくては。

    A「火曜日だめっすね」
    B「私水曜日ダメです」

    みんな月曜日を外して予定を組んでいるからバラバラと全員揃う日がない。

    C「ああ、木曜日は◯◯でダメですわ」

    ってことは・・・、

    上「なら金曜日でいいか?」

    kuma「・・・その日は年休を・・・」

    上「ああ、ダメかぁ・・・」

    嫌な空気が流れた。
    はいはい。金曜日にすればいいんでしょ。

    kuma「まあ、仕事優先ですからいいですよ。」

    上「すまんな。年休は他の日にしてもらって。」
    上「ということで金曜日に会議にするし。」

    金土雪中ソロキャンプ計画は脆くも崩れた。

    休みは木曜日に取るように調整した。

    002
    で、その休みの木曜日にやる事として思い立ったのが山登り。
    そういえば最近登っていないし。
    先日のイオン祇園店にモンベルショップが入るという情報もあったし、ここは武田山Tシャツ完成を祈りながら武田山ー火山に行ってみるか。

    そこで考えたのが以前から行きたかった「広島南アルプス」。
    (武田山から鈴が峰までの縦走路の俗称)

    やってみるか。

    終わったらアルパークで着替えて生ビール飲んで、その後は「はっぴ」に行って蕎麦。

    いや〜最高な休日になるぞ。

    しばらく気分は盛り上がった。

    しかし、

    前の晩、色々なサイトで研究したところ・・・、

    sinさんのように5時間で走破される超人は別として・・・、

    途中で断念された記事あり。
    9時間30分も掛かった記事あり。
    日が長い季節で暑くない季節をと書いてある記事あり。

    ・・・これらを読んで怖じ気づいた。
    しかもその日は朝、カミさんを駅に送り届けなくてはならない。

    盛り上がった気分はすっかり盛り下がり、「まあ行けるところまで行って、途中でエスケープすればいいや」と中途半端なものに成り下がってしまった。

    当日の朝、中途半端な気分は盛り上がらず、カミさんを送り届けてからダラダラと朝食と準備。出発した時間は9時を回ってしまった。

    大町駅でトイレ。のんびりしていたら9時42分の可部線に乗り遅れてしまい、次は10時02分。

    ああ、もうダメだな。と待ち時間を利用してデイリーヤマザキでビール2本を買って可部線に乗って下祇園駅から10:15頃にスタート。

    BlogPaint
    10:35、憩いの森の入口。武田山への詳細ルートは、昨年登った記事を参考にして欲しい。
    これまでは散策路と呼ばれる青線のルートを登っていた。
    今日は大手道という赤線のルートを行くことにした。青線のルートは緩やかだが、黄色線のところが結構急なので、どの道急坂は避けられないわけだし。
    それに大手道の方が距離は短いし、こちらを紹介している本もある。

    001こっちの道をまっすぐ進んで行く。

    003確かに急だし、一部ロープを使って登るところもある。

    004が、この選択は正解だった。
    10:57、あっという間に馬返しのちょっと先まで出ることができた。
    馬返しはちょっと広場になっているが、特に展望も望めないことから先を急ぐことにした。

    005
    11:19、以前あれだけヒーヒー言いながら登った武田山だが、縦走するつもりで登ったらスンナリ登ることができた。
    残念乍ら、ガスっていたので展望はあまり望めなかった。

    006
    今日はいい天気。完全に服装を失敗した。モンベルのジオラインの厚手のインナー+薄手のフリース+パタゴニアのメタボリックジャケットだったが、途中で暑くなりフリースを脱いだ。汗を吸ったフリースは重い。しかもインナー+パタゴニアでも暑い。風もないしインナー1枚になった。

    P1000645そんなわけで(笑)、
    天気もいいことだし、ここで1本。
    プシュ!
    ここでのビールが一番美味しかった。


    P100064711:46、休憩後、火山へ。
    火山はその山容といい、武田山より高い標高といい、隠れた名山とされている。市内方面から見た場合、明らかに武田山よりも目立っているので、こっちが武田山だと思う人も少なくないだろう。
    しかし人気が無いせいか、この周辺の道標には「火山」と明記されていないので、とりあえず弓場跡を目指す。
    弓場跡は11:48、水越峠は12:00頃通過。


    P100065212:20、途中、こんな看板が。
    おお、585mならたいしたことないな。と思って登り始めた。


    しかし、なかなかどうして火山はハードだった。


    PICT0014_6
    前方に見える目指すべき火山の山頂と、後方に見える先ほど登った武田山の山頂が見えたり隠れたりのアップダウン。火山は武田山より高いから、武田山の上までは行かなくてはならないのに、ナカナカ上に行けないジレンマと、このピークが山頂か?と思って登りきったらまた下り。



    せっかくここまで登ったのにぃ



    勿体ない。


    息も上がってくる。


    そんな時は、心の中で、目指すべき山の名前を連呼しよう。



    火山!



    火山!



    間に太鼓の音なんて入れちゃって。



    そう。



    火山!



    ドン!ドン!ドン!



    火山!



    ドン!ドン!ドン!



    ひやま!



    ドン!ドン!ドン!



    檜山!

    763fd0d4.jpg
    ドン!ドン!ドン!

    失礼いたしやした。

    P100065912:41、ようやく火山の山頂へ到着。

    おつかれさまでした。

    P1000656たまらずここで2本目。

    しかし、天候が悪くなってきた。先ほどの暑さとはうってかわって寒いくらい。今日の服装の選択は間違っていなかったことを再認識した。更に中綿のインナージャケットが保険としてもっているので安心。
    ビールだけでは体が冷えてしまうので、急いでお湯を湧かした。

    P1000657P1000658
    昼飯のカップヌードル。カップヌードルを持って行く為には結構装備が大きくなる。やはり棒ラーメンの方が便利かな。

    007
    武田山に勝るとも劣らないと言われる火山からの眺望。
    二ヶ城山や松笠山、牛田山を見下ろすのは気持ちが良い。遠くにぼんやり見えるのは呉娑々宇山。

    008
    沼田方面も見える。
    確かに晴れていたら市内一望だろうな。

    009
    この先向かうべく山々が見える。広島南アルプスの中では、ここ火山が最高峰ということになる。なのでこの先は平均的に言ったら「下り」なのだけれど、まだまだ激しいアップダウンがありそうだな。
    ちなみに隣の武田山は三等三角点、丸山は二等三角点なのに対し、この火山は四等三角点だ。そのあたりどうやって決めたのか解らないが、そのあたりも不遇な山なのかと思うことがある。

    PICT0021_31
    建設中のイオン。だいぶ出来ているな。この中に新たにモンベルショップができる。やはり武田山Tシャツか広島南アルプスTシャツを作って欲しいな。

    P100066113:37に出発。休憩後の準備運動はしっかりしよう。

    010
    13:48、少しおりた所の展望岩から。
    市内一望なんだけれど、足下の住宅造成地が何とも。
    どうせならとっとと造成して欲しい。できあがってしまえばそれが風景となるかもしれないが、造成中というのは一番みすぼらしく見える。
    大人の事情を考慮せずに勝手なことを書いているが、この住宅造成地を見ていると、そのうちこの広島南アルプスも削られて沼田方面と一帯になってしまうのではないかという危機感さえ感じる。一方で旧市街地で空洞化しているところもある。
    何とも言えないな。

    011
    この先の縦走路。まだまだアップダウンがありそうだ。

    012
    更に右を見ると、沼田方面も見える。広島市内からは驚くほど距離は短い。昔、道路も整備されていない時代なら、古市橋までバスに乗るより山越した方が早いと山越えする人もいたのではないか。この広島南アルプス、横断する道があり峠が何本もある。
    そのうち己斐峠は車が通れる道になっているが。

    P1000667その後もアップダウンを繰り返し、途中、「大原→」という看板を通り過ぎ、更にアップダウンを重ね、権現峠には14:18。
    今日はここからおりることにした。

    P1000668右に小さな神社がある。この神社の前をおりて行く。ここから先はなだらかな下り坂。足下は整備されていないが、舗装すれば何とか自動車も登れそうな坂道だ。
    そうならないことを祈る。

    013
    14:32、いきなり工事用の道路に出る。
    この先も住宅造成しているのか。
    とりあえずこの道をおりることにした。
    道中も山が削られ、その下も朽ち果てた棚田や柿の木など、あまり景観がいい道では無かった。

    01414:45。山陽道をオーバークロスする。

    015ちょうど広島ジャンクションのところだ。

    01614:50、県道に出るので右折する。
    ここで本はアストラムラインの大原駅を目指すように書いてあるが、私めはひたすら直進する。
    するとT字路でアストラム下の道の旧道にぶつかるので右折して・・・、

    017この看板を目指す。
    15:25、ウルトラ銭湯ゆらっくすに到着。ポツポツと雨が落ちて来た。いやいやラッキーだ。
    色々入浴コースがあって解らなかったが、聞いたら丁寧に説明してくれた。今日は岩盤浴もサウナも露天風呂も要らないと思ったので、一番安いコース400円にした。
    それでもジャグジーもあったしいいお湯だった。

    下り坂→県道歩きで冷えた体を暖めた。

    16:00頃、外に出ると雨は止んでいた。
    アストラムラインの長楽寺駅へ。

    考えた。

    昨日の盛り上がった気持ちを思い出した。

    やはり「はっぴ」に行きたいのだと。

    でも、一度家に戻ってからでは遅くなってしまう。
    「はっぴ」は夜7時には閉まってしまうのだ。

    ひらめいた。

    大町で可部線に乗り換えたら速いじゃないか。

    大きなザックを持っったまま、
    アストラムラインー可部線ー山陽本線を乗り継いで「はっぴ」へ。
    夕方5時の開店直後に到着。

    P1000674いや〜、お疲れさまでした。
    あっという間にビールが体の中に消えて行く。

    P1000675これ以上ビール投入は危険と感じ、日本酒へ移行。
    まずはコレ。
    上杉謙信の文字を見つけ、武田信玄といえば上杉謙信だろうと、日本史の知識が全く無いのに納得しながら淡麗辛口の酒を1合。
    P1000676

    P1000677次からはいつもの神亀。

    P1000678鴨汁も頂いて、

    P1000682最後の蕎麦は写真がボケてしまいました。

    今日は店主が蕎麦を打っている姿が見える席に案内して頂いたので、職人技を見せてもらうことができた。
    いやいや、やっぱりスゴい。趣味で蕎麦を打つ人も多いし、いつかはやってみたいのだけれど、こりゃ美味しく打つには大変だぞという印象を持ったのであった。

    その後、電車を乗り継いで帰った。平日の夕方だったけど、可部線は4両編成が来たので、ゆっくり座って帰る事ができた。それがアダとなり途中乗り過ごしたものの、無事に家に帰り着いたのであった。

    次回は、ちゃんと計画的に準備して、朝も早く出て、武田山ー火山と楽に通り過ぎて、広島南アルプス縦走といきたい。


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