東京に戻って来て3度目の高尾山。
11月6日秋晴れの土曜日、今日は一人で奥まで縦走することにした。
1度目の時は、途中の城山でビールを飲んでしまい、
しかも道を間違えて相模湖の方に行ってしまったが、
今日はそんなことが無いように頑張りたい。
ということで体力温存と時間を稼ぐためにケーブルカー使用。
8時ちょうどのケーブルカーに飛び乗ることが出来た。
テッちゃんポジション。
ケーブルカー脇のもみじはまだ紅葉していなかった。
名調子の運転手さん。
最後の急勾配は日本一だそうだ。
そうだったのか。
知らなかった。
ネットで調べたら鉄道事業法準拠の中で最急勾配だそうだ。
それに準拠しない路線で、更に急勾配のものあるらしい。
ともかく、あっという間に標高271mを稼いだ。
108段の階段。
あっという間に山頂へ。8時30分。いいペースだ。
山頂の紅葉。
おお、富士山も見えるぞ。
まだ人もまばら。
コチラで朝食を食べた。
行きの電車のスケジュールがタイトで食べることが出来なかったのだ。
高尾山口駅で買ったあんぱんを頬張る。
いやあ、いい感じですな。
15分くらい休憩して先を急ぐ。
紅葉谷。
ココからの富士山もキレイだ。
山頂よりも人が少ないし、山頂から10分くらい歩いた所にあるから、お勧めスポットではないか。
茶屋もあるし。
9時半前には一丁平へ。
ココからも富士山がキレイなんですわ。
休憩は少しにして先を急ぐ。
9:40には城山に到着。
おお、茶屋が営業しているぞ。
この誘惑に打ち勝たなければ先は無いぞ。
おでんの幟の誘惑。
紅葉の下で飲むビールの誘惑。
富士山を見ながら飲むビールの誘惑・・・・。
ああ〜・・・・。
うぉ〜・・・・。
何とか打ち勝った〜。
果糖とビタミンCを補給。
キレイですな。みんな写真を撮っている。
少し寄ってみた。
反対側は都内の眺望。
ココは各方面にアクセスする道が集中しているのだ。
今日は間違えないようにしないとね。
小仏峠・景信山方面へ向かう。
茶屋の上の紅葉がキレイでね。
見上げてカメラを向けると、
こうやって、
同じような写真を、
何枚も撮ってしまうのです。
10時前には出発。
小仏峠方面は一転して杉の人工林を下って行く。
15分くらい歩いただろうか。
なんか寂れた場所が見えて来た。
なんと、これがあの小仏峠なのか。
昔、甲州街道の難所として知られ、
今は中央本線と中央自動車道が下を通る、
あの有名な小仏峠なのか。
ちょっとショックだった。
この先は甲州へ続いている。
こんな石碑もあるけれど寂れ感は否めない。
奥にも少し空間がある。
一応、こちらに記念碑的なものがあって、
狸と一緒に記念撮影をする人が後を絶たなかった。
やはり小仏峠は有名なのだ。
平面図はこんな感じ。
割と広い空間がある。
コチラはお江戸方面だ。
東京方面が少し見えた。
この景色に昔の旅人は心踊らせたのだろうか。
ここから景信山方面は急登だ。
急登はユックリ登るに限る。ココで飛ばすと後が大変そうだ。
途中、景色が開けるところがある。
おお、中央道下りは渋滞しているじゃないか。
高い所から渋滞見物。悪い気持ちはしない(笑)。
そう、この斜面は伐採が進んでいるから景色がいいのだ。
この先も急な斜面が続いて行く。
ズンズン歩いて行くと・・・。
茶屋が現れる。
10:40頃だ。
ん? 着いたのか??
そうか、着いたのか。
三角点はどこだろうか。
そういや景色が良いと聞いていたのに。
更に裏に進むと。
バーン!
こりゃ凄いや。
三角点。
看板は汚れていたが、ココも結構広い敷地があった。
いやあ。
いい景色だ。
こりゃ。
たまらんです。
もうすぐ11時だしお昼にすることに。
雑誌にも紹介されたらしい「なめこうどん」を頂くことに。
いやあ、いいですな。
冷凍うどんはウマいっす。
この絶景をバックに頂きます。
暖まったよ。
食べ終えて裏に回ると富士山が見えた。
幻想的でキレイな富士山。
この後、富士山は雲に隠れてしまったので、
今日はこれが最後の富士山となってしまった。
広い空間に多くの椅子がある。
こんなに人が訪れることがあるのだろうか。
先程の城山が見える。
11:20。さてと、行きますか。
〜つづく〜